株:2月8日① アドバンテスト、中外製薬
このnoteは素人の妄想の垂れ流しであり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものでもなく、将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものでもない。
最終的な投資決定は読者ご自身で判断するぜ。
この記事にそそのかされて売買しないぜ、kripya。
アドバンテスト対策
先日アドバンテストの売り時をミスってしまった><
基本的にNVIDIAやSOXX指数の前日の動きがアドバンテストの株価に影響を与えるのだが、2月5日は前営業日でNVIDIAもSOXX指数も上げていたのにアドバンテストは下げてしまった。
私は決算翌日の午前に買っていたのだが2月5日の朝のふるい落としで売ってしまった。
アドバンテストを含めた半導体業界の2023年は電子部品・半導体は需要は弱含みで推移、メモリ半導体は供給過剰から単価が大きく下落と良くなかった。
アメリカのNVIDIA、スーパーマイクロとは違い決算でハッキリとした利益と2024年の明るいガイダンスを見せていないのに株価を上げていたのはひとえに『人々の希望』によるモノ。
アドバンテストはその点大きな希望がある。
半導体検査装置は世界でアドバンテストとテラダインの2社でほぼ独占している。
アドバンテストのシェアは57%
テラダインはアップルが調達する半導体用のテスタを取り扱っていてその分野でアップル以外の商品を取り扱う余裕があまりない。
アドバンテストはNVIDIAのハイエンドGPUH100のテスタを取り扱うのだ。
H100はダイサイズが大きいため、一度にテストできる個数が少なく、チップの回路も複雑なのでテスト時間も長くかかります。そのため、アドバンテストのSoCテスタの中でも最高性能のV93000シリーズの中でも高価格帯(1.5億~2.0億円/台)の需要が増加すると思われる。
しかし!会社予想ではアドバンテストの業績が大きく伸びる予想は2035年3月期以降なのだ。
まだ一年もあるよ!
つまり、アドバンテストの株価は業績ではなく、空気に左右される。
だからNVIDIAやSOXX指数の動きに連動しているように見えるのは投資家達がNVIDIAにアドバンテストの未来を見ているためだ。
今回はミスってしまったが、テクニカルと合わせれば何とかなりそうだ。
macdがゴールデンクロスを組んでヒストグラムが上昇傾向の内はRSIが70以上で過熱感があっても下げづらい。
ヒストグラムが低調な時はRSIの過熱感に敏感に反応する。
それが2月5日に起きたアドバンテストの下げ。
今日2月8日は昨日のNVIDIAとSOXXの上げを受けてアドバンテストは予想以上の上げ。
macdのヒストグラムも大きくなりかけている。
今夜のアメリカ半導体はArmHDの好決算もあり悪くはないだろう。
アドバンテストは今日上げ過ぎに見えるが明日も上げそうだ。
レーザーテックは2023年10-12月期は良かったが受注高が良くなく来期のガイダンスは経常利益はマイナス予想。
中外製薬が上がり始めた
過去2回も75日線で跳ね返っているが今回も同じ動きになりそうだ。
材料はある。
まずは1月31日のイーライリリーの好決算だ。
イーライリリーは時価総額でテスラを抜いて世界9位(トヨタは35位)。
新たなマグニフィセント7に組み入れようという意見もある企業。
そんな大きな企業が好決算を出した。
重要なのは、『肥満治療薬「マンジャロ」の販売は急増し予想も上回ったほか、12月に発売された期待の減量注射薬「ゼップバウンド」も予想を上回った』
肥満治療薬が大人気なのだ。
これらはGLP-1受容体作動薬で注射薬。
2018年9月に中外製薬とイーライリリーは中外製薬の非ペプチド型経口GLP-1受容体作動薬であるOWL833に関するライセンス契約を締結している。
イーライリリーはOWL833に関する全世界の開発権および販売権を取得します。
中外製薬はリリーより5,000万米ドルの契約一時金を受け取り、今後の開発の進捗度合いに応じて追加の支払いを受け取ることになります。
また、上市成功後には、中外製薬はさらに売上額に応じたロイヤルティを受け取ります。
OWL833は経口薬で注射よりもお手軽。
この肥満治療薬の販売が始まればどのくらいの利益になるか!
もう一つのニュースが『中外製薬創製の5つ目のグローバル製品としてクロバリマブが世界で初めて承認を取得』
クロバリマブ、発作性夜間ヘモグロビン尿症を対象に中国において世界で初めて承認を取得した。
ここ最近売られ続けていたが反転攻勢の時が来たようだ。
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