オリメド音MAD合作完全マニュアル
お世話になっております、音MAD作者魂心家鯖代表のこち横です。
音MAD作者魂心家鯖とは、音MAD制作に役立つ知識や情報、魂心家各店舗の基本情報やニュースなどを集約的に記録する情報共有サーバーです。
現在は映像のリファレンス共有に力が入っており、質・量どちらを取ってもどこにも負けない自信があります。
音MAD作者でなくても、有効期限内のまくり証明書の提示で誰でも参加することができます。
あなたのご参加を心よりお待ちしております。
この記事は音MADアドベントカレンダー2024に参加しています。
https://adventar.org/calendars/10231
今回は、オリジナルメドレーの音MAD合作について話していきます。
当今の音MAD界隈では、合作の開催される数がどんどん増加しています。
特にここ数年目立って増えたのが、「オリジナルメドレー合作」です。
今年に入ってからも数多のオリジナルメドレー合作(以下オリメド合作)が投稿されています。
もはやオリメド合作は全く珍しくないものになってきているので、
今回は僕の過去の経験から導く、オリジナルメドレーを使った音MAD合作の作り方をお教えします。
前段:オリメド合作を主催する時の心得
気安い心持ちでオリメド合作を企画するな!
オリメド合作の良さといえば、一番魅力的なのは
「構成をとことんこだわる事ができる」
というところでしょうか。
たしかにオリメド合作はその自由度の高さから、各所でこぞって企画されるようになっています。
しかし、主催するときに本当に心得ていてほしいのは、
「メドレー作者の意向をもっと大事にしよう。」ということです。
少なくない音MAD作者が、メドレーを普通の音MADを作る時の原曲と同等に考えているのが現状の音MAD界隈だと思っています。
既存のメドレーを使用した音MAD合作ならまだしも、オリジナルメドレーを書き下ろすということは、メドレー作者の尽力が必要不可欠です。
メドレーは構成に留まらず、「アレンジ」に各メドレー作者の技術とこだわりが詰められています。
それなのに、アレンジの意向をガン無視して自分で要素を多量に加えたり、メドレーの生音パートが聞こえない程バカデカいキックを追加したりとか、みんな悪気なくやったりします。
そういった作風が悪いと言うつもりはありません。
ただ、合作の為にアレンジをこだわってもらったメドレーを蔑ろにするのは時間と労力をかけてくれたメドレー作者に対して失礼だ、という話です。
実際に、メドレー作者の中には音MAD合作への書き下ろしメドレーの制作に抵抗感を持ってしまっている人もいます(と聞いています)。
考えてみれば、頑張ってアレンジしたメドレーが、音MAD側で踏み躙られて意図しない使われ方をしたり、そもそもほぼ聞こえなくなってたりしたら、当たり前ですが悲しいです。
メドレーは音MAD合作の道具ではなくひとつの重要な要素としてリスペクトを持ってほしい、というのがここまでの僕の伝えたい思いです。
では、オリジナルメドレー合作ができるまでを、今年の2月に投稿しました
「ブルアカ学園祭 ~響けキヴォトス三銃奏~」の企画進行を元に解説していきます。
1.企画開始
コンセプト決め
最初にやるべきは合作のコンセプト決めです。
素材はおそらく固定、あるいは私的・テーマオールスターなど決まっていると思いますが、オリジナルメドレーでやるからには何か追加で、合作全体の方向性を決めることが重要です。
特に決めるべきは「どういう人に合作を見てもらいたいのか?」
ターゲットとなる視聴者層が決まれば、自ずと合作コンセプトが見えて来るので、まずはそこから考えてみましょう。
こういったコンセプトを軸に合作を進めていくことが大事です。
合作鯖の作成、運営メンバーとメドレー担当の決定
次に、合作を動かすプラットフォームの作成と、運営メンバーの選出です。今やほぼ全ての音MAD合作で、Discordの専用サーバーを使用した進行が基本になっています。
パート毎の報連相や進捗管理、合作会議の通話など、進行上の基本的な業務を全てこなすことができるので、使わない択はありません。
記事の最後に、音MAD合作の進行用Discordサーバーのテンプレートを置いておくので、ぜひご活用ください。
また、オリメド合作は企画側のタスクが膨大な数あるということもあって、主催以外の運営メンバーが最低1名、できれば2~3名ほど必要です。
芋タルトさんのブログにも書いてある通り、主催1人が全てを抱え込むとロクな事になりません。
最悪の場合、合作を途中で畳んでしまうことになりかねません。
さまざまなリスクを分散できる複数人体制での運営は必須です。
そして、オリメド合作を初めて主催する場合は、必ずオリメド合作の主催・運営経験者を運営に入れてください。
未経験者だけで進行すると合作が頓挫するリスクが高く、参加者にとっても不安要素になり得るからです。
逆に言えば、運営メンバーの層が厚ければ参加者の招待もし易くなります。
次に決めるべきはメドレー担当です。
オリメド合作の根幹に関わる部分になるため、選曲や構成を考え始める前に必ずメドレー作者に声をかけるべきです。
メドレー作者の視点は、キレイな構成や繋ぎ方をしたりする上で重要です。
また、音MAD作者側で構成を全て決めてしまい、
「じゃあ後は耳コピしてアレンジしてねー。」
としてしまうと、メドレー作者のモチベーション的にものすごく悪いです。
必ずメドレー担当を選曲・構成を決める前に招待するようにしましょう。
スプシ作成
運営とメドレー担当が揃ったら、いよいよメドレーの構成会議……
と、その前に合作進行用のスプシを作りましょう。
chasさんの記事ではNotionが推奨されていましたが、初心者のとっつき易さと共有のし易さではまだGoogleスプレッドシートに軍配があがります。
この記事ではスプシでの進行を説明します。
スプシは「運営用」「招待用」「参加者用」の3種用意しましょう。
最初に下記の項目をタブに分けて作るのが良いです。
合作概要
合作の概要を記載します。
(仮の)合作タイトル、コンセプトやレギュレーションなどの合作の肝や、メドレーの選曲対象、投稿日や最終締切のスケジュールなどを記載します。
合作招待の際に「顔」となる重要なシートなため、なるべくわかりやすく、簡潔に合作の情報を記載するようにしましょう。
選曲候補
合作に入れたい曲を手当たり次第に書いていくメモ帳的なタブです。
選曲候補を追加する際は、タイトルと原曲リンクの他に「楽曲のジャンル」を必ず入力した方が良いです。(ボカロ・アニメ・音ゲー曲・アイマスなど)
後から入力する項目として「BPM」「選曲理由」「備考」や、選曲を確定するチェックボックスなどを追加すると良いでしょう。
参加者候補
選曲候補と同じように合作に招待したい人を書いていくメモ帳です。
項目には「ステータス」「招待担当者」を追加した方が良いです。
ステータスは要するに招待済み・参加済み・参加辞退 など。
これは、その人が「どういう状況なのか」「運営の誰が声をかけるのか」を可視化し、間違えて二重に招待したり、参加を辞退した人に再度招待を送るといったミスを防ぐためです。
最近の合作はイラストレーターや映像作家の人が参加することもあるため、音MAD制作担当なのか、それ以外なのかなどを記載するケースも多いです。
また、この情報は機密度が高いため、招待用や参加者用スプシには確定済みの参加者のみを記載しましょう。
選曲・合作構成の決定
スプシが作成できたら、メドレーの選曲・構成会議の準備をします。
会議のためのDiscordの通話をスケジューリングしましょう。
選曲会議は2回以上実施することがほとんどです。場合にもよりますが1回で決めようとすると会議が長引きすぎて負担が大きいです。
なお、選曲会議の日程は通話に運営メンバーとメドレー担当全員が揃う日でかつ最短の日程にしましょう。
事前に選曲候補が50~100曲くらい上がれば一旦は困ることは少ないです。
また、会議が始まるまでに選曲候補の曲は全て一度は聞いておいた方がいいでしょう。
いざ会議の場で「この曲は聞いたことが無いので今から聞いてみます。」
なんて言っていたら時間の無駄になります。
全ての選曲候補を追加したYouTubeの再生リストを作成し、他の運営陣にも限定公開で共有したりできればベストです。
1回目の会議の終了時には、次回会議の日程を決めた上で2回目の会議までに初回で決まりきらなかったパートの追加選曲候補出しを宿題にすると、次の会議がスムーズに執り行えます。
スケジュールとレギュレーションの決定
合作進行をしていく上で不可欠なのが、投稿当日までのスケジューリングと提出時のレギュレーションの指定です。
スケジュールを組む際は、投稿予定日から逆算して、音声・映像それぞれに提出締め切りを設けるのが一般的です。
音声締切は合作投稿日の2~3ヶ月前、映像締切は1ヶ月前が理想的ですが、昨今の合作では音声と映像を分業することも多いため、音声映像兼任者と、どちらか一方しか担当していない場合で締切を変更することもあります。
また、この時に合わせて進捗確認の日程も決めておきましょう。
進捗確認の日を土曜日に設定しておくと、翌日の日曜には何かしらの進捗を生み出してもらい、制作が滞ることが少なくなります。
提出時のレギュレーションを最初から決めて置くのも重要です。
音声映像それぞれの出力形式の指定や、提出時のファイル名のルールなどを最初に決めておくと、後々に楽になります。
2.参加者招待
選曲・構成が決定したら招待用スプシに記載して、とうとう参加者の招待に入ります。
まず、オリメド合作は絶対に完全招待制にするべきです。
音MAD合作の参加者の集め方は公募制と招待制の2つがあります。
クオリティを追求する事が殆どのオリジナルメドレー合作と、公募制という誰でも参加することができるシステムはあまりにも相性が悪いです。
また、公募制の場合はどれくらいの人数が参加してくれるのかの見積もりがしづらい上に、参加時に煽りや荒らしを行う人間の参入リスクが生じます。
過去には、投稿前に合作本編が外部に漏れ出たりするケースもありました。
それだけのリスクを背負ってまで公募制にするよりは、一人ずつ招待する手間をかけた方が確実にいいです。
合作招待DM
合作招待に人脈など無関係です。
参加者候補として有力な人物から順に招待DMを送りましょう。
「知らない人にメッセージを送るのとか緊張するから無理」
なんて人がいますが、ここで怖気付いてしまったら何も始まりません。
初対面の人であっても、あらゆる手段を用いて積極的に声をかけましょう。
そして、誰に対してであっても招待DMの文章には相当に気を使いましょう。
DMを送る相手によって文章の内容や言葉遣いは変えたほうが良いです。
例えば、相手が高校生の場合は少し砕けた言い回しをして読み易くしたり、社会人の場合は情報を簡潔にまとめるなどです。
文章を全てコピー&ペーストして、そのまま同じ内容で送るのはNGです。
また、どうしても参加してもらいたい人には「相手の作風がこの合作にどれだけ合うか」を追記するとより良いです。
Googleフォームの活用
ある程度人数が揃ったら、一度希望パートや参加形式のアンケートを取り、その後の招待の参考にすると良いです。
このアンケートは簡易的なもので良いので、フォームの項目は「回答者名」「希望参加形式」「希望パート(複数選択可)」の3項目くらいで十分です。
アンケートの結果、希望が音声のみに偏ったら映像に強い人を招待したり、不人気そうなパートがあれば狙って参加者候補を探すのも良いでしょう。
3.パート担当者の決定
メドレーが完成したら、参加者にパートを振り分けます。
一番楽なやり方は「先着順」になりますが、参加者同士で喧嘩になることもあるため推奨しません。
再度希望パートアンケートをし、結果を元にパート表を組むのが最善です。
先程のフォームと違い、第一希望から順に選択する形式にしましょう。
第三希望まで回答欄があれば、希望が全て通らないことはかなり減ります。
なお、このアンケートは参加者全員の回答が必須ですので、回収に最低でも2週間は見ておきましょう。
回答結果は運営用スプシへ出力されるように設定するのが良いです。
全員の回答が出揃ったら、アンケート結果を元にパート表を作成します。
<<合作のパートをナンバリングして貼り付け>>
下記情報を元に、上記合作のパートの確定を行ってください。
どの人も第3希望までは必ず通すようにしてください
各パート毎に最低一人、最高二人になるように振り分けてください。
一人の人が二つ以上のパートを取得しないようにしてください。
未割り当てのパートが出ても構いません。
<<アンケート結果をスプシに出力したものをそのまま貼り付け>>
例:回答者A 第一希望 〇〇 第二希望 〇〇 第三希望 〇〇 回答者B 第一希望 ……
パートが決定したら、いよいよ各パートの制作を開始します。
最近の合作は、各パート毎にテキストチャンネルを作成して進捗確認・管理をすることがほとんどです。
複数のパートの話題が交錯したり進捗が流れてしまうことがなくなるので、運営にとっても管理し易く、参加者にとっても分かりやすいです。
この場合、参加者は担当するパートのチャンネルにて進捗報告や提出を行うので、進捗チャンネル・提出チャンネルは基本的に不要です。
パート制作開始時に、再度スケジュールを共有しておき、進捗確認の日程と締切を再確認しましょう。
4.進捗確認
運営と参加者双方に負担の大きい進捗確認ですが、確実な合作進行のために必ず実施しましょう。
しかし、スケジュール通りに進捗確認を実施したとしても、
「進捗どうですか?」
「0です」
「了解です!来月の進捗確認までには何か出してください!」
なんてやり取りをしていては何の意味もないです。
進捗が無ければ、「来週までに何か出してください」と新しく期限を設定し、出してもらえるまで追いかけましょう。
進捗への返信
進捗が出されたり、参加者から何かしらの連絡があった時は24時間以内には絶対に返信するようにしましょう。
「進捗を出しても何も言われないなら出す意味ないな。」
なんて思われてしまったら終わりです。
また、コピペで事務的な返信にならないようにしましょう。
折角進捗確認に対して反応してくれたのに、素っ気無い反応をしてしまうと「自分の進捗何かダメだったのかな?」なんて誤解を与えてしまいます。
必ず最初に制作物を褒め、必要があればFBをすることが重要です。
参加者のモチベーション管理も運営業務の内です。
締切をすぎても進捗が無い場合
合作進行上、「進捗を長期間出せてない」という問題がよく発生します。
パート難易度によっては、追加で人員を招待する必要性が生じてくるため、進行度に問題が発生しているパートはより一層気にかけてあげましょう。
特に、他の人の目がある合作鯖内で相談するのを気まずく感じる人もいる為個別でDMでヒアリングを行い、「ぶっちゃけ進捗度はどんな感じなのか?」というのを聞き出してあげましょう。
もし危うそうなのであれば、運営側から追加人員の補填を提案してあげるといいでしょう。自分から「人を増やしてほしい」と言うのは難しいです。
問題は、問題であることが露見していないことが一番の問題です。
トラブルにいち早く気づく事が、合作のスムーズな進行には欠かせません。
5.他に運営側で投稿までにやる必要のあること
合作タイトル・副題の決定
オリメド合作で、鍵になってくる部分です。
コンセプトに合致し、かつ唯一無二で印象に残るよう、熟考しましょう。
かといってタイトルが決まらないと、ロゴやサムネイルの制作が滞るので、早めに決定した方が良いです。
オリメド音MAD合作のタイトルでは[素材名][漢字三文字][サブタイトル]というフォーマットが多く用いられます。
考えつく事が無い場合、最初にタイトルに入れたい漢字だけをピックアップしていって、その候補の中から造語を作ったりしてみるのも手です。
合作ロゴ・サムネイルの制作
合作ロゴはパート制作に使用されることもあるので、各パートの制作前からある程度構想しておきましょう。
場合によってはロゴ制作者を別途招待して依頼するのもいいでしょう。
サムネイルは最後まで忘れられがちですが、合作の顔であり再生数などにも関わるので、時間をかけて作った方が良いです。
合作告知
多くの視聴者に届けるためにも、投稿の1ヶ月前から1週間前に、合作告知を投稿するのが効果的です。
これは、視聴者の期待を高める効果があると共に、その時点で未提出状態の参加者の尻を叩く効果もあります。
音声まとめ
音声まとめは特殊な工程になるため、専属の人にお願いするのがよいです。
メドレーのレイヤーと音MADのレイヤー双方に気を使いながらMIXをします。
繋ぎ上で要素の追加などが必要な場合は、音声担当だけでなくメドレー担当にも確認を取りましょう。
映像まとめ
提出された映像を並べて出力するだけの作業ではなく、クロマキーの設定等細かい調整が必要になります。
合作本編動画の出力にはかなりの時間を要します。
繋ぎの編集ミスなどがあれば修正で更に必要な時間が増えていくきますし、場合によっては、シーンチェンジを追加で出力してもらう必要が出てくる為余裕を持ってまとめに入りましょう。
メドレー単品
オリジナルメドレーを作る際、欠かせないのがメドレー単品の投稿です。
合作と同時に投稿する場合や、少し期間を空けて投稿する場合があります。
参加者マイリスト・公開用パート表の作成
動画概要欄に、合作メンバー紹介として使用する参加者マイリストに登録する投稿動画は事前に聞き集めておきましょう。
公開用パート表は余裕があれば作成した方が視聴者側からは見易いです。
合作を公開するアカウントの決定
ニコニコは投稿するアカウントによって伸び方にそこまで大きな差が無い為合作投稿用のアカウントを新規で作成する場合があります。
逆にYouTubeでの公開は投稿者によってインプレッション数が大きく変わるので、人を選んだ方が良いです。
6.合作投稿時のやること
概要欄とタグ
合作を投稿する際に重要なのが動画説明文とタグの設定です。
検索で引っかけるために合作の概要欄では素材の名前や、音MAD合作である事の明示をしておく必要があります。
ニコニコ動画とYouTubeは動画にタグを付ける事ができるので、それぞれの設定を忘れずに実施しましょう。
ニコニコ動画はつけることのできるタグの数に上限があるため、しっかりと取捨選択をしましょう。
逆にYouTube側はタグの数が多くても問題が無いため、検索で引っかかりやすくする為にも作品名やキャラクターを複数個入れておくとよいでしょう。
公開方法
今はニコニコ動画でのライブ公開をした後にYouTubeでのプレミア公開をする流れが主流になっています。
ニコニコ動画でライブ公開をする際は公開を予定している時間の3時間前に動画のアップロードを完了しておく必要があるので要注意です。
ファイルサイズも上限が6GBなので、出力時の設定も気をつけましょう。
YouTube側でのプレミア公開をする際の設定で特筆する点はありませんが、サムネのファイルサイズの上限が2MBなのでこちらも要注意です。
合作単品
合作単品の投稿方法も方針を決めておく必要があります。
合作投稿直後に単品を投稿してしまうとネタバレになりますし、合作本編と視聴者を取り合ってしまう可能性があります。
また、「単品みて満足したら本編見なくていいや」となる場合もあるので、単品投稿は合作投稿から1日~1週間ほど空けるようにするといいでしょう。
また、合作単品のクレジットには「音声」「映像」「メドレー」「イラスト」の4つの記載は必須項目にするようにしましょう。
おわりに
音MAD界隈においても最高難易度の合作形式であるオリジナルメドレー合作の進行方法を簡単にまとめて見ましたが、如何でしたでしょうか。
この記事ではあくまで一例としての簡単な進め方しか記載していないので、より詳しい内容が知りたかったり、何か質問がある場合は、僕のDiscordのDMまでお気軽にご相談ください。
それでは、また魂心家で会いましょう!
おまけ:合作進行用テンプレート
Discordサーバーテンプレート
合作の進行用のDiscordサーバーのテンプレートです。
運営専用カテゴリと参加者用カテゴリの分類とロールでの権限分離をした状態のテンプレートです。
万が一関係無い人を招待してしまった時に備えて、ロール未付与の人には、鯖のほとんど全ての閲覧権限が無い状態になっています。
パート数は合作に応じて増減させてください。
その他、各自で好きなようにカスタマイズしてください。
スプレッドシートテンプレート
合作の進行用スプレッドシートのテンプレートです。
概要タブ
- 合作の概要を必要に応じて入力してください。
参加者タブ
- 参加者メンバーを入力してください。
参加者候補タブ
- 参加者候補を入力してください。ステータスに応じてタブ色が変わります。
選曲候補タブ
- 各項目を入力してください。
- 曲名には楽曲へのリンクを付けてあげると便利です。
- 備考・ネタ欄は必要に応じて入力し、理由欄は必須にするとよいです。
- D1セルに対象のBPMを入力すると各楽曲のBPMとの差が出ます。
「このBPMと近い曲がほしい!」という時に使ってください。
参加者・招待用のスプシはIMPORTRANGE関数を使うのがオススメです。
下記関数をA1に貼るだけで、運営用スプシを更新するとそれ以外のスプシも勝手に内容が更新されるようになります。
タブ毎に設定する必要があるので要注意。
=IMPORTRANGE("[スプシのURL]","[タブの名前]!A1:H500")