【人生雑談:障害ある息子に何残すか】
障害のある1人息子に何を残してやるべきか悩んでいます。お金を残すことや、子どもを託す施設に私の願いを伝えるべきだということはわかっています。それらとはまた別に、息子自身が私の死を乗り越えられるような何かを残したいと思うのです。手紙や写真、交換日記もいいな、などと考えていますが、先生のご意見やアドバイスを伺いたいです。(51歳・女性)
高橋さんの答で意が尽くされていますので、まぁ無駄事を付け加えれば.....
「人生は重き荷を背負いて遠き道を行くがごとし」とは、山岡鉄舟あたりが徳川家康に仮託して作った名言ですが、相談者さんのご苦労を表していると思います。
相談者さんはさらにその先のお亡くなりになられた後の息子さんのお気持ちまでを心配なさっていますが、全く不要です。息子さんは相談者さんの背中を見て育ち、生きてこられました。これまでの日々の光景のいくつかは、息子さんの記憶の中にしっかりと根付いていると思います。
記憶の中で息子さんは相談者さんの姿を見、声を聞き、匂を感じていると思います。そうです、相談者さんは息子さんの心の中に生きているといっても過言ではないでしょう。息子さんにとって、お母さんは生き続けています、たとえ現実の世界で死んだ後でも.....
そして息子さんを信じてください、息子さんは心の中のお母さんと一緒に元気に生きていくことを、だってあなたの育てた息子さんなんですから
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