夫の病状について。
こんにちは。こっちのママです。
スキ!♡ やフォローありがとうございます。
一人ではないのだと思える気がして、とても嬉しいです。
夫の病気(がん)がわかるまで。
今回は初投稿の記事にて少しだけ触れました、
夫のがんが発覚した経緯について記していきます。
ずーっとどこか調子が悪かった夫。
前立腺炎で入院したりもしました。
昨年、娘が生まれて半年たった位から少しずつ異変が現れました。
一番の気がかりは睾丸の腫れと痛み。それから女性化乳房。
娘を抱っこするときすら気を遣うくらい痛がっていました。
夫はかなり細かく気が付くタイプで、割とすぐに病院に行きます。
近場の泌尿器科に半年以上かかっていましたが、抗生剤の点滴のみで
特に検査や病気の診断等はされず。
女性化乳房については乳腺外科へ行きましたが特に異常はなく。
何度も、大きい病院で検査してもらったほうがいいのではと助言しましたが
夫はかかりつけの医師の診断を疑っていませんでした。
思い返してみれば、もっと強く言っていれば良かったと思いますが
私も慣れない育児に追われており、心に余裕がなかったのも事実でした。
2025年4月
とうとう足の付け根・膝上にも痛みを感じ、再度かかりつけの泌尿器科へ。
今度こそはと検査を依頼。
結果、大学病院へ紹介状を書いてもらうことになりました。
私は仕事に復帰したばかり、娘もいるため同行はできず。
義母と夫で大学病院へ。詳しく検査したところ精巣腫瘍と診断。
その日のうちに緊急手術となりました。
開腹手術で精巣を摘出し、1時間くらいで終了。
医師から私に直接連絡が入り病状の説明がありました。
・精巣がんである。
・患部の切除は完了。
・悪性かどうかは切除した患部を病理検査にかけて詳細が判明する。
・医師の見立てでは90%以上の確率で悪性。
・リンパ節への転移も確認した。
・抗がん剤治療で入院が必要。
・入院は少なくとも3ヶ月は必要。
正直、神などいないと思いました。
私たち家族が一体何をしたって言うのでしょうか?
大学病院からの電話を切った後、一瞬放心状態になりました。
一通り連絡し終わった後、娘と二人きりで食事。
娘は家族そろって「いただきます」をしないと食べてくれないのですが、
この日も周りを見渡してパパを探しており、しばらく食べてくれません。
その姿を見ていると急に涙が溢れて止まらなくなり、
その日だけは娘を抱きしめて大声で泣きました。
あとはもうバッチバチに覚悟を決めました。
過去は振りかえっても変えられない。
なら、日々をこなして未来に進むしかありません。
そう決意した瞬間から涙は出なくなりました。