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インターナショナルS 2023年 予想

エボアフェスティバルの初日
今週はヨークで重要なレースが行われます。
インターナショナルS、ヴォルティガーS、ヨークシャーオークス、ナンソープS、そして最終日の多頭数によるハンデ戦!


ヨーク競馬場 2063m 

左がスタート

赤い矢印がスタート地点。
多少の高低はあるが±1m以内でほぼ平坦。
英愛の馬は平坦ヨークで走るかどうかで米、豪、香港、ドバイなどの平坦コースで勝負できるかの判断材料になる。

ゴール前の直線が約900mと長くL4(残り800~600m区間、下のラップタイムではF7)かL3(残り600~400m区間、下のラップタイムではF8)で最高速に達してからいかにゴールまでの失速を抑えるかが重要になる

日本の東京(525m)や新潟外回り(659m)ではL3かL2で最高速に達しやすく、ラスト200~400mの失速を抑えればいい。
ヨークは直線が長くラスト400~600mと失速を抑える距離も長い。
ピッチ走法よりもストライド走法で加速に時間がかかる馬が有利。

2022
2021
2020
2019

天気

日本にも競馬場の風向き、天候がリアルタイムでわかるサイトあるのかな?
便利だよねー。

やや硬めの良馬場になりそう。

◎③2枠 Paddington
イギリスの人気童話『くまのパディントン』から名づけられた馬。

シユーニ(ピヴォタルxデインヒル)xモンジュ(サドラーズウェルズxトップヴィル)xパントレセルブル(ヌレイエフxアリダ―)

父父のピヴォタルがヌレイエフ系xグレイソブリン系。
母母のミリオネイアがヌレイエフ系xアリダ―系xグレイソブリン系。

血統からはマイルベストで重馬場得意、平坦に強い。

戦歴から5戦全勝、4GⅠ勝ち。
愛2000ギニー(後半ほぼ平坦)良
出遅れもすぐに前にとりつき2番手から。
上半身強く、しぶとくフォーム変わらず長く粘れる。

セントジェームスパレス(長い上り坂)良

外枠から普通にスタートして外の2番手。
4コーナーで外に出して押し切った。
L3で最速に達してもL2も失速していない。
最高速自体は速くないが失速が少ない。
これがこの馬の強み。

エクリプス(後半長い上り坂)良
前走のアスコットで上り坂を苦にしなかったが2000mでもそれは変わらなかった。

4頭中2番手でレースしたパディントンは後ろのエミリーアップジョンにマークされる形。
残り400m過ぎでエミリーアップジョンが抜きにかかりラスト200mでは半馬身差まで詰めるるがパディントンは最後まで抜かせないしぶとさをみせた。

サセックスS(後半長い下り坂)重
パディントンには初めての後半下りのグッドウッド競馬場。
良馬場だとハロン10秒台が出るコース。
最高速が劣るパディントンには重馬場は有利だった。

先頭を走り、長い直線でL3最高速からの400mのバテあい。
最後までフォームが崩れない。
速くはないがバテない。

負けるとすれば瞬発力勝負に持ち込まれた時。

〇①3枠 Mostahdaf
フランケルxドゥバウィ
今年のドバイシーマはレベル高かった。
上位馬がその後活躍している。
2着ウエストオーバーがコロネーションGⅠ2着、サンクルー大賞典勝ち、キングジョージクビ差2着。
3着Zagreyがサンクルー大賞典2着。
4着Mostahdafはプリンスオブウェールズ勝ち。

ドバイシーマでは4コーナー2番手だったがイクイノックスに離され、2頭に差された。
差した2頭は強い馬だし、シャフリヤールやウインマリリンに先着したのは評価したい。

パディントンをマークして直線の我慢比べ。

▲②4枠 Nashwa

フランケルxピヴォタルxハイエストオナー
去年の仏オークス馬
今年はファルマウスS圧勝。
良発表だがレース中も雨が降っていて柔らかいコンディション。
重馬場得意なこの馬には条件良かった。
前走は去年勝ったナッソーSで3着。

上り最速も届かず。
長い直線は向いているし、瞬発力ならメンバー中一番。

△④1枠The Foxesチャーチル(ガリレオxストームキャット)xダルシャーンxヌレイエフ半姉にドバイ2000mダートGⅠ勝ちマッターホーン。4月にニューマーケット良1600m2着。ヨークのダンテSで中団後方内ラチ沿いから抜け出して勝利。英ダービーは2400mがベストではない中で5着と健闘。

F9でメンバー中最速を記録しているように仕掛けるのが一番速かったのでその分失速も速かった。ダンテでは英ダービー3着のWhitebirchに勝っていて3歳世代のトップの一頭。評価は低いが血統的にも後半にしぶといので期待している。




エイダン・オブライエン師のコメント
"Paddington is in good form. Everything in his preparation has gone well since Goodwood and we're very happy with him. He's stepping back up to a mile and a quarter now but he seemed to cope with it well at Sandown. We're looking forward to it."
「パディントンはええ調子やねん。グッドウッド以降、準備のどれもがうまくいってて、めっちゃ満足してるわ。今度は1マイルと4分の1に距離を伸ばすんやけど、サンダウンではそれなりにうまく乗りこなしてたんや。楽しみやなぁ。」


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