世界一周に持って行く服
この記事の動画 ↓
こんにちは!クルーズ船チャンネル Sallyです
今回は100日間の長期クルーズに持って行く服について。
初めて乗船された方に一番多いのが、
服を持ってき過ぎた
もっと必要な服があったのに
そんな声です。
世界を周遊し、4つの季節を経験するピースボートクルーズ。初めて乗船される皆さんは一体何から手を付ければいいのか本当に悩みますよね。
そこで今回は、オールシーズンの服をどう選ぶかを実際に見ていただき、
参考にしてもらえればと思います。最後までご覧ください。
1 春・夏・秋・冬 何が一番必要か
私の過去の動画をご覧になった皆さんはその答えはすぐわかりますね。
答えは「春・秋」物の服です。
これは春出発、夏出発、冬出発どのクルーズに乗られてもほぼ同じです。
理由はたった一つ。船内で過ごす服装がこれだからです。これは
約100日−寄港日 約20日を引いた80日あまりに相当
船内が春・秋の空調になっているからです。
具体的な温度は、暑い寄港地周辺では寒く感じるほどクーラーが効いていて、寒い寄港地周辺ではヒーターが温かく設定されています。
ヒーターは快適なのですが、クーラーが問題です。
とりあえず船内は、春秋の服で過ごすのだと覚えておいてください。
寄港地だけを見て、暑い地域が多いからと半袖の服ばかり持っていくと、「あまり着なかった〜」ということになってしまいます。
私も経験しました。ノースリーブや薄い生地の服はほとんど出番がなく、持って行っても着ないで持って帰って来ました。
逆に、春秋物の服はあまり持っていかなかったので、洗濯頻度も上がり服がヨレヨレになってしまいました。
服の枚数は、
冬物[1]に対して、 夏物[2]、 春秋物は[4]、
ぐらいかな?と思います。冬服が少ないのは春秋物を重ね着することと、汗をかかないので下着や下に着る服を洗い替えするので多くなくても大丈夫だからです。夏服は寄港地の日数にもよりますが、洗えばすぐ乾くので春秋物の半分ぐらいでいいかと思います。この中には、フォーマルな服や、スポーツで使うTシャツやズボンは含まれていません。
2 現地調達できるか
足りなくなったら現地調達!
いつもの海外旅行なら私は結構これで問題解決してきましたが、
世界一周クルーズではうまくいきませんでした。
春出発はヨーロッパに向けて夏に近づくので、店に行っても夏物ばかり。
まだ寒いのに水着がわんさか並んでいたりします。ヨーロッパの人はやはり夏を待ちわびているんだなぁと感じる瞬間でした。
夏出発のヨーロッパや北欧も同様だと思います。
冬出発の場合、赤道を超えて南半球の夏に突入してしまうので、こちらも同様に春秋物は入手困難となります。南アフリカで手に入ればいいですが、それを過ぎると南米最南端でやっと暖かい服が手に入ります。が、旅も半分を過ぎていて手遅れ感が拭えませんね。
ただし、アルゼンチンやペルーの高地へ行くと民族的な色・柄の素敵な服がたくさんあるのでお土産を兼ねて買われるのはオススメです。
また、パナマ運河を通過するクルーズは、パナマで刺繍のたくさん入った半袖ですが可愛いシャツがたくさん売っていて女性の目を楽しませてくれます。114回でもパナマを過ぎると刺繍の入った服を来た女性たちの華やかな雰囲気が船内に広がっていました。
売店はというと、トレーナーやジャケットは結構売っていましたが、
ちょうどいい春秋物の服ってあまりなく、2024年夏クルーズ中の売店の様子を見ても状況はあまり変わらないようですね。
ピースボート関係者の皆さんがこの動画を見ていましたらぜひ、春秋物の長袖のシャツをもっと仕入れておいてくださいね〜!と言いたいです。
3 寄港地ではどんな服装か 夏編
このチャンネルを見てくださっている視聴者さんは、私か私より年上の人が多いので、中高年を対象にお話しますね。
私の考えですが、恐らく皆さんも同意してくださるのではないかと。それは「寄港地には、やっぱりちょっといい服を着 ていきたいな」
です。写真も撮りますし、お友達なんかと一緒にまぁ言ったらお出かけするわけですから。
そして寄港地にもよりますが、暑い地域でもあまり露出の多い服は避けたほうがいいし、動きやすいということもポイントですね。
汗をかくかもしれないので、その点も気にならない服がいいですね。
私は結局、ブラトップが付いた袖が長めのTシャツで出かけることが多かったです。黒と白2枚持っていましたので、どちらか。黒白は写真を撮った時も景色のじゃまになりません。1枚だけなのでじゃぶじゃぶ洗濯も楽です。日本のように湿気が多く高温な寄港地だけもっと薄手のものを着るとして、とりあえずこの1枚があれば万能だと思います。気温が少し下がるとこの上にもう一枚羽織るといいです。
4 寄港地ではどんな服装か 冬編
私はダウンなどの大きなゴワゴワする上着は持っていきませんでしたし、
結果的にも必要なかったです。
一番上に着るのは風を通さないウィンドブレーカー、これは絶対に必要です。そしてその中に色々着込みます。薄手のダウンのベストや長袖のものでもいいですね。中に着込むだけで暖かいですし、薄手なので必要なければ脱いで付属の袋に畳んで入れれば荷物もコンパクトになります。
私の場合は厚着しすぎて汗をかくのは気持ち悪いので、上着の下に重ね着して調整します。寄港地によって調整できるので、寒ければ2枚3枚と重ね着し、寒くなければ1枚ずつ脱いでいく。
これは例えば南米マチュピチュなど高低差の大きいところを何日間か旅行する時など、暑い低地から寒い高地へ。そんな時も冬服だと荷物になりますが、重ね着だとそれほど服はたくさん必要ありません。
私は10年前7泊8日で自由旅行しましたが、メンバー全員普通のリュック1つ、バックパックではなく日帰りの山登りぐらいのリュックです。これなら観光地もリュックを背負ったまま自由自在に動けます。荷物が多いと何処かに預けたり、それが紛失する心配や、預けたところに取りに行ったりしなければなりませんが、メンバー全員いつでもどこでもリュック一つでしたので、本当に移動も観光も楽でした。
5 盲点
2024年夏クルーズから帰国した視聴者さんのお話を色々聞かせていただきました。その中で出てきたのが、部屋によって温度が違うということでした。
ある人は部屋の温度が22度。寒くて寒くて南アフリカで起毛素材の服を急いで調達したとのこと。しかし他の部屋はだいたい26度ぐらいで寒いということはなかったとのこと。どの部屋に当たるかは運次第。寒い部屋にあたってしまうとちょっと大変ですね。
クルーズ船の空調は一括管理なので、部屋によって温度を変えることは難しく、バルコニー付きの部屋の場合窓の開け閉めで調節できますが、部屋にある空調の調整ダイヤルも効いているのか疑わしかったですね。
寒がりな人がこういう部屋に当たってしまうと体調を崩してしまうので、
早めにレセプションに頼んで部屋が空いていたら変えてもらうよう頼んでみてください。
6 どうやって服を揃えるか
お部屋にスペースがあるなら、段ボールか何か1つ用意してそこに普段は使わないものでクルーズに持っていくものはその中にとりあえず入れていきましょう。クルーズまでに着ない季節の服はここに入れることもできますね。
もっとおしゃれを楽しみたい人は、これの倍数で揃えたらいいと思います。冬2,夏4,春秋8ですね。
手洗いする予定の人は、手で絞ることを想定してそれに耐えられる素材か、
逆に船内で着るのはクルーズが終わったら捨てていってもいい服にするのも一つの手です。そうすると少しですが帰国の時荷物が減ります。
また、リピーターさんの中にはご自身が着るにはちょっと若々しい服を
子どもさんお孫さんが着ないものをもらってきてなのか、
それらの服を帰国の時にクルーにプレゼントしているという人もいました。
ということで、実際に私が114回に持っていった服を再現してみたいと思います。ここからは動画ご覧ください。[12:45ごろ]
読んでくださってありがとうございます。
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