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英語初心者はリンキングを極めよ!
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いきなり持論ですが、日本人が英語が話せない要因は「きちんとした発音を最初に学ばないから」だと思っています。
私が学生時代に英語の学習が苦手だった理由は「文章をスラスラ読むことができないので学習の進度が遅く、出来た感を感じることができなかった」と思っています。
それに、日本独自の価値観も良くないですね。
英語の授業で教科書読んだ時にちょっと発音が良い人がいると「なんだよ、あいつ英語かぶれだな」みたいな雰囲気が出ちゃうのはいけませんね。
そのせいで滑らかではない、いわゆる「日本語英語」でしか理解が進まないことが日本の英語教育の進展を妨げているのではないかと思っています。
私はDuolingoを始めた当初から、私がかつて学んだ英語の学習方法ではなく、話す事・発音する事に重きを置いて英語学習を進めてきました。
今日でDuolingoを始めて267日になりますが、中学校・高校・大学で学んだ時より英語が身についたと思いますし、英語の文章も当時より読めるようになったと実感しています。
リンキング(Linking)をマスターせよ!
これまでに一番意識したことは「単語と単語をつなげてスムーズに話せるようにする」という事です。
例えば「I have had to read that article three times.」という文があるとします。
これを日本人の読み方でカタカナで表すと、
アイ ハブ ハッド トゥー リード ザット アーティクル スリー タイムズ
になると思います。
これをスムーズに言うには、
ァイハァヴハットゥーリーザダァーディコースリータィムズ
と、単語と単語をつなげて発音しなければなりません。
これは専門的には「リンキング(Linking)」と言われています。
リンキングとは、単語と単語がつながって発音される現象です。具体的には、ある単語の最後の子音が次の単語の頭の母音と連結され、新しい音を生じさせます。
で、このリンキングですが、練習すればしただけ身に付きます。
私の感覚だと、Duolingoのスコアが70を超えたぐらいから無意識にリンキングが出来てきたように思います。
「無意識に」というところがポイントで、無意識に英語がスムーズに言えるようになると、英語の学習もメチャメチャ楽しくなってきます。
楽しくなると、ますます英語を口に出して読みたくなってくるという好循環に入ります。
私はまだまだ英語を自由に話すことは出来ませんが、「英語が楽しくなる」という感覚が得られるだけでもリンキングに力を入れるだけの価値はあるのではないかと思います。
英語を学習する目的は?
英語を学習する目的は「受験の為」「旅行に行きたいから」「仕事に必要だから」「映画を字幕なしで見たいから」など、いろいろ理由はあると思います。
でも、どうせだったら自分の気持ちを相手に伝えてコミュニケーションが取れるほうがいいと思いませんか?
つまり英語を学習する最終的な目標は「会話」だったり「コミュニケーションを取る」ことだと思うんです。
となると「話す」ということは一番重きを置かなければいけないところだし、話すことを円滑にする「リンキング」も重要視されなければならないところだとも思うんです。
良かったら、リンキングを意識して英語学習を進めてみてください。
Just do it!