迷キンキャンペーン１話の感想

　始まりましたね～迷宮キングダムのキャンペーン。
　そういえば、キャンペーンタイトルななんなんだろう？　ノアの方舟？

　初回シナリオは、カンファーウッドの森の国が洪水で滅んでから７日後の世界、漂流してひもじいおもいをして、ようやく上陸した島で起こった事件。
　罪を犯して処刑された父を持つ子供マーヴィと、処刑を行ったサーラルとのいざこざから事件が開始。さすがケイＧＭ、重たい話をもってくるｗ

　さらに宮廷メンバーには、「この船は私のものだ！」とか言っちゃう船長"欲に欲がつく"ニムロッドを中心にギスギスがひろがってる（初期感情値）。唯一プラスの感情を持つうちの子"どこ吹く風の"ベルも、自分の身内である孤児のマーヴィが起こした事件に、どこ吹く風とはいかずにイライラしてるもんだからなおさらですよ。

　でも、探索始まったら休憩表で見れた、
　ニムロッドの「もう、ボロいからいらねぇ」っと投げた衣装が寝ていたパハロにかかり、
　「なんだ、あいつイライラしてて誤解されやすいけど、変わらない俺の友達ニムロッドじゃないか」と、友情反転。
　ニムロッドは、あいかわらず侮蔑をパハロには持ってるけど、休憩中の狩のたびに協調行動で手伝ってくるパハロに、口では嫌がってるもののダイス目では、って流れがｗ
　あぁ、人って好意をガンガン与えてくる相手に、敵意を向け続けるのって難しいよねぇ。もう、デレ隠しのツンにしか見えんってなってました。

　宴、ゲテモノ、ケモノ好きの"酒池肉林の"ウイロウは、衣装を借りてはモンスターを勧誘してはモノにするつわものｗ　魅力１だよね？　武勇キャラだよね？
　設定通りの森番っぷりはお見事でした。戦闘面でも武勲きかせての排除も早かった。

　素材管理、財産管理をまかせちゃってる"両手に花の"ジレット。押売り＆政策がボス戦で効きましたねぇ。うちの子が取りこぼしちゃってる捜索とかも手伝っていただけ感謝しかない。政策でキープしてる民の声をファンブルでつぶしちゃってごめんなさい＾＾；；

　最後はＧＭ。
　ハード目の導入からタヌキ開発的なＮＰＣの登場で緩めといての、割れた要石の奥で待ち受ける凄惨なフィールドと人柱。たおれてる仲間の姿、その横でパニクってる赤頭巾。実に迷宮キングダムな展開でした。

　あと、戦闘のバランスが良い！　スタンダード戦闘での足止めキャラクターと霧わらわ、後衛からは射撃とか、
　クライマックスでは、眠りの雲をばらまいたりと状態異常や、灯り星つぶしと触トラップ、策士＆邪魔とか結構なプレッシャーを感じる戦闘にドキドキですよ。

　後半は時間的に巻の展開になっちゃったけど、丁寧なＮＰＣ（子供２５人もいるのにｗ）のロールも良かったし、キャンペーン通しての独自のＮＰＣカオスフレームも楽しそうで今後も期待です。

　次回が楽しみでしょうがない！！