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埼玉県道56号 さいたまふじみ野所沢線

2021/12/18 起点〜東武東上線踏切手前の交差点
2021/12/26 東武東上線踏切手前の交差点~終点
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さいたま市大宮区

旧・北足立郡木崎村

さいたま市大宮区(旧・北足立郡木崎村)、川口上尾線(r35)の北袋町交差点から西へ進みスタート。東には首都高速埼玉新都心線の新都心出入口があり、新都心線はこの県道の下をトンネルで通っている。
さいたま新都心地下道。鴻巣桶川さいたま線(r164)、東北本線(さいたま新都心駅のほぼ真下)の下を通る。ここから中央区(旧・与野市)。

さいたま市中央区

旧・与野町

埼京線(北与野〜大宮駅間)と新幹線の下を通る。さすがの新都心だけあって辺りは新しい高層ビルが建ち並ぶ。
上落合一丁目交差点を右折、北に進路を変え国道17号と重複。
そのまま宗岡さいたま線(r215)とさいたまスーパーアリーナ入口交差点で交差。さいたまスーパーアリーナはこのすぐ東にある。
この区間は与野大宮道路の通称を持つ。北方面2車線、南方面が1〜2車線と比較的広くなっている。
上落合交差点を左折、進路を西に戻し単独区間へ。東側は新方須賀さいたま線(r214)。

さいたま市大宮区

旧・並木村

新都心線の脇を進む。ここでまた大宮区に戻る。旧・並木村→三橋村。
鴻沼川。橋名は見ただけでは分からなかったが南大橋というらしい。

さいたま市中央区

旧・与野町

大谷本郷さいたま線(r165)と交差。ここからまた中央区(旧・与野市)。地下に潜っていた新都心線が地上に顔を出している。
与野大宮大通り交差点。右へ曲がり、国道17号新大宮バイパスと重複。
埼玉県内は全線6車線の大型バイパス。

さいたま市大宮区

旧・並木村

再び大宮区(旧・並木村→三橋村)に戻る。ここまで来ると都市部らしい一面はほぼ影を潜める。
三橋二丁目交差点で新大宮バイパスと分かれ、再び単独区間へ。

さいたま市西区

旧・植水村

栄橋で鴨川を渡り、西区(旧・植水村)に入る。鴨川の由来は加茂宮(現・さいたま市北区宮原町)の近くを流れていたからとされている。
水判土(みずはた)交差点。さいたま鴻巣線(r57)がしばらく重複する。
交差点にある大きな寺は慈眼寺。
その先の水判土橋では新川を渡る。
足立神社。さほど大きくない神社だが解説板等がいくつも置かれている。

旧・馬宮村

二ツ宮交差点でr57と分かれる。
荒川を渡るため右側を歩くことを余儀なくされる。なお、治水橋自体は両側に歩道がある。
堤防工事中。
埼玉県警察自動車訓練所。かつてはここに免許センターがあった。
富士山のよく見える堤防区間はまだまだ続く。
下にはさいたま武蔵丘陵森林公園自転車道線(r155)が見える。
今まで無かったヘキサがようやく見られるようになるが、さいたま市内のものは県道名が旧称、さいたま上福岡所沢線のままになっている。
荒川。県内有数の大河であるが、この治水橋においては市境になっていない。これは改修によって荒川のルートが変わったためで、現在旧路にはびん沼川が流れている。

川越市

旧・入間郡南古谷村

びん沼高架橋でびん沼川をかすめる。漢字を当てると「瓶」らしいが、平仮名で書くのが一般的。もとは荒川の流路で、さいたま市と川越市(旧・入間郡南古谷村)の境界になっている。
この高架橋は市境を掠めていて、小さいがそれを示すプレートも置かれている(ただし、「大宮市」表記のまま)。

さいたま市西区

旧・北足立郡馬宮村

陸橋を渡ると飯田新田に入る。ここはさいたま市だが、西区の主要部に出る道は治水橋の一本のみ。写真の馬宮西小学校の生徒は、中学に進学すると川の向こうの馬宮中学校に通うことになる。
付近には治水橋建設に尽力した斎藤祐美県議会議員を称える石碑が設置されている。
他にも保存された旧橋の下弦材と垂直材など、モニュメントがまとめて設置されている。
飯田新田の風景。さいたま市屈指の自然風景だろう。

富士見市

旧・入間郡南畑村

船渡橋でびん沼川を渡り、富士見市(旧・入間郡南畑村)へ。上南畑村、下南畑村、南畑新田、東大久保村が合併して出来た南畑村だが、この県道が通るのは唯一南畑が名前にない東大久保。
川越新座線(r113)と東大久保交差点でぶつかり、少しの間重複する。
東大久保橋で新河岸川放水路を渡る。新河岸川放水路は新河岸川とびん沼川を繋いでいる。
その後東大久保橋(北)交差点でr113と分かれる。

川越市

旧・南古谷村

川越市(旧・南古谷村)へ。この道が通るのは大字渋井と大字古市場。
水門増設工事中らしい。遠くからしか見えないが……。
国道254号富士見川越バイパスと渋井交差点で交差。富士見川越バイパスは昔一応有料道路だったが、ここから無料で入れてしまったらしい。
川越市内の風景。市中心部はもちろん南古谷の中心からも外れているため田畑が目立つ。しかしながら民家も存在する。この辺りの人は上福岡駅と南古谷駅のどちらを使うのだろうか?
養老橋で新河岸川を渡る。

ふじみ野市

旧・福岡村

ふじみ野市(旧・福岡村→福岡町→上福岡市)に入る。この県道は上福岡市街の中心部を通り、国道254号と共に市内交通の軸となっている。
川を渡ってすぐ周辺が賑わいだす。大日本印刷の上福岡工場が市街の外れに聳えている。
日本無線埼玉工場(2012年まで)の跡地に2020年11月に誕生したイオンタウンふじみ野。
ふじみ野市役所は元・上福岡市役所。
上野台のマンション群。かつては日本住宅公団造成の上野台団地だったが、2004年の建て替えで「コンフォール上野台」となった。
上福岡駅入口交差点。上福岡駅に繋がる駅前通りが出ているが特に県道指定はされていない。
東武東上線の踏切手前にある交差点で1日目終了。踏切のせいでここ一帯は酷く渋滞していた。

旧・大井村

ここから2021/12/26。鶴ケ舞から旧・大井町。町村トップの人口密度を記録したことがある。
亀久保交差点で国道254号と交差。
電気興行、オリエントコーポレーションと大型の建物が並ぶ。その奥にはビバモールもある。
そこからしばらく歩くと幅員が狭くなる。歩道も細くなる。
沿道にある商店街の地図では、この県道を狭山ふじみ野線と表記している。亀久保交差点を終点としているが、そこから三角交差点間はこの県道と完全に重複している県道163号の名称である。
上福岡駅を中心とする市街地から離れたことで建物が減少、田畑が広がり始める。
三角交差点を左折しで狭山ふじみ野線(r163)と分岐。進路を南に変える。上を通っているのは関越自動車道、三芳PA〜川越IC間。
大井武蔵野。三富のような短冊型の地割が見られ始める。

入間郡三芳町

旧・三芳村

総合体育館入口交差点付近で入間郡三芳町に入る。埼玉では蕨、鶴ヶ島ととともに、町村制施行以来廃置分合をしたことがない自治体の一つ。
三富の一つ、上富の道を行く。
この道沿いに民家が密集している。
所沢市堀之内の堂入沼から富士見市南畑の新河岸川を流れる砂川堀。永久保橋で渡る。
三富の菩提寺、多福寺の入口。多福寺【三芳町の観光】|埼玉県三芳町 が詳しい。
上富村の名主、島田家の長屋門。
けやき並木の道を往く。
周辺では川越いもの生産が行われている。
旧島田家住宅。辺りは観光向けの看板が多く立つ。
庭にも色々と設置されている。
旧島田家住宅内部。おばちゃんがお茶を出してくれた。
上富交差点を右折、けやき並木ともお別れ。直進方向は三芳富士見線(r334)。

所沢市

旧・富岡村

所沢市(旧・富岡村)へ。三富の一つ、中富村を歩く。
この地域の建物はほとんど全てこの道沿いにある。
少しでも道を逸れると写真のような景色になる。
中富交差点で所沢堀兼狭山線(r126)と交差。全線片側2車線の大型道路。

旧・所沢町

ここから町村制施行時からの所沢。活気溢れる市街の姿が現れ始める。
ザ・マーケットプレイス所沢北原。典型的な郊外の大型商業施設。
所沢市並木、かつて所沢飛行場があったエリア横を歩く。並木通り団地、所沢市東部浄水場、米空軍所沢通信基地がある。

旧・松井村

並木通り・学園通りと交差する航空管制部前交差点。
国土交通省東京航空交通管制部。
所沢航空記念公園の横を通る。
国道463号と東新井町交差点でぶつかり終点。

GPSログ

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