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ベルギーで合鍵を作るなら、どこへ行く?

みなさん、こんにちは!ベルギー暮らしも2年目にどっぷり突入している筆者です。

海外に住み始めて1年もすれば、日常のおおよそのことは慣れてきます。普段の買い物、お店で何を買うか、医者へ行きたい時どうするか、交通機関の乗り方、旅行etc、だいたいのことは分かるので日本の暮らしと変わらなくなってきます。

しかーし、海外暮らしで困ることといえば、突発的なイレギュラー案件。

日本であれば、友人に聞いたりネットを使って調べれば不安なく解決できることが多いですが、ここ海外では友人のネットワークも限られるし、ネットも言語の壁があります(google翻訳のおかげでかなり楽になりましたが)。

そんな中、私が直近経験したイレギュラー案件は2つ。「台所のシンクが全く流れなくなる(=すべの料理ができない)」、「合鍵を作りたい」でした。

今回は少しライトな、「合鍵を作りたい」のお話。

友人やゲストが泊まりにきた時に、簡単に渡せる合鍵があったら便利だと感じていて作りたいと思ってました。どこで作るか調べる前に、オーナーさんが予備を持っていたので度々借りていたのですが、何回も貸し借りをしてたらやっぱりとっても面倒になってきました。

みなさんも、日本だったら駅前のあそこに行けばいいや、と思いつきますよね?でも知らぬ海外の土地ではお店が何も思いつかない。。オーナーさんはベルギー人なので聞くべき一番身近な人と思い速攻で聞いてみると、「わからない」と。

「おーい、知らんのかーい!」と心の中で叫び、まずはネットで調べました。するとあるある、日本でも身近なMISTER MINT。近くのショッピングセンターに入っていたので、これは楽勝と思い行ってみました。てか、なんでオーナーのおばちゃん知らんの?と思いながら。

MISTER MINTに行くと、合鍵は10〜15ユーロくらいから受けつけるという感じだったので、日本でも1,500円前後だしリーズナブルだなと思いお願いしました。しかし、お店の人に鍵を渡したその瞬間、悲劇が起こりました。「君のこの鍵は、45ユーロだ。10分もらえれば作れる」と。確かにピッキング対策の小さな穴が空いているタイプの鍵なので通常より難しいものだとは思ってました。だけど、45ユーロ。主夫の私にしたら1パック500gの鶏肉を10パック(約1ヶ月分)近く買える値段。頭の中で1ヶ月分の鶏肉vs合鍵の内戦状態となり、MISTER MINTはやめることにしました。

海外に来てわからないのは、"相場価格"なんですよね。いくらがだいたいの適正なのか。もしかすると45ユーロは安くて、MISTER MINTが正解なのかもしれない。しかしここで諦めるのは早いと思い、違うアプローチを始めました。

家に帰りGoogle mapを調べ、英語でkey shop、もしくはフランス語で鍵を意味するcleで検索すると、mister mint以外もありそうだ。ただし、どれも個人商店なのは間違いない。おっさん・おばちゃんがやっている店だと英語が通じないこともあり得る。しかし、ここはやっぱり貴重な現地情報だとも思い、以下写真のお店に行ってみることにしました。

怪しくない感じで外からお店の中を確認し、なんとなく大丈夫そうだと思って入ってみました。居たのはおじさんでもなく、若めの男性。自分の前にきたお客さんと長々と雑談を楽しそうにしている。

値段がどのくらいか、ドキドキしながら自分の順番が来たとろで、「この鍵をコピーして欲しい」と伝えました。

返ってきた答えは、「15ユーロだよ」。やっぱり、MISTER MINTは高かった。こういうものは、大手に頼むのでなく個人商店に限る。ありがとう、お兄さん。そして、簡単な英語も話せる。

念の為、どのくらいの時間かかる?と聞くと、「今すぐ」とのこと。実際にお願いすると、機械で型取り→作製の工程全てで30秒で出てきました。早すぎ(笑)。

家に帰ってしっかり動作確認もしましたが、現在もばっちり使えています。

みなさん、ベルギーで合鍵を作る時は、個人商店に行きましょう。高いと思ったら、お店2つくらいに聞いてみるのがいいと思います。

また次回は「台所のキッチンシンクが完全に詰まった」話も書きたいと思います。
それではまた!

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