凱旋門賞:2024年 気になる馬達
このnoteは素人の妄想の垂れ流しであり、特定の馬や騎手の推奨等を目的としたものではなく、特定厩舎および生産地の推奨や上昇または下落を示唆するものでもなく、将来の競争成績または馬券収益を示唆あるいは保証するものでもない。
最終的な勝馬投票決定は読者ご自身で判断するっス。
ロンシャン競馬場 2400m
赤い矢印がスタート地点。
スタートして400mは平坦
400~900m区間で約9m上る
3コーナー入り口(900~1000m)が一番高くなっている。
3-4コーナーは下り坂。
大きなスパイラルカーブ。
1000~1500m区間で10m下る。
1500mはフォルススタートの入り口。
後はゴールまで平坦。
ゴール前の直線は約500mでラスト600m勝負になりやすいコース。
馬場状態
今年は重馬場か稍重になりそう。
Turftraxniよると10月1日のゴーイングスティックは6.7で稍重~重馬場。
過去の傾向
直線の約450m地点から内が広がるオープンストレッチが採用された2019年以降の枠の傾向
2023年 8、1、9(15頭)
2022年 6、2、18(20頭)
2021年 12、3、2(14頭)
2020年 4、1、7(11頭)
2019年 3、9、1(12頭)
騎手
デビュー戦で騎乗した騎手が騎乗すると好走率高い。
最後に勝利したレースの騎手と違う騎手だと69頭いて0勝。
オッズ
日本の人気よりも海外の人気が上の馬が好走する。
日本の人気の方が高かったのは去年の2着ウエストオーバーと2020年のインスウープ。
日本
2023年 1人気2.8倍、2人気6.4、13人気73.9
2022年 2人気5.8倍、7人気10.3、6人気9.4
2021年 13人気110.5倍、2人気4.6、1人気4.5
2020年 5人気12.2倍、4人気10.8、3人気8.6
2019年 9人気34.4倍、1人気1.5、3人気8.4
海外
2023年 1人気2.9倍、3人気7.4倍、13人気56倍
2022年 1人気4.3倍、2人気8.8、4人気9.1
2021年 13人気73倍、2人気5.0、1人気4.0
2020年 4人気8.3倍、5人気11、3人気7.3
2019年 5人気14.1倍、1人気1.5、2人気7.6
出走予定馬
人気はLadbrokeのモノ
ソジー 想定1人気 5.5倍
仏3歳の1番手。
古馬との比較で不安はあるが、押さえるべきか。
シーザスターズxシャマルダルxモンスン
ロンシャン重馬場の2400mG1GⅡを連勝中。
パリ大賞典で先行して2着だったイリノイはその後ヴォルティジュールとセントレジャー2着。
後方から追い込んで上り1位(33.57)3着だったデリウスはニエル賞で2着。
ソジーは中団から抜け出して上り2位33.66で勝ち。
ニエル賞ではソジーは先行して上り1位35.28で1着。
デリウスは3番手から上り2位35.33で2着。
このレースで先頭を走った仏ダービー馬ルックドゥヴェガは上り35.93で3着。
仏ダービーも位置取りでルックドゥヴェガが有利だっただけで上位に大きな差はなかったと思う。
ただ、ニエル賞はヴェルメイユ賞との比較で劣る。
ニエル賞は2分34秒33で上がり35.38
ヴェルメイユ賞は2分31秒11で上がり35.41。
ニエル賞の方が3秒も遅いのだからもっと速い上がりじゃないとダメなんじゃないの?
今年の仏ダービーのレベル低いかも?
4着のゴーストライターは頑張っているけど他の出走馬が本当にアカン。
ゴーストライターは仏ダービー前壁で抜け出すの苦労していたし、上位3頭との差はあまりない。
でも、ニエル賞で最下位だったのは英ダービー2着馬なんですよねー。
英ダービーも1強だったとも言える。
今年の仏3歳のレベルの判断難しいな。
長所:
ソジーは先月のニエル賞で見事な勝利を収め、同レースでルックドゥベガとデリウスを退けて凱旋門賞市場のトップに躍り出た。
9月15日の勝利は、彼がロンシャンを気に入っていることを改めて示した。彼はロンシャンで3連勝している。そして、同コースでのグループ1のパリ大賞でも、エイダン・オブライエン調教のイリノイを凱旋門賞のコースと距離で破って成功を収めた。彼の調子は、彼を本命にふさわしいものにしている。
短所:
シーザスターズの息子は凱旋門賞テストにぴったりのように見えるが、かつてはアンテポストで優勝候補だったルックドゥベガの調子を確かめる必要がある。ルック・ド・ベガは、105日間も休んでいたため、ニエル賞から巻き返す資格がある。
関係者のコメント
ピエール=イヴ・ビューロー、競馬マネージャー(ニエル賞後):「ソジーが最後まで走りきったこと、ロンシャンを心から愛していることは分かっていたので、ここに来ました。ここでの勝利は3度目です。彼は本当に成熟し始めています。ルックドゥベガに匹敵するかどうかが問題でしたが、ギュイヨン騎手は自分のペースで走り、本当に勢いに乗ってゴールまで走り切りました。とても穏やかで気質の良い馬で、凱旋門賞でも大いに役立つでしょう」
ルックドゥヴェガ 想定2人気 6倍
軽視したい。
来たらしょうがない。
ロペドヴェガxハイシャパラル
3頭の兄は2000mまでの馬だった。
仏ダービーはスローペースから残り400mで先頭で押し切った。
途中まで団子状態で、ソジーやゴーストライターがこの馬の後ろでなかなか出れなかった。
実力的には3頭に大きな違いはない。
ニエル賞は叩き台だったようだが大きく変われるか?
月曜の追切で現地での評価を上げたようだが。
距離に不安があるし、個人的には大きくは評価できない。
長所:
ルック・デ・ベガは、ニエル賞で7-10のオッズで敗れたことで勢いが衰えましたが、関係者は日曜日に彼が立ち直れると確信しています。
そのレースは3か月以上の休養の後で、キャリア初の敗北となりましたが、凱旋門賞は常に彼の長期的な目標でした。
6月のジョッキークラブ賞での確実な勝利は、彼の資格と可能性を強調しており、彼は大舞台でもそこそこの成績を残すはずです。
短所:
ルック・デ・ベガはニエル賞での敗北後、明らかに疑問に答える必要があり、ソジーを逆転しなければいけない。
キャリアでわずか4戦しか出走していないため、より戦闘力の高いライバルたちを相手に苦戦することになるでしょうか?
関係者のコメント
ヤン・レルナー、共同調教師(ニエル賞後):「仏ダービー前と比べて、ベガは今日、体重を少し下回っていました。すべては3週間後の凱旋門賞に向けてです。ロナン騎手は、最後まで戦うつもりだったが、最後の200メートルで疲れてしまったと話していました。」
ロスアンゼルス 想定3人気タイ 7倍
ここで大きく前進しそう。
印付ける。
キャメロットxダンシリxキングマンボ
4代母がアレグレッタ(アーバンシーの母)
英ダービーではゲートに入るのを嫌がり他の馬を待たせた。
レースでは2列目先頭で3着。
中団でしっかり脚を溜められたシティオブトロイやアンビエンテフレンドリーと比べやや不利ではあったが良く粘った。
この粘りは大きく評価できる。
愛チャンピオンSではロダンと上り1位タイ。
ゴール前の脚はシンエンペラーの次に良かった。
距離が伸びて良いのは間違いなく、ひどすぎない重馬場ならば大丈夫。
エイダン・オブライエンによると、ロサンゼルスの最高の姿はまだ見ていない。
同氏は、6月にアイリッシュダービーでゴールして以来、キャメロットのたくましい息子に凱旋門賞が計画されていたと語った。
日曜日の凱旋門賞でオーギュストロダンがチャンスをつかむには、地面が十分に乾いていないため、ライアン・ムーアが乗るロサンゼルスとクリストフ・スミヨンが乗るコンティニュアスの2頭で、オブライエンは3度目の凱旋門賞制覇を目指す可能性が高い。
ファウンドがオブライエンのために凱旋門賞で有名な1-2-3を制したのは8年前で、オーギュストロダンがジャパンカップに直行する一方、オペラシンガーはオペラ賞に出走する可能性が高いため、バリードイルチャレンジは5頭から2頭に絞られる予定だ。ルクセンブルクも出走しない。
フランスギャロ主催の記者会見でオブライエン氏は「最も可能性が高いのはロサンゼルスとコンティニュアスの2頭だと考えている。オーギュストロダンやルクセンブルクには馬場が十分ではないだろうし、オペラシンガーはオペラ賞に出場する可能性が高い」と述べた。
ロサンゼルスが最高のパフォーマンスを出せるかどうか尋ねられたオブライエン氏は「そうだと思う。この馬はとても大きな馬で、体格も良くなってきている。2400mが彼の得意な距離であることは間違いない。ロンシャンのような右回りでアイリッシュダービーを勝ち、凱旋門賞に向けての2回の調教には非常に満足している。彼が最高の走りをするために、できる限りのことをしてきたと願っている」と答えた。
オブライエン氏によると、シティ オブ トロイがブリーダーズカップ クラシックの栄光を狙う大胆な試みとしてかなり前から予定されていたため、ロサンゼルスはバリードイルにとってしばらくの間、凱旋門賞の第一候補だった。
同氏は次のように述べた。「アイリッシュ ダービー以来の計画です。彼がいつでもセントレジャー ホースになる可能性があることはわかっていましたが、そのレースには他の馬もいたので、アイリッシュ ダービーの後はそれが頭にあったのです。だからこそ、重い斤量にもかかわらず、ヨークに行って彼に2400mを試走してもらい、その後、レパーズタウンで 2000m に戻る計画でした。
「レパーズタウンでの彼の走りには非常に満足しています。彼が上位 4 位以内に入ればアーク競走に出走できると期待していましたが、その通りになりました。レパーズタウン以来、彼は非常に調子が良く、すべてが順調です。彼の仕事は期待通りでした」
長所:
ロサンゼルスは、厳しい戦いの中で本格的な耐久性と才能を発揮し、忙しい夏を過ごしました。アイリッシュダービーとグレートヴォルティジュールステークスの優勝馬で、2400m以上のレースで実力を発揮することを証明しており、凱旋門賞への遠征も楽しみです。比類のないライアン・ムーアが騎乗し、エイダン・オブライエンに2016年のファウンド以来の勝利をもたらすことになりそうです。
短所:
ロサンゼルスは、常に全力を尽くす、好感が持てる、容赦のない競走馬ですが、凱旋門賞を勝ち取るのに必要な品格が備わっているかどうかは疑問です。アイリッシュチャンピオンステークスでは、未熟なシンエンペラーに敗れており、距離延長が長所を生かすとしても、その調子を逆転させるのは困難かもしれません。
関係者の意見
ライアン・ムーア騎手(グレート・ヴォルティジュール後):「ロサンゼルスはこれ以上距離を伸ばす必要はないと思う。おそらくもっと長い距離もこなすだろうが、そうする必要はない。これまでのキャリアでほとんどミスはしていない。楽にここまでたどり着いたが、先頭ではあまり活躍しなかった。でも、いい馬だ」
シンエンペラー 想定3人気タイ 7倍
本命にする。
勝てる力はある。
1週前の追切に乗ったC・デムーロ騎手のコメント
『 前走よりも良くなっているし、馬場がすごく重いんだけど全然大丈夫。チャンスだと思う。ここからはやり過ぎないように。フレッシュなままレースへ向かえたらいいと思う。
(前走より良くなったのは?)
フィットネスだね。この間乗ったときは輸送の疲れも感じられたから。これは記事に書いてほしいんだけど、勝ったら僕が5%もらうからね(笑い)
(ソットサスに似てる?)
めっちゃ、似てる(日本語で)。遊ぶようなところがあって、そこが似ているね。ソットサスのニエル賞(仏GⅡ=19年1着)は、シンエンペラーの京都2歳Sのような勝ち方だった。
もちろん枠が良くないとダメだと思うけど、(シンエンペラーも)チャンスがあると思う。シンエンペラーの騎乗依頼を待っているよ(笑い)』
レーシングTVでも重馬場に関しての不安は少ないという意見。
『シンエンペラーにとって大きな未知数は、彼が高速の路面でのみ走ってきたため、軟らかい馬場だろう。しかし、この馬は、硬い馬場が必須であることを示唆するような、軽快でローアクションな動きをしていないようだ。さらに、ソットサスは泥道が得意で、この馬の母馬の他の産駒の大半は、少なくとも柔らかい馬場でも対応してきたことから、この馬の血統は大いに励みになる』
強み:
ついに今年は日本の年になるのか? 凱旋門賞は日本の競馬界の熱狂の的だが、ヨーロッパ最大の賞は今のところなかなか手に入らない。今年は、日の出ずる国の希望と夢を背負うのはシンエンペラーだ。オーディションとしては、シンエンペラーのアイリッシュチャンピオンステークスでの走りは悪くなかった。不運なレースを耐え抜いた矢作芳人調教師の3歳馬は、坂井騎手の指揮下で力強くゴールラインを駆け抜け、まだまだ力があることを示唆し、驚異的なエコノミクスとG1の強豪オーギュスト・ロダンに僅差で敗れた。その後、調教師はレパーズタウンの接戦では「70~80%」の状態だと報告したので、絶好のタイミングで盛り上がっているのかもしれない。
弱み:
シンエンペラーが凱旋門賞の呪いを最終的に解くためには、これまでどの日本馬も行ったことのない場所に果敢に進まなければならないだろう。歴史書によれば、この馬は2回目の遠征で苦戦を強いられるだろう。軟らかい馬場では実績がない。
関係者のコメント
矢作芳人調教師(アイリッシュチャンピオンステークス後):「クールモアは4頭出走したが、当方は1頭しか出走しなかったため、予想通り厳しいレースとなった。日本では暑すぎて調子が良くなかったが、フランスに来てから徐々に調子が上がり、70~80%の状態でよく走ったと思う」
アルリファー 想定5人気 11倍
デリウス 想定6人気 12倍
フランケルxデイラミxジェネラス
血統はほぼ完ぺき。
最近の凱旋門賞で活躍馬を多く出している父フランケル。
母父は重馬場強いDoyoun
さらにカーリアンまである。
パリ大賞典は上り1位。
ニエル賞はソジーの後ろでぴったりマークしていたのに差せなかったのは痛い。
多頭数の本番だとソジーよりも位置取りがかなり後ろになってしまうのもマイナス。
ペースが速くなればチャンスはある。
穴馬
レーシングTVの評価
『ニエル賞が終わった直後、レース後のジェスチャーで、意味深な出来事がありました。
デリウスがソシエとルックドゥベガの間をうまく抜け出した後、騎手はデリウスの首を優しく撫で、片方の耳を優しく引っ張ったのです。これは通常、勝者にしかできない行為ですが、今回は違います。もし彼がマイクを着けていたなら、彼がこう言うのが聞こえたかもしれません。「よくやった、坊や。それは来月にとっておこう」
成績表には、ソシエ 2 デリウス 0 と書かれていますが、このスコアは少々誤解を招くかもしれません。
毎回、デリウスは安定したペースでレースが進む中、最後までしっかりと踏ん張っていました。彼はより速い厳しいレース展開を待ち望んでおり、それが実現すれば、結果を次のレベルに引き上げるだろうという印象を受けます』
ブルーストッキング 想定7人気 15倍
キャメロットxダンシリ
キングジョージの2着で間違いなくトップクラスにいる。
インターナショナルSでは4着とゴーストライターにも遅れたのは痛い。
これが仏3歳牡馬との比較を難しくする。
ヴェルメイユ賞では内ラチ沿いの2番手から抜け出して勝利。
真後ろにいたアヴァンチュールが僅差の2着。
上がり3ハロンではアヴァンチュールが1位だがラスト1ハロンはブルーストッキングの方が速い。
内枠を引いて先行できれば上位の確率高い。
印をつけたい。
レーシングTVの評価
『今月のトライアルデーに行われたヴェルメイユ賞で今シーズン2度目のG1優勝を果たしたため、水曜日には12万ユーロの追加料金で補充されることは確実のようだ。彼女はアヴァンチュールに勝ち、ニエル賞の牡馬よりもはるかに速いタイムを記録した。
シーズンの初めには、カラ競馬場のプリティ・ポリー賞でも、エミリーアップジョンを追い上げてエキサイティングな勝利を収めた。
今シーズンの彼女の2度の敗北は、キングジョージでゴリアテに次ぐ2着、インターナショナルSでシティ・オブ・トロイの4着で、牡馬との対戦だった。
彼女には最初のレースでは言い訳の余地がなかったが、ヨークでは2000mに短縮されたことで不利になったかもしれない。
ヴェルメイユ賞優勝馬(ザルカヴァ)が凱旋門賞に続いて出場したのは16年ぶりで、ブルーストッキングは彼女のすべての能力にもかかわらず、やはり及ばない可能性が高い。
しかし、彼女は間違いなく、また素晴らしい年を迎えた調教師と騎手の組み合わせのためにその地位を獲得した』
アヴァンチュール 想定8人気 17倍
小柄な3歳牝馬は怖い。
シーザスターズxシングスピールxレインボウクエスト
さぁ、怖い怖い3歳牝馬です。
仏オークスは道中は外側のやや後ろ。
残り400mで外に出して追い出すも更に後ろから追い込んできた馬に差された。
勝った馬と比べると上半身の力強さが足りない。
次のドーヴィル2500mGⅡは超スローペースを後方から追い込んで上り1位勝ち。
ヴェルメイユ賞では勝ったブルーストッキングの後ろで先行。
最後までブルーストッキングを抜かすことはできなかったがエミリーアップジョンの追撃を抑えたのは評価したい。
線の細い小柄な馬で時計勝負よりも他の馬が苦にする重馬場をスイスイ走るイメージ。
牡馬だけど420キロのヴァルトガイストみたいな。
ソレミアも438キロでやや小さい。
レーシングTVの評価
『2008年から2017年にかけて、ザルカヴァ、デインドリーム、トレヴ、エネイブルがいずれも大当たりを出し、3歳牝馬はアークで黄金期を迎えた。この4頭は並外れた存在で、牝馬のアローワンスさえも必要なかっただろう。
アバンチュールも上品な馬であることは証明しているが、シーザスターズの娘はそうではない。今年のG1の2戦とも、十分な評価を得て登場したにもかかわらず、及ばなかった。
6月中旬、シャンティイのフレンチオークスでは、残り150ヤードで先頭に立つという素晴らしい走りを見せたが、僅差の4位に終わった。
前回は、ヴェルメイユ賞でブルーストッキングと善戦したが、2位に終わった。
まだ6戦しか出走していないので、もう少し進歩する可能性は否定できない。しかし、彼女には大幅な改善が必要だ』
ファンタスティックムーン 想定9人気 26倍
シーザムーンxモンジュー系xロミタス
去年の凱旋門賞は外枠から外のやや後方を進んだ。
直線で外に出して追い込むが更に後ろからエースインパクトとオネストに思いっきり抜き去られた。
11着だが着差的には6着と大差ない。
陣営は重馬場は苦手だと見ている。
2走前の重馬場と前走の良馬場を見比べれば確かに良馬場の時の方がしっかりしている。
重馬場は全然ダメと言うわけではないように見えるんだが。
このレベルではその程度では通用しないんだろうな。
レーシングTVの評価
『昨年はドイツダービーとニエル賞を制して凱旋門賞追加登録して臨んだが、外枠過ぎて大したインパクトを与えることなく15頭中11着に終わった。
彼は今年もバーデンバーデンで行われたG1バーデン大賞で優勝して出場権を獲得した。
このレースは、ドイツで過去2回凱旋門賞を制したデインドリームとトルカータータッソーがフランスで優勝する前に勝ったレースだった。
しかし、バーデンバーデンでウィリアムハガス調教のドバイオナーを圧倒したが成績の面から彼を賞賛するのは簡単ではない。
このドバイオナーはかつてのような力はなく、キングジョージでは大差で7位に終わった。
また、ファンタスティック ムーンは、柔らかい馬場よりも良馬場を好むドイツの馬という珍しい馬であることにも注目してください』
コンティニュアス 想定10人気タイ 34倍
ハーツクライxガリレオ
8月のカラ競馬場の2000mGⅢでは外の列の先頭からラスト4ハロン11.61-11.22-10.98-11.88で上がり1位で1着。
膝を高く上げて重心も安定していて重馬場いけそう。
6月のアスコット2400mで5着だったが2着のゴライアスは次のキングジョージを勝っている。
ハーツクライ産駒だし後半上り坂よりも平坦のロンシャンの方が合うと思ったらフォワ賞で3着…
確かにスタート後に左へ行こうとするし、走りも重そうに見えたが…
オブライエン先生…信じていいんですよね?
レーポスの記事から
『コンティニュアスは昨年、3歳馬としてアークで5位に入賞し、エースインパクトに3馬身半差で敗れた。
オブライエン氏は、日曜日のレースではもっと力強いレースでさらにいい成績を残せると考えている。
騎手については、「クリストフは前回コンティニュアスに騎乗したが、また騎乗する可能性がある」と述べた。
オッズが20-1から33-1の間であるハーツクライの牡馬について、彼は次のように付け加えた。
「トライアル(フォワ賞で3位)での彼の走りには非常に満足している。レースに出るには向いていなかったが、明らかにペースが遅かった。もっと速いペースならもっといい成績を残せると思うし、それ以来ずっと満足している。
秋のキャンペーンを念頭に置いてトレーニングしてきたが、昨年のレースはスローペースだった。今年はもっといい成績を残してレースに向けてもっといい準備をしたいと常に思っていた。
ロスアンゼルスもコンティニュアスも、重馬場でも対応できると思う」
レーシングTVの評価
『昨年、ドンカスターでのセントレジャー優勝からわずか2週間後の凱旋門賞で5着という好成績を収めたのは評価に値する。
彼は来年、さらに強い実績を積んで戻ってくるタイプに見えたが、今シーズンは期待外れだった。
おそらく、昨秋の努力が彼の精神を弱めてしまったのだろう。
ロイヤルアスコットのハードウィックステークスで復帰5位となったことは許してもいいだろう。
市場は彼が衰えているとは示していなかったが、その後、カラ競馬場でのGⅢで格下のライバルたちを相手に奮闘し、フォワ賞では先頭を走ったが、あっさりとかわされた。
昨年、彼のレースでいつも足手まといだった馬が、こうした先行戦略を嫌った可能性もある。しかし、最高の馬は逆境を乗り越える傾向があり、彼は単に12か月前と同じ調子ではないという印象を残しただけだ』
ザラケム 想定10人気タイ 34倍
ザラクxマスタークラフツマン
ダンチヒ系の〇Xは昔からよく聞くが、母父ダンチヒ系のこの馬の今年の成績はまさにそれ。
4月28日のガネー賞はたぶん7日の不良馬場を走った疲労が抜けていなかったのだろう。
プリンスオブウェールズでの追い込んでくる脚は非常に良く見えた。
しかし、次のインターナショナルSは間隔空けたのに凡走。
わからん。
レーシングTVの評価
『ザラケムは昨年、フランスで5勝したにもかかわらず、リステッドレース以上のレースは1つもなく、目立たない存在だった。
年末に50万ユーロで売却されたザラケムは、そのかなりの額を返済し、復帰戦でロンシャンの泥の中でG2の賞を獲得し、プリンスオブウェールズステークスでオーギュストロダン以外の全馬に勝利した。
これはザラケムにとって初めての速い馬場でのレースであり、前回ヨークで行われたジャドモントインターナショナルで同様の馬場でペースを緩めた際に不調だったことから、それが影響している可能性が示唆される。
それとも、それはザラケムの気のせいだろうか?
4月上旬に復帰戦でロンシャンで勝利した際には印象的だったが、次回のガネー賞で人気馬となったときには期待を裏切った。
良い走り、悪い走り、良い走り、悪い走り。
このパターンが続くなら、ザラケムは大丈夫だろう。
遅い馬場と12ハロンへの復帰はプラスになるかもしれないが、思い切った決断が必要だ』