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正拳突きの一例

ここでは図表を用いた正拳突きポストを紹介しています。
正拳突きにおいて図表やデータは必須ではありませんが、つけることでよりインパクトが増す場合があります。
皆様もこちら(https://note.com/kobushi_tarou/n/n225197646233)からご自由にお使いください。

ポスト紹介の許可を頂いた世代間格差様、中田智之@社会保険料減税会様、医ンペラトル様にはお礼申し上げます。



現在の賦課方式の年金では今後の高齢者世代の増加および現役世代の減少により給付水準の低下は必然です。現役世代からの徴収額を今以上に上げては現役世代の生活が脅かされるため、給付額の抑制は必要になってくるでしょう。



高額療養費制度は医療費の自己負担が高くなりすぎるのを防ぐために、毎月の支払額に上限を設けているものです。現役世代は年収によって上限が異なり区分アに該当する場合は25万以上になり、その年収をもってしても払うのは難しい額になります。他方、高齢者世代では年金控除が大きいために住民税非課税の場合が多い上、現役世代の住民税非課税者の35400円の約1/4の8000円しか支払う必要がありません。このような上限の違いによって高齢者はほとんど無尽蔵に医療を受けることができます。そしてその分の金銭的負担は現役層に降りかかります。このような不平等と浪費は正すべきであり、その方法として医療費三割負担化を訴えています。



高齢者負担の増加を訴えるポストに対しては「おまえもいつか老人になる」(通称おま老)と言った批判が寄せられることがあります。しかし、若者が将来を考えていないから高齢者負担の増加を訴えているのではなく、将来を考えるからこそ社会保障を持続可能なものに変えていかなければいけません。そしてそのことを正面から訴える必要があります。



国の予算において最も大きい額を占めるのは社会保障費(140兆円)です。それに比べれば公共事業(6兆円)も防衛費(10兆円)もましてや国会議員報酬(200億円)も比較にならないほど小さいです。国の財政状況が問題であるというのであれば社会保障費の問題は避けて通れません。しかも払っているのは現役世代で恩恵を受けているのはほとんどが高齢者世代という世代間格差の問題もあります。



シンプルに医療費負担の適正化を訴えるポスト。健康保険の見直しを訴えると「国民皆保険を破壊してアメリカのような医療費で破産するような人間を作る気か!」などの事実無根の中傷を受けることがあります。しかし反サロが目指すのは逆、国民皆保険維持のための過剰医療の抑制なのです。



社会保険料の名目で税金として使われているよりもさらに多額の金が社会保障費に流れ込んでいます。そしてこの社会保険料はそのほとんどが現役世代の拠出によるものであり、低所得者でも容赦なく取られる逆進性の強いものです。そして高齢者への給付は資産関係なく所得だけで判断されるため、ワーキングプアから資産家高齢者への所得移転という異常事態が起こっています。社会保障費の給付抑制と社会保険料の減額が急務です。

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