東京スポーツ杯2歳S 2023年


重~稍重か?

天気予報サイトによると金曜に30~50ミリの雨が降るらしい。
土曜は重始まりで柔らかい馬場でレースを行いつつ11レースの頃には稍重だろう。
外が有利になりそう。


血統

2022年は1~3着が父ハーツクライ系で母にファピアノ。
2頭に母にストームキャット

トニービン、ファピアノ、ストームキャット(ボールドルーラー)、ダンチヒ、リファール(ディープインパクト)、デピュティミニスター

追切

去年は追切時計の良かったドゥラエレーデが4着。
この東スポ杯は軽い東京の適性が問われるレースで冬中山などの時計のかかる馬場が得意な馬は少し劣る。

2022年
1着ガストリック
美W53.7-12.4-11.7 L1・4位

2着ダノンザタイガー
美W50.6-11.9-11.4 L1・1位

3着ハーツコンツェルト
美坂路52.8-12.7-12.2
美W52.0-12.5-11.5 L1・2位

2023年
坂路
ショウナンラプンタ 栗52.6-12.6-11.9/ 
L1・1位の11.7もあり

ミカエルパシャ   栗51.9-12.3-11.9
ファーヴェント   栗53.3-12.3-11.9

シュトラウス    美50.9-12.3-12.8-12.3
坂路で一度スピードを抑えてから再び加速させるのは平地で加速させる以上に力を使う。
キレイな加速ラップはもちろん良いのだが坂路で緩急をつけるのは意図は関係なく結構ハードな内容。
6月の新馬前は坂路あったが前走のサウジrc前は坂路なし。
サウジ前はウッドでラスト11.0を出していた。

ウッド
ガイアメンテ    栗52.4-11.7-11.2
シャンパンマーク  美53.3-12.2-11.3
ファーヴェント   栗50.9-11.1-11.3
ミカエルパシャ   栗52.4-11.5-11.5
フォルラニーニ   美52.2-12.3-11.6

評価

勝ち負け
シュトラウス

今回は残り400Mまで脚を溜める競馬を見てみたい。
溜めてもっと良さが出る馬だと思う。
シャンパンマーク

2着候補
ファーヴェント
フォルラニーニ
ショウナンラプンタ

馬達

シュトラウス
モーリスxアドマイヤベガ
モーリス産駒で母にトムフール〇
新馬はただ周ってきて圧勝。
不良馬場で差が付き易い条件ではあった。
大きなストライドでしっかり走る。
2戦目は秋の東京開幕日で最初の1ハロン12.2秒と速くて後方から。
次の11秒の区間でかかり気味に少し上がって行ってしまったのは少しスタミナ消耗。
その後は馬群の中で脚を溜めて直線入り口で先頭に並びかけるも3着。
前半で少しスタミナ消耗したのと、脚の回転の遅さによる決め手負け。
長くいい脚を使えるのでもっと長い距離の方が長が出そう。

ファーヴェント
ハーツクライxストリートクライ
新馬は新潟の1800m
先頭の後ろで脚を溜めて直線で抜け出す
ラスト600mの高速馬場での速い脚は良かった。
逃げたコガネソラと内で出すタイミングが遅れたフナデの2頭に比べて有利だったファーヴェント。
いい脚はあるが…
坂路の動きはとても良かった


シャンパンマーク
キズナxダンチヒ系xストームキャット系
新馬は東京2000m
外の列で前に馬を置いて万全。
直線のレースのラスト2ハロン11.0-11.0だがこの馬はL2を10秒台で走っている。
こういう速い上がりが使える馬が良さそう。

ミカエルパシャ
エピファネイアxマイネルラヴ
新馬は他の馬が遅く先頭に立ってしまったが非常に遅いペース。
時計遅すぎて最後は加速ラップなのはいいが力を出していない。
手前を替えた時の脚の回転も良くギアチェンジは良さそう。
どちらかと言えば小回りコースの方が良さそう。
次は中団後方からのレースになるだろう。

フォルラニーニ
エピファネイアxステゴ
新馬は秋中山で直線で加速ラップが多かった日。
加速ラップは素晴らしいが素直に評価できない。
前脚は右の方が長くて少しぶきっちょな走り。
足首のスナップが効きすぎて地面に叩きつけ過ぎに見える。
飛節が長くて細いので故障も怖い。
全体の雰囲気は良くて活躍する可能性もあるがどうだろう?
追切の動きも余裕があっていい。
買うしかないか。

ショウナンラプンタ
キズナxファピアノ系xストームキャット系
新馬はスタート良くなかった。
外を周りながらL3最速からスピードの持続力勝負で勝った。
東京の長い直線でもL3最速になることがあるし、ゴール前の伸びに期待できる。

ガイアメンテ
ドゥラメンテxボールドルーラー系
スタート良くない
札幌2歳は向こう正面で大外マクリで体力消耗して失速。
スタートに課題。

シュバルツクーゲル
キズナxモンスン
キズナ産駒だが母にボールドルーラーなし△
この子もスタートあまり良くない
走り方もガニ股っぽくて雑い
今の状態で東京の600m勝負はどうか?

テリオスルル
アルアインx(サドラーズウェルズ系xダマスカス系)
アルアイン産駒はボルキロを中心にインテンショナリー、リボーがカギだと思う。
テリオスルルは母にセクレタリアート(ボルキロ)、リボー、マンノウォーもある。
新馬は好スタートから先頭に立ち余裕勝ち
2戦目はスタート少しミスったが先行し外2列目先頭から3着
後ろで溜めていた2頭に差された。
同じ日の2歳未勝利オーサムストロークが1分34秒7で勝ったのを考えるとマイルでは上で通用するとは思えない。
1800mに戻るのはプラス材料。

サークルオブジョイ
(APインディ系xディストーテッドヒューマー)xインリアリティ系xフレンチ
新馬ではラストに大きく失速するも勝てた。
ボールドルーラー系らしい大きなストライドではあるが10秒台のL2のあとの大きな失速が東京の長い直線で気になる。
追切の動きは良かった



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