ベルギーでフリーランサーになる
つい先日、ベルギーでフリーランサーになるための申請が受理されて、晴れてフリーランサーになる準備が整いました!そのことについて、少し書いてみたいと思います。
現在のビザについて
ちなみに前提として、自分はいわゆる「家族ビザ」でベルギーに滞在しているので(妻がベルギーで就労中)、ベルギーで働くためにビザを取得した訳ではありません。
しかしベルギーの場合、「家族ビザ」で滞在する場合には就労に制限がかからないので、自分で仕事を探して働くことが可能です。日系企業などで働くもよし、もしチャンスがあれば現地の企業で仕事をすることもできます。(国によっては、家族ビザでは労働できない場合もあります)
例えば、夫(妻)の海外駐在のため自分の仕事を辞めてベルギーに来たけど、家事や子供の世話だけでは物足りないので仕事をしたい方って、けっこういると思うんです。この記事を読んでくれている方で、自分がそういう状況になったらやっぱり働きたい、という方も多いのではないでしょうか?コロナ禍以降、特にリモートでの仕事なんかも一般的になって、毎日オフィスに行かなくても仕事ができてしまったりすれば、家庭のこともケアしながら働けたりする良い時代になってきました。
自分も、少しでも働いてお金を稼げたらと思うし、家にずっといてもつまらない。家庭外での人とのつながりだったり、現地との関わりが持てたら生活も充実するはずです。
ということで、今回はフリーランサーとして仕事をするために申請をしました。これでようやく仕事ができます。なぜ企業に勤めるのでなくてフリーランサーなのか?については、簡単に言うと日本の会社と雇用契約ではなく、業務委託というかたちで仕事をするからです。
その場合、会社員ではなくフリーランスになるので、その申請をしなくてはなりません。日本の場合、「個人事業主」という扱いになるものです。
ベルギーでフリーランスの申請をした
このフリーランスの申請なのですが、とってもとーっても面倒くさかったです(笑)。なにせ、日本人でベルギーでフリーランスをしている方などの情報がないし、どう申請すればいいのか、果たして申請が通るのか、通ったとしても税金とか確定申告どうすればいいの?という分からな過ぎること盛りだくさん。
日本でも、会社員としてしか働いたことなかったりすると、個人事業主の登録とか確定申告・税金の仕組みはわからないですよね?それがここベルギーで、公用語がフランス語とオランダ語だと、情報収集も難しい。
とはいえ頑張って日本語と英語でGoogleで調べたり、SNSで知ってそうな人に聞いたりして、ようやく辿りつくことができました。しかも、日本は個人事業主の登録は申請用紙一枚で終わるのですが、ベルギーの場合は相当な資料を出さなければいけません(例:ビジネスアイディアなど)。
幾度となく、投げ出しそうになった自分を奮い立たせ、これも良い経験だと思いながら完了させました。
というのも、先ほど書いた通り、ベルギーに夫(妻)の駐在で来たけど、日本で勤めていた会社とそれまでの関係・信頼を活かして、リモートで仕事をしたい、という方もたくさんいるでは?と思ったからです。
私が先陣を切って、もしこれからの方のお役に立てるのであれば、今回の経験とノウハウを記録に残すのもいいのかなと思っています。
今回、まだ申請が通ったばかりなので、後はまた諸手続きを済まして、申請から受理、仕事の開始、確定申告のための税理士とのやりとりなどを網羅的に纏めようかなと思っています。
もし、この記事を読んでいただいた方で、「そういう情報知りたい」という方いらっしゃれば、ぜひスキボタンとか、コメントいただけると嬉しいです!
それでは、今回はここまでにしたいと思います。
ぜひ、また読みに来てください!