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#081|優先
どうも、コッチーです。
清々しい朝、小鳥たちのさえずりで目が覚めます。うるさい黙れ。もう少し寝させてください。
今日も清く綴ります。
歩行者は右側通行、車両は左側通行。群馬県民は上毛かるたの次に優先して覚える義務がある。
法律で決まっている以上、ルールである事に違いない。ルールだから、レッドカード(逮捕)、イエローカード(罰金)がある。
法律上「歩行」は最も妨げてはいけない移動手段だ。車両に比べ移動速度が遅く、パワーもない。優先順位が自動車と同じだったとしたら普通に危険だ。そんなこと考えなくても分かる。
しかし、この優先順位をなぜか「偉い」と勘違いしている歩行者が残念ながら多い。
左右確認もしないで急に道路を渡り出したり、歩行者信号を無視しつつスマホを見ながらトボトボ歩いていたり。挙げ句の果てには救急車の走行を妨害するような輩も巷では溢れている。
想像力が乏しいのか何なのかは判らないが、何れにしろ私には理解しかねる。
道路交通において、譲り合いは必須である。
ただし「譲り合え」だけで片付けてしまうと個々の善意だけに頼ることになり、それはそれで危険だ。
そこで、その「譲り合い」を明確化し「安全で円滑な道路交通」として定めたものが道路交通法だと私は捉えている。
以前、横断歩道を譲ってもらった小学生に【半強制的に】お辞儀をさせるというルールっぽいものを導入した地域が話題になった。
当然、お辞儀をされる側は嫌な気はしない。する側もルールだからやっているので、取り分け問題もない。それで安全に繋がるのなら良いじゃないかとは思う。
ただし、それが本質的な解決になっているとは思えない。
本来、歩行者優先なのだからお辞儀なんて不要である。それは、横断歩道を歩行者に譲るのがルールだから。
僕が問題視しているのは、お辞儀がないと怒り出すドライバーの幼稚さだ。そんな器の小さい大人のために、本意でもなくお辞儀をさせられる小学生。それが賞賛されることの異常性に気づいた方がいい。
感情で運転するドライバーなど野放しにしたくはない。
話を戻すが、自分本位な歩行者も大概にしていただきたい。車両が急に止まれないことくらい想像つくはずだ。
子どもを始めとする、道の危なさが判らない方々にまでそれを求めるつもりは全くない。しかし自分が大人だと思うのであれば、道は譲り合って使うものという認識を持ってほしい。
歩行者も車両も偉くない。
車は急に止まれない。
僕の車は重いせいでブレーキの効きが良くない。
以上、コッチーでした。