アイリッシュ2000ギニー 予想
馬場状態は重~不良で行われそうだ。
この馬場状態を受けて、Van GoghとMac Swineyのオッズが下がった。
オブライエン親子の馬の取捨選択が問題だ。
5月1日に行われた英2000ギニーでオブライエン親子の馬が人気のBattlegroundやThunder Moonを含めて下位に沈んだ。
勝ったのはPoetic Flareでドーンアプローチxロックオブジブラルタル
オーナーブリーダーで調教師のレジェンド、ジム・ボルジャー師の馬です。
勝ち時計は1分35秒69と平均的
去年のKamekoのタイムよりも1秒遅いのですが、他のレースも軒並み去年より遅いので『去年よりも時計のかかる馬場』だったのでしょう。
14.51-10.81-11.04-11.46-11.42-11.35-11.96-13.14
ニューマーケットのローリーマイルはいくつかの起伏を超えてゴールまで登っていくコース。
最後は上り坂なので時計がかかりますが、それにしても失速度合いが大きい。
ちなみにその前の11.96の区間は下りですが失速しています。
オブライエン親子の馬は14頭中で8,11,13,14着と大敗。
一番人気のなかったVan Goghが最先着。
エイダン師はWemblyは硬い馬場の下りをうまく走れなかった、Battlegroundはこのコースの起伏をうまく走れなかったと説明。
ジョセフ師はレース前に消耗してしまったと述べた。
レース後の医師による診断でも馬体に以上はなし。
Wemblyは追い上げる脚がふらついていた。
Battlegroundはいかにもバテていた。距離が長いかもしれない。
Thunder Moonは最初っからいいところなしだった。
10月にこのコースの1400mGⅠで3着しているのだが重馬場。
馬場が硬すぎたのだろうか。
今回の愛2000ギニーの舞台であるカラ競馬場では去年の9月の1400mGⅠでThunder MoonとWemblyが1,2着。
同じ厩舎のSir Lucanも今年の初戦で17馬身の惨敗したけど次のGⅢを快勝しているし、気にする必要はないかなー?
8番 Poetic Flare
5月1日に英2000ギニーを勝ったあと16日にロンシャンの仏2000ギニーで6着。
そして今週も出るのかよOMG
仏2000ギニーは重馬場で1000m通過1分4秒45でラスト3ハロン12.37-11.36-11.98。
スローペースからラスト400mで急激なギアアップ。
そして直線では前壁でカニ歩きして追い出し始めたのは残り250m地点。
最後に追い込むがすでに遅し。
騎乗ミス。
能力は高いので疲労がどれだけあるかが問題。
重馬場も悪くはないが、理想は良馬場。
人気を落としているのが気になるが、疲労さえなければいける。
5番 Lucky Vega
英2000ギニーは半馬身差の3着。
9月のカラの1400mGⅠでオブライエン親子の馬に負けて5着だったが、直線で包まれて自由に走れなった。
あれは大きな不利。
1200mではいいスピードを見せているし、前走はそのスピードをマイルでも活かせるのを証明した。
勝ち負け
順調に来ているが重馬場は良くない、と調教師
4番 La Barroa
4月に後に英2000ギニー2着になるMasters Of The Seasの2着。
悪くない。
上位争い可能
6番 Mac Swiney
前走はBolshoi Balletには完敗だが2着からは3/4馬身差。
10月のドンカスターのマイルG1は不良馬場の消耗戦を生き残って1着。
距離短縮で重馬場の今回は面白いか。
7番 Monaasib
英2000ギニー3着
重馬場はこなすはず、と調教師
のど鳴りの手術後の調子を見るのに前走を使った。
これ以上ない状態らしい。
9月にカラのマイルでHigh Definitionの3/4馬身差の2着で4月もPoetic Flareと1+1/2馬身差の3着。
最終コーナーを外から追い込んだけどPoetic Flareとの差は詰まらず、むしろ最後に2着馬に差された。
上位争いできそうだが優先順位は低いか
10番 The Rosstafarian
前走はヒドイ騎乗だった。
集団の最後方に付けて、前壁。
前の馬が後退するのに合わせてブレーキ踏んで馬もアウアウ。
残り250mあたりでようやく蟹歩きして外に出して追い出すもway too late。
血統よりも長い距離をこなしそうなゆったりとした走り。
期待はできるが、どこまで。
1番 Agrimony
PivotalxDansili
重馬場は問題にしないはず、と調教師
ピヴォタル産駒だしね。
人生に一度のチャンスだとまでいう調教師
口が軽いタイプなのか慎重なのかによるがどうだろう。
レースを見るに、走る気にあふれて先行するタイプ。
真面目に頑張るがGⅠ級かと言われると…
11番 Van Gogh
不良馬場の勝利もあるし、同じアメリカンファラオ産駒のPistaも不良馬場を苦にしていなかった。
なぜか惨敗した英2000ギニーのバリードイル勢で最先着も評価したい。
印
◎ ⑪Mac Swiney
〇 ⑧Poetic Flare
▲ ⑥Van Gogh
△ ⑦Monaasib
△ ①Agrimony 重馬場要因
馬券
3連単
1着⑪ 2着⑧ 3着⑥⑦① 3x3000
1着⑪⑧ 2着⑪⑧⑥ 3着⑪⑧⑥⑦① 12x100