シルクロードS 2025 気になる馬達
過去の傾向
過去の傾向と違うのは今回が開幕週だと言う事。
例年はBコースだが今年はAコース。
冬なので4月京都の開幕週のような前残り高速馬場ではないでしょう。
過去と違うので土曜の競馬で馬場バイアスを把握するのが重要になります。
参考になるのは過去の1月のAコースのレース
過去10年の1月京都Aコース1200m1勝クラス以上の傾向
15レースありました。
8枠は少し不利。
逃げ馬有利
9,13人気で逃げ切り勝ちをしたのは前走で1600m、1000mと1200m以外を走っていた。
逃げ馬で前走1200m以外だった馬の成績は【2-1-0-1/4】と数は少ないながら好成績。
斤量は重くてもOK
とはいえさすがに59.5キロのビッグシーザーは回避しました
牝馬は体重比で軽い馬に妙味がある
1月京都Aコース1200mオープンの淀短距離Sを参考に
4歳が上位
前走京阪杯0.5秒差以内が3頭いて3頭とも斤量増で馬券になっている。
ウインカーネリアン 0.1差 2キロ増
細かい事は気にせずにシルクロードSの過去も
内枠有利
逃げ馬が有利ではないのが最大の違い。
前走1400mは阪神CなどGⅡや東京1400m
そこで勝った馬よりも0.2秒差以内だった馬が【2-2-0-2-6】複勝率75%
今回が該当馬はいないが、去年の1着ルガルも2走前にスワンS0.2差4着。
2019年8人気3着のナランフレグも2走前に東京1400m7着0.4差
近走で1400mで0.4秒差以内の馬
ウインカーネリアン スワンS0.3
セントメモリーズ 1400mを3連勝!!!これだ!!!
ソンシ ソンシ3,4走前に連勝
前走に限れば1400mで勝った4頭はいずれも馬券外。
1400mの方が向いていたと言う事。
少し負けていた馬は1400mよりも1200mに適性があり巻き返した。
そういう馬を探すべきなんだがこの3頭は無視できない。
血統
今回のメンバーでは京都定番のプリンスリーギフト持ちが少ない。
去年は3頭とも母にサドラーズウェルズ持ち(2頭がガリレオとして)、3頭ともストームキャット持ち(2頭が父で1頭が母)
去年のアグリと2020年のエイティーンガールがヨハネスブルク経由のストームキャット
2018年は3頭とも父アドマイヤムーン(49er(ミスプロxリボー)系)
ブライアンズタイム(ロベルトxリボー)
ミスプロxバックパサー
今年目につくのは
メイショウソラフネ プリンスリーギフト、サドラーズウェルズ、ミスプロXバックパサー
エイシンフェンサー 49er系、ストームキャット
グランテスト 父カナロアで母にも気になる血
セントメモリーズ サドラーズウェルズ、49er
ソンシ 父(ミスプロXバックパサー)系、ガリレオ
ピューロマジック ストームキャットのクロス
マイヨアポア サドラーズウェルズ、ミスプロXバックパサー
評価
勝ち負け
ピューロマジック (私はこの馬のファンなので評価高め)
ペアポルックス
2着候補
メイショウソラフネ
ソンシ
3着候補
ウインカーネリアン
プルパレイ
セントメモリーズ
エイシンフェンサー
大穴
マイヨアポア
馬達
セントメモリーズ
エピファネイアxネオユニヴァースx49er系
2歳の頃からファンタジーSで1人気4着0.1差をしているので遅咲きとは言えないが、地味に3勝クラスを勝ちあがったエピファネイア産駒は古馬になって活躍する。
エピファネイア産駒は3勝クラスに壁がある。
2勝クラスから3勝クラスで大きく成績が落ちるのに、オープン以上になると複勝率が良くなる。
凡庸なエピファネイア産駒は2勝クラスで頭打ちになる。
2歳から活躍している馬は3歳のオープン以上で好走が目立つ。
そして3勝クラスを勝ちあがった実力派のエピファネイア産駒は古馬になって活躍する。
芝の3勝クラスを勝ってオープンで3着に入れなかったのはルークエクレールさんとフェルミスフィアさんだけ。
フェルミスフィアさんは3走(GⅢ2つ含む)して全て0.3差以内。
セントメモリーズは先輩たちに続けるか?
期待はできると思う。
一つに、『好調なエピファネイア産駒は狙え』と言うのもある。
エピファネイアに限らず、シーザリオ系の種牡馬に共通だが『いい走り(勝ち負けではない)をしている時は次も期待できる』
コース適性とか、相手関係とかレースの不確実性があるので勝ち負けには絡めなかったとしても大きく負けていなかったり、上りが上位だったりしている間は大丈夫。
2勝クラスで次のレースで勝ちあがるサトミノキラリ(昇級戦も0.2差)に完勝。
3勝クラスは僅差だったが、3着ベガリスは次で勝ち上がり、メンバーレベルも悪くない。
追切時計は去年の秋より少し遅く、調教師さんの『思ったより仕上がった』というコメントからもベストではない。
まさに試金石のレースだが、好位でレースできるのは十分に有利だし、斤量も体重比で11%なので3着を期待したい。
ピューロマジック
父ストームキャット系が去年、2020年と2着している。
母内にもシーキングザゴールドとストームキャットがある。
京都1200mを2勝していて、去年の1月開幕週Aコースでも勝っている。
斤量も体重が減っていなければ体重比で12.5%以内におさまりそう。
毎回アホみたいなスピードで逃げているので今更ハイペースの危険性とかも言いたくない。
スプリンターズSの1000m通過54.7秒はそれまでの最速より0.5秒も速い。
過去10年の平均より約1秒速い。
常に危険と隣り合わせで逃げるのがピューロマジック。
ファンはそれを受け入れるのみ(ドン!)
とはいえ、今回の鞍上は去年の1月に比較的常識的なスピードで走らせた坂井騎手。
期待は高まる。
ウインカーネリアン
スクリーンヒーローxマイネルラヴ
血統のところでは取り上げなかったが、母父がミスプロxバックパサーのシーキングザゴールド系
京都適性は近2走で疑いない。
ただ、今回も強烈な逃げ馬がいるので先頭にこだわると危険。
斤量も2キロ増えて、京阪杯で0.4差で今回同斤量のプルパレイに妙味か?
メイショウソラフネ
今回唯一のプリンスリーギフト持ち
去年の京都1月Aコースの淀短距離Sで2着。
23年も京都1月Aコースで勝っている。
今年は前走の淀短距離は中京だったので凡走も致し方ない。
ただ、追切時計が前走から良くない。
ペアポルックス
キンシャサノキセキxディープインパクト
坂路自己ベスト。
京都は3回走って2,2,3着。
10月のオパールSではメイショウソラフネに先着を許したが直線で前壁気味。
みちのくSでは出遅れ。
最後方から大外を上り1位で追い込むも4着まで。
前走は中山で逃げ切り勝ち。
逃げにこだわる事はないのでスタートさえ決めてスムーズなレースができれば勝ち負けできる。
マイヨアポア
リオンディーズxタイキシャトルx(ミスプロxバックパサー)
ウッド4F自己ベスト
1000直の馬
ダートの1400m勝利あり。
芝で東京1400mで凡走しているが、位置取りと進路どりも悪い。
内枠から好位で競馬できればチャンスありそうに見える。
1200mなら1000直よりも前で競馬できるはず。
プルパレイ
イスラボxフサイチペガサス
前走は+10キロが響いたんじゃないか?
59キロとはいえ、早めにバテすぎ。
最終追い切りが坂路自己ベストを大幅に更新で+10キロだから絞ろうとして絞れなかった?
斤量も軽くなるし興味を惹かれる馬だが、難しいかな?
5~8着にはいそうな感じ。
ソンシ
3走前までは1400m専門。
ファルコンSでは1人気だったが直線で馬群の中で上手く進めず3着。
重馬場の瀬田特別では歩幅が小さくなって苦手そうな走り。
左回りの方がストライドが大きく見えるので左の方が得意なんじゃないか?
2走前は京都1200mで2着しているが、2,3着までじゃないかな?
エイシンフェンサー
49er系、ストームキャット
2走前の京都は外枠から馬郡の外側で折り合いに苦労し壁も微妙だった。
前走はスタートダッシュ良く2列目で先行でき、しかも馬の気分を害さなかった。
49er系は中山の1200~1600mで非常に強いので得意のコースで力を発揮したと言うのもある。
できれば真ん中から内の枠が欲しい。
今回はタンザナイトで0.7秒差まけたソラフネとの斤量差も縮まるし、あっても3着か?
グランテスト
カナロアxシンボリクリスエス
京阪杯は直線で内を大きく空けるレースで外を走らされた馬には不利だった。
それ以外の京都は2勝2着1回4着1回。
前走は⑰から先頭に立ち3着。
ソンシは②番枠で0.4秒差には枠の差も含まれる。
以前は逃げにはこだわらなかったが最近は前進気勢がより強くなっている印象。
ハイペースを演出してしまいそうだ。
マイヨアポア