12の太陽星座【3・双子座】
双子座(ふたご座)は、‘学び、伝える人’
双子座(ふたご座)
Gemini
5月21日~6月21日頃
‘i think’(私という個人を通して世界と繋がる)
支配星/ルーラー:水星(知性、コミュニケーションを司る星)
キーワード:伝達・運搬
対応するハウス:3ハウス
対応する体の部位:腕・肩・手・肺・神経系
2区分:男性宮
3区分:活動宮
4区分:風
双子座を一言で表すと、「学び、伝える人」!
12星座中、最も物事を柔軟に取り入れて伝える働きを持つ星座です。好奇心に溢れ探究心旺盛。「他者に学び、知り、理解し、また別の他者に伝える」という性質を持ちます。このことから「多才で情報通な星」といわれます。
風の星座グループ(天秤座、水瓶座)の中では、まるでビル風のように、都会の喧騒の中でもスルスルと、自在に変化して吹き抜ける風にたとえられる星座。その風のように、地域や学校・職場などで流行すること、ブームなどをいち早くキャッチし伝え広める役割を担います。
ギリシャ神話での双子座には、いくつかのエピソードがあります。1つめは、神々の王・ゼウス神と、スパルタの王妃・レダの間にできた双子の兄弟というエピソード。父であるゼウス神の血を継いで不死身だった双子くんは仲良しで、武術に優れていました。ところがある戦いの最中に、お兄さんは矢を受け命を落としてしまいます。兄の死を嘆いた弟くんは、父に不死を解くよう懇願します。そして天に登った二人が双子座となりました。
別のエピソードでは兄弟に起きたことが逆に描かれたり、双子くんの父が異なる存在(神と人)として描かれたりしています。
別エピソードでは、ゼウス神により不死になった弟の死を兄が分かち合い、天界と冥界とを行き来しする、というものもあります。まるで、双子座の二面性を表しているような神話エピソードですね。
このエピソードに象徴されるように、双子座には、ノリがいいが本音が読めない、明るく人付き合いが良いが神経質な面を持つ、といった二面性があると言われています。
双子座さんの「知りたい!聞きたい!」という欲求と、それをご自分なりに咀嚼し「理解」して、他者や社会に「伝える」こと。この一連の流れにオリジナリティが生まれ、ご自分の個性を社会に表現します。他者と自己との違いが好奇心を生み、他者の言葉や感覚を理解する力へと作用します。こうした相互理解のパワーが、双子座さんの世界を広げて行くのです。
職業:起業家、外科医、消防士、警察官、格闘家、冒険家、賭博師など
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