精神障害者だから仕事はできないって決めつけないで
10月から晴れて派遣社員として社会人になって初の非正規雇用というふわふわした身分を謳歌しています。
少なくとも今の時点ではデメリットよりメリットのほうが大きいかなと思ってます。
なんせ人間関係でガチャガチャしない。
みんなあくまでも仕事をしに来ているので別にそれ以上踏み込んでも来ないし、求められた仕事を淡々とこなす日々です。
派遣先企業の方は毎日会議ずくめだったり、目標設定だ、インシデントがあればどうしたらどうなるのかみたいなことを話しているところを見ると、コールセンター時代はあちら側だったけど随分と気楽なところに流れ着いたなと思っています。
精神疾患があるから。
たしかに自分が精神2級の手帳を取得するまでは、手帳を取れるような人は〇〇出来ないんだろうな。
というイメージが有りました。
でもそれを言い訳にするのは仕方ないことだし、そのための各種手帳制度だろうとすら思っていました。ある意味の免罪符。
でもそんなことはない。
まず精神障害は外から基本的には見えない障害です。
そして手帳の等級というのは1〜3級と3段階である程度区切られているものの、体調自体に並があり昨日と今日同じような出来事があったとしても、昨日は大丈夫でも今日は大打撃なんてこともザラです。
だからこそずっと仕事ができない、休養したほうがいい時も勿論あります。
ただ、精神2級の手帳があったからといって経済的な支援である障害年金は疾病によってはそもそも受給要件すら満たせないということもありますし、障害年金のみで充実した生活を送るのは難しいのかなと思っています。
ということは
病気と折り合いをつけながら働かなければいけないのです。
健康的な一般の人と。
そんな中聞こえたのが、「精神の病気があるなら働けないよね」という話。
おーい!目の前に非正規とは言え通常就労フルタイムでバリバリ働いてる人いますよ〜!笑
人間って不思議な生き物で目の前にいても、その存在について理解していなかったり、存在を意識していないと自分には関係のないものだと思い込んでしまう生き物なのだなと。
少なくとも僕は毎日歯を食いしばって生きていますし、しんどくてもなんとか折り合いをつけ職場へ向かっています。
家がゴミだめになってもパートナーに迷惑をかけながら生きています。
そんな時に、精神疾患があるなら働けないという言葉は僕の心に大きく突き刺さりましたっていうね。
それだけ。