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1から始める、脊髄損傷者の男性不妊①
子どもを作れるのかわからない、相手がいないけどどうしたら?不妊治療したら子どもできるんでしょ?オレの生殖機能どうなってるの?自分の体のことなのにわからない…
脊髄損傷の彼氏と付き合ってるけど将来子どもはできるのかな?不妊治療って一体何をするわけ?赤ちゃんはできるの?
そう不安になってはいるけれど、何をどうしたらいいのか何が何だかわからないというそこのあなた!
こんにちは、車椅子ユーザーの夫と6歳の子どもと暮らす主婦、こぶたです。私は約2年の高度不妊治療(TESE-ICSI)を経て子どもをひとり出産し、その後約4年に渡る2人目不妊治療を経験しました。
そんな私があなただけに不妊治療について特別にお教えします。
不妊治療についてって、本当に難しいですよね。
専門用語が多く理解が困難な上にひとりひとり違うからイメージも湧かないしさっぱりわからないし、ほんとややこしい!
私も約6年不妊治療に通いましたが、それでもついていくのに必死です。ですが、患者側も積極的に情報収集していかないと治療選択や判断ができません。不妊治療の判断のひとつひとつに、命がかかっています。ですから適当に判断することはできないんです。
脊髄損傷男性の不妊治療について「今の自分にできること」、「備えるべきことがなんなのか」、「何をするのか」というようなイメージをざっくり持ってもらえればいいかなと思います。
まず一番初めに伝えたいのは、不妊治療は始めてみなければ先が分からない治療です。いつか終わりを迎えるまで、トライアンドエラーを繰り返すしかありません。
※現段階では特定不妊治療は自費医療の自由診療のため、病院によっても個人の体の状態や選択によっても治療の方法、治療にかかる時間、費用などかなりの個人差があります。ここでは採精が自力で困難でTESEが必要、顕微授精を勧められるケースを基準にお話していきます。
始めるまで知らなかった!まさかそんな。不妊治療のスタートを切れないかもしれない?!
子どもを作るにはまず、男女ともに妊娠可能な体が必要です。脊髄損傷の男性の場合、まずここで躓くことがあるのです。
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