はじめてのインターネット
さかのぼること1993年ころ。
高専の学生だった当時、プログラミング(c言語)の講義と実習では落ちこぼれ寸前。毎回担当教官の先生の研究室に通って、マンツーマンで学んでいたとき…
先生から「インターネット」のご紹介とお話。
PPP接続でパソコンの画面に表示されたのは…
「気象衛星ひまわりのリアルタイム撮影写真」
ブラウザも「Mosaic」「WINWEB」。NetScape も、IEも影も形もないころ。
クラスで団体見学した「福岡ビジネスショー」(文具・事務用品の見本市)では「いよいよ、日本でもインターネットスタート」コーナーにも、同じ「気象衛星ひまわりリアルタイム撮影写真」
日本のウェブサイトはNTT、IIJの他は大学、研究機関のみ。商用インターネットの曙でした。
高専とお隣の大学工学部との専用回線が開通して、学内の少数のパソコン、ワークステーション(WindowsNT3.5、UNIX)で使えたインターネット。telnetのコマンドプロンプトでFTPサイトにログイン。ブラウザもここでダウンロードしてからインストールして…
日本のインターネット本格始動のひとつとして見ていたのは、阪神・淡路大震災で現地の大学から学生さん向け情報、現地で必要なものや告知が盛んに行われていたこと。テレビやラジオ新聞では出ることのなかった、ネットでの情報発信。
当時、日本の皆さんのWEB日記(国内各地、海外赴任・留学中の方々)全員の日記を見るのに1時間かかりませんでした。
Windows95で、あちこちでインターネットが話題になる前のお話。インターネットに無限の可能性を感じていた、あのころの思い出。
「インターネット老人会」の話題ですが、
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m(_ _)m