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埼玉県道・千葉県道19号 越谷野田線

2019/07/13
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埼玉県越谷市

旧・南埼玉郡大袋村

北越谷5丁目の大野島越谷線(r325)から東に分岐する交差点が起点。西は東武伊勢崎線の高架がある。この区間は都市計画道路浦和野田線の一部として整備されたものだが、踏破当時県道に指定されているのはここから足立越谷線の交点までである。
栄進中学校入口交差点で足立越谷線(r49)と重複、南へ進む。番号が若いのはこちらの方だが、直進方向が旧道として指定されていた故か、日光街道、旧4号としての足立越谷線の高い立場故か道としての表記はr49で一貫している。

旧・大沢町

香取神社の骨董市。ここを歩いたのは朝方だが単独区間と比べるとなかなかの賑わいである。
大沢一丁目交差点を左折、単独区間へ。夏祭りシーズンであるためか提灯がいたるところに架けられている。
地蔵橋で渡るのは逆川。古利根川の分流で、元荒川へ流れる。この一帯の水は基本的に濁っているが、近頃引っ切り無しに降った雨の影響もあってなおのこと汚い。
東大沢五丁目で北越谷東口駅前通りと交差する。駅前通りなだけあってこの県道より賑わっている。

旧・増林村

その後花田(西)交差点で越谷八潮線(r115)と交差、越谷八潮線はいくつもの工業団地を抜ける道路で、産業道路の異名を取る。
花田交差点を左折。
定使野橋(じょうつかいのばし)で、春日部市豊春の農業排水を源流とする。新方川を渡る。逆川は新方川を伏せ越し暫く当県道と並行して進む。川向かいに見えるのはオーストラリアの鳥を数多く飼育しているキャンベルタウン野鳥の森。
この県道の新道と交差。左の道は2022年にこの県道の一部となり、代わりにr49重複開始地点からここまでの道が市道に降格した。
逆川は釣り場としても知られ、朝早くから沢山の釣り人の姿が見られた。
平方東京線(r102)が新方橋(南)交差点から重複する。
r102とはすぐお別れ。この県道の新道が開通した暁にはこのルートはr102の単独区間となるだろう。
寿橋で渡る大落古利根川。目の前にあるのは逆川への分水を行っている古利根堰。松伏溜井、大吉調節池が近くにある。

北葛飾郡松伏町

旧・北葛飾郡松伏領村

川を境に、北葛飾郡松伏町へ入っていく。平成の大合併を経て二町しか無くなった北葛飾郡の町の一つで、プロゴルファー、石川遼の地元として知られる。町には鉄道も国道も通っていないため、当県道が軸となって市街地を横切っている。
松伏交差点をくの字に曲がり葛飾吉川松伏線(r67)と僅かながら重複、ゆめみ野のニュータウンを横切るバイパスへ向かう。正面に進んだ先の春日部松伏線(r10)をしばらく行くとこの県道の旧道がある。
内前野交差点を左折、進路を東に戻し単独区間へ、ニュータウンを横切る片側2車線の道路が始まる。
真新しい家が並ぶニュータウン。バスの便もよく東京に出ることに拘らなければ住み良いだろう。
ショッピングセンター。さほど大きくはないが不便はないだろう。
ニュータウンが終わり、田島(南)交差点を左折、中井松伏線(r378)と合流。当県道が旧道のルートを通っていた時代はr378単独区間だった道である。中心街を抜けたため、田園も見られるようになる。
田島交差点を右折。進路を東に戻す。左に進んだ道が旧道である。

吉川市

旧・北葛飾郡旭村

少しだけ吉川市に入る。
豊橋で渡る中川。
埼玉テクノポリスはここの南に広がる工業団地の名称。

北葛飾郡松伏町

旧・中葛飾郡金杉村

再び松伏町へ。しっかり看板が設置されている。
野田橋交差点は当県道の他に、三郷松伏線(r21)の終点、松伏春日部関宿線(r42)の起点、当県道と42号に重複する形ではあるが野田岩槻線(r80)も通過する主要地方道の軸となる交差点である。その割に道路が貧弱でよく渋滞しており、歩行者の存在は考慮されていないのか横断歩道は当県道側にしか付いていない。
土手に見える道は三郷幸手自転車道線(r156)である。
野田橋。こんな感じの歩道しかない。
江戸川。埼玉~千葉県境は全てこの川である。

千葉県野田市

旧・東葛飾郡野田町

千葉県野田市に入る。埼玉県区間と比べるとこちらはかなり短い。
江戸川左岸(千葉県側)の自転車道は松戸野田関宿自転車道線(千葉r401)。
歩道橋で渡る野田橋下交差点はつくば野田線(千葉r3)の終点。
野田市は醤油の生産地と知られ、キッコーマンを始め多くの醤油メーカーの工場がある。
野田市 中野台交差点は松戸野田線(千葉r5)の終点。
川沿いは工場が目立ったがしばらく歩くと住宅地へ。
終点、野田市 下町交差点。東への道は野田牛久線(千葉r46)が受け継ぎ、東武野田線、野田市駅へ向かう。北は結城野田線(千葉r17)の終点、南は千葉r5の旧道。

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