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12の太陽星座【2・牡牛座】

牡牛座(おうし座)は、‘経験する人’


牡牛座(おうし座)
 Taurus
 
 4月20日~5月20日頃
 ‘i have’(私という個人を通して世界と繋がる)
 支配星/ルーラー:金星(人生の喜び、恋愛について表す星)
 キーワード:土・物質
 対応するハウス:2ハウス
 対応する体の部位:首・喉・声
 2区分:女性宮
 3区分:固定宮
 4区分:地
 
12星座の2番目である牡牛座には、勢いよく飛び出たエネルギー(牡羊座)を安定させるため、実際に五感を用いて経験に落としこむ働きを持つ、現実化の星座です。

牡牛座を一言で表すと、「山」!
容易に揺らぐことなくどっしりと構える山のような「どっしりとした不動のパワー」、「確実性」や「長期展望」といった性質を持つ表す星座です。

そこには木々が茂り、果物が実り、のようなを自然の恵みあふれる固定された土。変化をあまり好まず、じっくり緩やかに進むことを好む。じっくり進み、急に止まることもできません。

地(土)の星座グループ(乙女座、山羊座)の中でも、豊かな土壌を育む大きな山のイメージを持つ牡牛座。山は、鉱石など太古の資源を地層として内包します。地表には、実をつける木々や色彩豊かな草花が茂り、木々の間にはきのこや苔などの菌類が繁茂します。人生の喜び(恋愛を含む)や、金銭・物質的な豊かさを表す星座です。

牡牛座は、ギリシャ神話では ‘白く美しい牛’として登場し、2つのエピソードを持ちます。1つめは、嫉妬深い妻・ヘラに内緒で、美しい姫・エウローペを口説き落とすため牛(白牛)に姿を変えたゼウス神(神々の王)としてのエピソード。2つめは、才美あふるるが故に困難の多い人生を送った美しい妖精・イオのエピソード。美しいイオに夢中になったゼウス神は、あろうことかイオをさらってしまいます。…ゼウス、あんた獣(ケモノ)か。それを妻・ヘラに見つかりそうになり、大慌てでイオを牛の姿に変えてしまいます。

どちらも、浮気性のゼウス神と嫉妬深い妻・ヘラの夫婦(メオト)が、美しい娘を翻弄する物語ではないですか…。神話って、神話って!

山のような安定感で、生まれつき優れた資質を持つ牡牛座さんは、1つ前の星座・牡羊座さんの純粋無垢なエネルギーを受け止める器とも表現されます。マイペースで、外界の情報に惑わされず、影響を受けにくい‘安定の星’です。ご自分の経験に則って社会と関わり、経験則から得た現実的な価値観で動き、表現します。おっとりした‘鈍感力’が武器ともいえる、確実で持久力を持つ星座です。

職業:農業家、牧場経営者、造園業、建築家、金融業、証券アナリスト、芸術家、彫刻家など
 

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