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ルートチャクラ(第一チャクラ)について本気出して考えてみた

動物が命の危機を感じた時にまずすること
「逃げる」「走る」「戦う」

恐怖、怒りなど、ネガティブ感情は人間が今よりもっと動物だった時の本能。
恐怖を感じないと命の危機にさらされても、逃げずにそのまま死んでしまう。
怒りは恐怖や悲しみの二次感情というけれど、自分の生命が脅かされたと察知して「戦う」スイッチに切り替わって発生する。
野性の本能ってやつです。

生きるためには体の全てが重要だけど、足腰ってより重要。
心臓動いてても、頭働いてても、足腰動かなかったら逃げられへんもんな。

また、第二チャクラは生殖を司るが、こちらも「生命を繋ぐ」という役割がある。
腰から下のチャクラは生き物として、命を維持し、繋ぐための本能的なエネルギーを司っているのだ。

ヨガにおいて、股関節にはネガティブ感情が溜まるという。
足を大きく開いて、腰をぐっと落とす、いわゆるお相撲さんの四股を踏むような姿でストレッチするポーズがある。
これは血の巡りを良くしたり、筋肉を伸ばすという身体的な効果以外にも、もやもやを流して排出する効果があるという。
確かに体だけでなく、心もスッキリする。

このルートチャクラは男性性にも深く関係している。

男性性とは、体が男性だろうが女性だろうが、すべての人に備わっている性質のこと。
意思決定やリーダーシップ、バリバリ働くなど、ガンガン前に進むこと、とイメージしてもらえるとわかりやすい。

この男性性が強すぎると、様々な点で弊害が出てくる。

スポーツ選手や体育会系の人は、大体が前向きで活動的だ。
当たり前っちゃあ当たり前かもしれない。
これは下半身をしっかり動かすため、ある程度の不安感は払拭されやすいからだろう。

前向きで活動的なのはいいのだが、悲しいとか不安とかそういう心の機微に無頓着になってしまうことがあるので注意が必要だ。

男性性が強すぎると、いわゆる頑固な状態になる。
「一度決めたことは覆してはならない。柔軟な意見は受け入れてはならない」
いわゆる「男に二言はない」状態だ。
これは女性でも起こりうる。
というのも私は男性性が強いのだ。
男性性、女性性については、また別でまとめよう。
(めっちゃ脱線しかけた)

ところで、私はチャクラを鑑定して、どこのチャクラに悩みの原因があるのかを調べて、そのチャクラを整えるパワーストーンを選ぶという仕事をしている。

クライアントはほぼ女性で、悩みの内容はほぼ恋愛。
ルートチャクラがグラグラ不安定な人が多い。

音信不通の彼、不倫相手の彼、復縁したい彼がいる場合、多くはこのルートチャクラがグラグラしている。
反対に首から上のチャクラがなぜかめちゃくちゃ動いている。
おそらく、スピリチュアルなことを求めすぎているためだろう。

このような時は、足元がふわふわしている、地に足がついていないなどと表現することが多い。
自分のことなのに自分に意識が向いていないためだ。
彼からどう思われるのか、どうしたら彼が自分を愛してくれるのか、彼が、彼が、彼が……
このように主語が「私」ではなく「彼」になっている人は要注意だ。

自分に意識が向いていない=自分の軸がしっかりしていない

自分の軸はルートチャクラに関わる。
そう、生命の維持だ。

しかし、なぜ恋愛でルートチャクラがグラグラになるほど悩むのか。

これには「愛されたい」「安心したい」という本能が関係していると私は考える。
生まれたばかりの赤ん坊のことを考えてみよう。
親から腹を満たす食べ物と安心して眠れる場所、そして病や怪我を防ぐ衛生的な場所を与えられないと、すぐにその生命は消えてしまう。
親との関係は安全基地だと言われているが、幼少期に適切な安全基地ができなかった人は成長してからも人間関係や恋愛関係で悩むことが多い。

彼氏に振られる=自分は愛されていない=自分は存在する価値があるのか=自分は生命の危機に脅かされている
と本能的に反応するのだろう。

また、愛に対して恨み辛みがある時は愛を受け取ることも愛を送ることもできない。

恋愛で悩む人に対して自愛をすすめることが多いが、この自愛は「あなたは生きていても大丈夫」と自分の生命を安心させてやることを目的にしている。

ルートチャクラを動かすとネガティブ感情が払拭されやすくなる。
同時に前に進む力やポジティブな気持ちになり、活動的、能動的になる。
しかし、それが過ぎると、後戻りや休むことを決して許さない、一度決めたことは変えない、頑固な状態になる。
また、動物的な本能にバランスが傾き、理性的な考えを排除してしまう。
そして払拭しているはずのネガティブを無視してしまう。
なぜネガティブな感情が生まれるのか。
自分の生命を脅かされていると、ルートチャクラで感じているからだろう。
体を動かすことも大事だが、時には生まれたネガティブな感情と向き合い、「自分は何に生命の危機を感じているのか」を考えていくといい。
すると、実はそこまで大したことじゃなかったということに気づくこともあれば、幼少期の悲しみや辛さが原因だとわかることもあるだろう。

ルートチャクラは生命を維持するためにとても重要な場所だ。
チャクラを整えるのなら、まずはルートチャクラ。
自分を愛するためにも、恋愛を叶えるためにもまずはルートチャクラ。
しかし、整ったあとは他のチャクラにも目を向けなければならない。

イライラしたら体を動かすのは、とりあえずの対処。
人間は考えて俯瞰する力があるのだから、その一歩先を考えるとより生きやすくなるかもしれない。

以上、つらつらとルートチャクラについて、今考えていることについて書いてみました。
脳内垂れ流しただけの記事です。

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