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ドーヴィル大賞典 結果

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レース日のドーヴィルは晴天続きで硬めの良馬場。

直線コースと1,2コーナーの中間までは硬い馬場。

そのおかげで同じ日の1600mと1200mのGⅢでは過去2番目に速いタイムでした。

両方のレースとも上りは32秒台という軽い高速馬場。

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瞬発力勝負では分が悪いステイフーリッシュさんにとってはあまり歓迎できない速い馬場。

日本でも上がり33秒台は新馬戦の一度だけ。

少頭数のスローペースだと前後の差が少なく、しかも力のない馬でもスローペースのために力を温存できるので瞬発力勝負になってしまう。

しかし、クリス・デムーロ騎手が上手く乗りました。

残り1200mから徐々にペースを上げて行ってラスト800mでロングスパート。

これによって力のない馬は振り落とされ、上がり33秒台の決着でも力のある馬同士の戦いになりました。

これがステイフーリッシュさんの個別ラップ。

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あくまで目標は次のレースですから体力を温存しつつも勝ちに行く、そんなレースぶり。

勝ったBotanikはステイフーリッシュを目標に仕掛けを遅らせることができた有利な展開。

とはいえ、ロングスパートについて行く脚があったのでなかなか強い馬ですよ。

これでドーヴィルの2500m重賞を連勝し前走の勝ちがフロックではないことを証明しました。

Botanikは凱旋門賞には向かわない予定。エントリーしているのはフォワ賞ですがはたして出走するかどうか。

ステイフーリッシュさんは現地の様子も変わりなく順調に来ているので本番でステゴ魂を見せてくれるでしょう。

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