俺と新宿御苑デートした気分になれる日記
1人で東京に遊びに行く。初めてだ。
東京自体は死ぬほど行っている。
けどそれは全て予定を持って東京に行っているのだ。学校に行く予定、試験を受けに行く予定、友人と遊びに行く予定。東京に行く理由には、そこで誰かと何かをするためだ。
でも今日は違う。だれかと何かをするためでもなく、ただただ、私が、行きたいと思ったから、行く。それだけだ。
今までにこんなことはなかった。なぜなら私は家が好きで、ゲームが好きで、根っからのインドア派だから。
友達と遊びに行くなら楽しいから行くが、1人だったら断然家だ。
そんなこんなで、今日の私は待ち合わせ時間や、一緒に出かける誰かなど、一切の何かしらに縛られる事がないのだ。
これはすごく不思議な体験だった。私にとって出かけるには、目的や理由、予定が必要なのだ。今日は一切の制約がない。出かける事だって、しなくてもいい。それなのに出かけている。一時間もかけて、東京に。
大袈裟だなと思われるかもしれないが、私のことをよく知る人からしたらこれは、「進化」と捉えるだろう。私自身もそう思う。
前日から少しワクワクしていた。いつも待ち合わせをするなら11時ごろ。それに合わせて早起きをしないといけない。でも、どうだろう。そもそも待ち合わせの予定などない。二度寝をしようが、何時に行こうが、迷惑をかける相手はいない。これは私の中の何かを変えた気がするほどの事実だった。
何時に行ったっていい、迷惑をかける相手がいない。それだけで、出かけるという行為がこんなにも楽になるのか。
私にとって出かけるという行為は苦しい行為だった。もちろん遊び終えた一日の最後には楽しかったとなる。それでも、出かけるまでが苦なのだ。
それが、待ち合わせ時間などの制約が消えるだけで、こんなにも「出かける」のハードルが、自分の中で下がるとは思わなかった。自分の単純さを見つけられて嬉しい。
そんなこんなで、新宿御苑前駅に着いた。
駅の適当な出口から出たので少し歩いた。400メートルくらいかな？新宿御苑の入り口に向かう。新宿御苑の外周がすでに緑道になっていて、「ん？ここは無料で入っていいのか？俺、悪いことしてない？」とちょっと気がかりになったが、ここはただの外周だった。
ここからは新宿御苑に入れない
新宿御苑には、大木戸門、千駄ヶ谷門、新宿門の３つの入り口がある。今回は新宿門から入って行くことにした。
左側が新宿御苑
この東京という街の中に、こんなにも大きな自然があるんだなぁと思った。
この先にチケット売り場と入場ゲートがある。年間パスポートが1000円。一般料金が500円。学生料金が250円。うーん、四季を1回ずつ楽しめるから、年間パスポートはアリかもしれない。入場すると以下の様な案内ボードが立っている。
ディズニーランド並みの大きさがあると知り
読書計画は辞めた。カフェが実は美味そう
個人等の趣味で行う撮影（営利目的ではない撮影）でも
・レフ板を使用する場合
・撮影モデルを使用する場合
・ウエディングドレス等を着用した結婚式の前撮りなど特別な衣装を着ての撮影。
は許可証とかがいるらしい
俺は収益発生してないし条件にも該当せず、YouTubeでもないから、大丈夫なはずだ
この木、めちゃくちゃ存在感あった。好き
まだ入園したばかりで元気なのでしばらくは歩き続ける。
水が落ちる音、いいよね。
とりあえず、新宿御苑に入って考えたのは、自由でいいんだということ。だから、なるべく園の地図を見ずにとりあえず外周をぐるーっとまわってみることにした。外周を歩いていると、新宿御苑と街の境界が見える。大自然から、綺麗なビルが見えて、なんだか不思議な気持ちになる。
ドコモビルらしい。
いーっぱい落ちてた。なんなんだろう、これ。
さて、流石に写真が多すぎてこの日記が終わらない気もするので、ここからは厳選して行こう。
って感じだ
トンボがいっぱい飛んでた。秋だね。
何も考えない時間だった。
外周にズラーっと色んな花が植わってる。
バラの種類が多かった。
プレイボーイとか、プレイガールとかいう名前の花が
あって驚いた。
美味しそうなおにぎりなどが食べられそうだった
桜が一番好きなので、会えて嬉しい。
そんなこんなで、15時頃に入園したが1時間半では足りなかった。もっとのんびりしたかったし、なんなら温室エリアを見れていない。
今度は、レジャーシートを持って行って芝生で寝たいな。
リフレッシュできる、いい時間だった。新宿御苑サイコー。また行きます。