高知巡礼⑯ 好きを極めし者
今は高知市に住んでいるが、最初に住んだのは山奥にある四万十町だった。
なので、四万十町の紹介を少しずつしていこうと思う。
今回は、四万十町のアミューズメントパークである
ホビー館
ここは、大のフィギュアコレクターが始めた正に趣味の館。
なんでも創業者は、うどん屋をやるかホビー館をやるかの二択を木刀の倒れる方向で決めたというなかなかファンキーな方だ。
この方は著書も出版していて、好きを仕事にすることの可能性を熱く書いていた。
言うはやすく行うはがたしを現実に体現しているのだから、説得力はある。
中はというと
アニメからアイドル、オマケものなど幅広くどの年齢層も一度は見たことがあるものが並ぶ。
僕が個人的にすごいなと思ったのはこれ
なんでも映画「ジュラシックパーク」に実際に使用されたものらしい。幼い頃に映画で観たものを生で観られるなんて!
もともとは廃校の校舎らしく名残もあった。
今回は企画展もあり、不思議の国のアリスがミニチュアで楽しめた。
さらに、ひな祭りキャンペーンで宝探しのような企画もあり、館内を三周してやっとみつけることができた。
観るのに疲れると漫画コーナーもあり、一休みできる。
けっこう知らないものも多いんだけど、なんだかんだ見ていると一時間くらい経っているから不思議だ。
近くには
かっぱ館
という建物もある。
ここは名前の通り、ひたすらかっぱが色んな所にいる。
外には神社もあるし、本物がいそうな気がしてくる。
中に入ると、さぞカッパの生態やモデルなどがたくさんあるのかと思いきや、、
全国の方々の創作物であった!
日本のカッパ熱恐るべし。
正に老若男女の作品が所狭しとならんでいる。
趣向も様々だし、メッセージ性があるものも多いので是非みてほしいなぁ。
古民家やカレーもあるし、意外と盛りだくさん。ホビー館とセットだと見応え十分。
少し国道からは離れるが、来てみる価値はありますよ。
引き続き四万十町の面白いところを紹介したい。