共同通信杯 予想
前置き
去年はレース前に『クラシックを占う大一番になりそう』、レース後には『エフフォーリアは春のGⅠで外せない』と副題をつけました。
今年は、『戦国時代を告げるレース』
2歳GⅠの上位組は安泰じゃないぞと。
下剋上上等!
馬場は思ったより悪化しなかったのですが明日は午後2時くらいから雨が降り始めるそうです。
表面が濡れて滑る馬場だと跳ぶタイプやバランスの悪い馬など嫌がる馬が出てくるかな。この点でジオグリフは少し不安。
朝日杯とホープフルS組ってどうなの?
今年の重賞のために何度も両レースを見返しているのですが…
『朝日杯とホープフルSって順位どうりの力関係じゃなくね?』
レースレベルはそんなに悪くなかったのですがGⅠだからって抜けて強かったわけでもないなと。
去年の3歳世代は強かったけど今年もなかなかいいレベルじゃない?
重賞未出走組にもチャンスは大きそうだと思う。
今回もダノンベルーガ、ジュンブロッサムはいいパフォーマンス見せているし、ビーアストニッシドアバンチュリエら別路線組の順位によって力関係もおぼろげに見えてくる。
印
◎②アサヒ
安定の馬場不問タイプ
イクイノックスとの比較で
〇⑥アケルナルスター
東京でこそ
▲⑩ダノンベルーガ
好きなタイプ。
未完成でどこまで
△⑨ジュンブロッサム
前でどこまで粘れるか
△⑧ビーアストニッシド
今回は前のポジション取れそうで巻き返し
△⑤ジオグリフ
1キロ重いのと、加速の遅さで届かないと思う。
次点
③アバンチュリエ
いい末脚はあるが果たして。
⑪ダノンスコーピオン
今回は叩き台かな?
馬券
単勝②1000
複勝⑥500
ワイド②⑥⑩ 3x300
馬単
1着②⑥ 2着②⑥⑩⑨ 6x200
3連単
1着②⑥ 2着②⑥⑩⑨ 3着⑥⑩⑨⑧ 16x300
1着②⑩ 2着②⑩⑨ 3着⑩⑨⑧⑤⑥ 15x100
1着② 2着⑨ 3着⑩ 100
出走予定馬
①サンストックトン
ワールドエースxキンカメxトニービン
血統は文句なし。
雨が降ってもおそらく大丈夫
前走はやや後ろの位置取りになったが中山2000mで前半が35.7秒となかなか速かったため。
3-4コーナーと直線で外々を周って距離ロス大きかったのでもう少しできたはず。
トップレベルとの瞬発力勝負では劣るが雨の具合によってはこの馬の出番もあるかも。
前走より頭数も少なく競馬しやすいのも〇
地味ながら掲示板を狙える馬。
②アサヒ
跳ぶ走りをするがヒザを高く上げているし、雨の稍重でも問題なく走れている。
特に進路変更する時の動きがスムーズで体幹が強そうで安定している。
こういう馬は馬場不問タイプ。
中山の未勝利の2着も長くいい脚を使っているし、東スポ杯2着は強い内容。
良でも稍重でも勝ち負け。
軸にしたい
③アヴァンチュリエ
モーリスxディープインパクト
母母ムーンライトダンスはカラ競馬場のマイルGⅢを逃げ切り勝ち
ムーンライトダンスの半兄に愛ダービー、ゴールドカップを勝ったGrey Swallowがいる
ノーザンテーストとTheMinstrelのニアリークロスあり
スタートは少し遅いので後ろからのレース。
ベゴニア賞も後方待機から直線でいい脚で追い込んでいたのだが残り100m手前で勝ち馬に前に入られて少しブレーキ
ジュニアカップも後方から。
中山マイルは前半が下りで速くなりやすいのに1000m通過60.1秒と遅かった。
早めに仕掛けて前に追い付いたが最後は勝ち馬に離された。
上り3ハロンは同じでスタートの差が大きかった。
1800mは持つでしょうがスタートの不利をどう挽回するか。
能力は通用する。
④エイシンシュトルム
エイシンヒカリxタピット
カロの4x5あるしリボーもあり冬東京で走りそう。
映像見れなかったのでわからない
⑤ジオグリフ
ゲートの出はゆっくりで加速にも時間がかかるタイプ。
朝日杯もスタートは遅かったがさらに抑えて後方からで終始外々、4コーナーからは大外を周る大きな距離ロスがありながらも
走った距離を考えれば実質上り『単独』最速はこの馬。
予想したよりも後ろの位置取りになってしまったのもまずかった。
東京競馬場なら加速させやすいし距離がのびるのもプラス。
マイルを走った効果で馬が早く反応するようになっていればいいのだが。
良なら勝ち負け
母父キンカメだけどヒザも高く上げないし、重馬場は走ってみないとわからないが少し不安。
それにスタートの遅さからくる位置取りの悪さは騎手がどうにかしないといけない。
1キロ重いのと位置取りのせいで勝ちきれないかもしれない。
⑥アケルナルスター
この馬も未勝利で抜群の上りを見せた。
上り2位よりも1.3秒も速かった。
ホープフルSは7着だが上り最速で勝ち馬から0.5秒差は優秀。
広くて直線の長い東京に替わるのは大きなプラスで上位争いできる。
父トーセンラーは重馬場良くなかった。
しかし、バークレア4x4でスタミナありそうだし、母方にカーリアンと49erもいて荒れ馬場もこなしそう。
まぁ、冬中山で上り最速なんだから荒れ馬場は得意。
上り最速は東京で買いでしょう。
内にささるけど東京の新馬では左ムチでなんとかなっている。
ホープフルの直線ではフィデルに絡まれて外に行き、左ムチで内に行き、右ムチで外に行った。
これだけ進路変更できれば十分だと思うのですが?
⑦レッドモンレーヴ
カナロアxディープインパクト
母方にトニービンあり、血統は冬東京〇
前走の未勝利は一回使った良さが出ていた。
しかし、このメンバーとやるのはまだ早い。
⑧ビーアストニッシド
米愛国者xネオユニヴァース
シンザン記念は勝ち馬に前を取られて必死に抑えていた。
すんなり先行できていたら勝ち負けもあったと思う。
母方に重馬場得意な面々がいるので大丈夫でしょう。
早熟だと思うが、まだ通用すると思う。
ホープフルS4着のフィデルと同じくらい
⑨ジュンブロッサム
ワールドエースxクロフネ
ウィズグレイスの前の週に2000mのレコードを出した馬。
重馬場は大丈夫だろう。
脚の長さを活かしたピッチ走法。
レコードを出したが時計がかかる馬場の方が得意そう。
馬力勝負になると分が悪い。
コーナーが多いコースの方がいいかも。
⑩ダノンベルーガ
ハーツクライxTizway
母方にマッチェム系とリボーが複数あり
母コーステッドはBC2歳芝GⅠで2着。
3歳になって成績を落とした早熟タイプ。
母父Tizwayは6歳でダート1600、1800mGⅠを先行して連勝した遅咲き。
新馬戦はスローからの瞬発力勝負だが、上りだけで2位より0.8秒も速く力は抜けていた。
直線で胸を張って脚の回転の速い走りは好感が持てる。
こういう走り好き。
好きなのだが、まだ未完成。
脚の動きに上体がうまく連動していない。
うまく成長すれば強い馬になる。
堀調教師のコメント
「性格の良さと操縦性の高さは優れた点。右トモをケアしながら仕上げていきたい」
「スピードの乗りも良く、ラスト1Fの反応も良かったですが、前走時の1週前の方が良かった感じがする」
少し気になるコメントではあるが、新馬の走りを見るとレースに行って真面目に走る(走ってしまう)タイプだと思う。
写真をみるとすこし緩いようにも見える。
右トモに不安があるから大事に仕上げている印象を受ける。
こういう馬の取捨が難しいんだよね。
成長すれば重馬場も大丈夫そうだが未完成ではどうか、能力的には買いたいけど今回は勝ち負けは難しい。
掲示板を外すとすれば仕上がりの差。
⑪ダノンスコーピオン
父ロードカナロアで母にグレイソヴリン系あり
母譲りの気性で前進気勢が強い。
朝日杯も好スタートで先行したが騎手が抑えてポジション下げて、直線も進路探してジグザグに走った。
それで0.2秒差は勝ち馬とほぼ同等と考える。
朝日杯は勝ち馬がもっともロスのない競馬をしている。
新馬戦で6月後半の稍重阪神で重馬場巧そうなルージュラテール相手に勝っている。
跳ぶ走りでもこなしていた。
重馬場になったらわからないが稍重ならなんとかなりそう。
追切の遅れは気になる。
おそらくここは叩き台