12の太陽星座【8・蠍座】
蠍座(さそり座)は、‘神秘的な研究者’!
蠍座(さそり座)
Scorpion
10月24日~11月21日日頃
‘i desire’(あなたという対人関係を通して世界と繋がる)
支配星/ルーラー:火星、冥王星(徹底的に突き詰めるエネルギーの星、
0か100かの究極の星)
キーワード:秘密を明らかにする、治療する
対応するハウス:8ハウス
対応する体の部位:生殖器・直腸・膀胱
2区分:女性宮
3区分:固定宮
4区分:水
蠍座を一言で表すと、「神秘的な研究者」!
真理・真相を知ることへの欲求が強く、粘り強く、物事をどこまでも深く追求していきます。感受性が高く、影響を受け過ぎないようガードが固い。ご自分からは心の内側をさらけ出さないので、ミステリアスな人物と見られることが多いでしょう。
水の星座グループ(蟹座、魚座)の中で、蠍座の水は「神秘的な雰囲気をたたえた地底湖」のイメージです。液体として、定まった形を持たない水。その水が見えない地底にある様子は神秘的で、蠍座の印象そのままです。受け入れたものや人への思い入れが深く、手放すことを嫌う性質があります。大切なものや人との関係を築くためには自分を変えることも厭いません。ルーラーの冥王星同様、「生と死」を象徴するように、常に「新生する自分を再生したい」と願っています。
ギリシャ神話での蠍座には、狩人・オリオンとの物語があります。狩に関しては凄腕だったオリオンですが、「俺に仕留められない獣はいない!」と自信満々に豪語。その様子を女神たちは「傲慢な奴」と憎々しく思っていました。ある日、神の怒りをかったオリオンに、猛毒を持つサソリが遣わされます。サソリはオリオンを待ち伏せし、こっそり彼に忍び寄ると踵(かかと)に毒の尾を突き刺し、死に至らしめました。このサソリの忍耐力、集中力を蠍座の粘り強さ、探究力にあて、また一刺しで命を奪った能力は蠍座の「本質を見抜く力」に通じる、といわれています。
蠍座の特徴のひとつは、多くの人とつながりを持ち「変容していく」こと。他者を通して自分が、その反対に自分を通して他者が「変わっていくこと」「自分色に染めること」を望んでいます。この思いは蠍座にとっての自然な欲求です。他者、物事を深く追求し理解していく中で相手の要素を深く取り込み一体化していきます。もし蠍座の人が、ご自分を根底から変容させるような出会いや驚きに遭遇したらも。それこそが大きな喜びに繋がります。誰かを支配したいと思う時は、蠍座の性質が過剰になっているかもしれません。
職業:研究者、物理学者、ジャーナリスト、刑事、探偵、医師・看護師、カウンセラー、薬剤師、科学者、音楽家など
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