辛ラーメン、辛すぎる。
日曜の朝、午後にはサークルの予定。
朝冷たい水で顔を洗って元気100倍になったので100円もしないカップラーメンに100度の熱湯を注ぐ。今のところパーフェクト。
注いでから気づく、熱湯を入れるため3分の1だけ剥がしたラーメンのふたに印刷された「辛」の文字。一瞬世界がゆがむ。血の気が引いた頭に唯一浮かんでくるのは後悔。なぜ二つあったうちこっちのラーメンをえらんだのか
というかなぜ辛ラーメンなんて買ったのか
でもこれは初めて食べるやつだから、前のやつほど辛いとは限らない、なぜすべての辛ラーメンが同じ基準で辛さの設定をされている必要があるのか、こういうときこそポジティブにならなければいけない。安かったのだから辛い粉も比例して少なくなっているはず。
3分後、緊張の瞬間は待ってはくれない。さあ、辛ラーメン。僕の100点の朝を減速させることはできるのか。コンビニで余分にもらった割りばしを完璧に割ってそれと対峙する。
敗北。毛穴を実感するほど汗がにじみ出てくる。ここからは作業である。一口すすっては水で流し込む。汗。流し込む。汗。汗。、、、
もう1回顔を洗い直して2回目のスタート。