
火星日
昨日の記事で国際宇宙ステーションの話題を投下しました。タイムリーな事に今日、日本時間2月19日5時55分NASAのパーサヴィアランスと名付けられた火星探査車がジェゼロ・クレーターに着陸!
この探査車はプルトニウムを燃料として駆動しており、アルミニウム製のホイールとチタン製のスポークで火星の大地を行く。 火星上のサンプリングを行う為に2mを超える長い腕たるチタンアームも備えている。
上画像は走行試験中のパーサヴィアランス。
更にこのパーサヴィアランスには旅のお供には、インジェニュイティと言うヘリコプター型ドローンもついている。彼?が安全と思われるルートを偵察してくれるのだ。
上画像は相棒のインジェニュイティ。
パーサヴィアランスの腕先には顕微鏡がくっ付いているアームが有り、その顕微鏡にも名前がついている。その名も、シャーロック。まさかここでイギリス名探偵が出てくるとは。アメリカなのだから、コロンボとかにするべきだったのでは。 顕微鏡の相棒たる記録カメラにも名前が付いていて、勿論その名はワトソンだ。ならばモルダーとスカリーでも〜……(以下略
因みにパーサヴィアランスとは〝不屈の精神〟という意味が、インジェニュイティの方は〝発明の創意〟という意味になる。
2020年7月30日20時50分(日本時間)フロリダ州ケープカナベラル空軍基地からアトラスVロケットに載せられ打ち上げられると、これまで約7カ月半にわたり火星への旅を続けてきた。
彼らの計画では帰還はなにも問題が無くても十年後。その時までには様々な事が起こっているに違いないが、無事にその役割を果たして帰還できる事を祈るばかりだ。