AI関連は妄想を超えて成長していく
*素人の見解なので生暖かい視線でヨロ*
NVIDIAの株価が伸び悩んでいる。
すでにこのQ2の決算も織り込まれて買われていたから?
そんなことない。
アナリストがいつも正しいとは言わないが、軒並み予想株価を上方修正したのには訳がある。
NVIDIAの決算前にラジオNikkeiで専門家の方がNVIDIAは株価の推移的にはアマゾンの後継者になりうるとも言っていた。
しかし、結果は当時のアマゾンほど上がっていない。
なぜか?
「AIについてはまだ実験段階であり、収益段階には至っていません」
こういう意見をニュースで見た。
ソースの信頼性はともかく、こういう見解の方がいるのは確かだろう。
実際に5月のNVIDIAのサプライズ決算を株の専門家はほとんど予測していなかった。
このAI関連の業界はほとんどの方にとって未知の領域なのだ。
アマゾンがどうやって収入を上げていくかは予想できてもNVIDIAがどうやって収入を上げていくのか想像できないから買いが鈍い。
そもそも半導体関連と見ているのが間違いではないかとも思う。
AI関連は半導体関連とは別のカテゴリー。
どのようにAI関連が収益を上げていくのかのヒントはNVIDIAのホームぺージにある。
まさにWiden your horizon.『視野を広げろ』
わかりやすいものでは文章や映像。
これらは現在も手軽に使用しているモノの延長線にあるがNVIDIA NeMoでスタートアップを助けている。
データセンターとしての役割も大きい。
Google Cloudのサービス内容が今後ますます広がっていくのでそのサービスを利用できる会社にも注目だ。
例えば、日本だとクラウドエース株式会社。
また、日本企業でNVIDIAのH-100を使っているデータセンターといえばさくらインターネット
日本はこの分野で遅れているので頑張ってほしいのだが
『3年間で130億円規模の投資を行い、NVIDIA H100 Tensor コア GPUを2,000基以上搭載した、合計2エクサフロップスの大規模クラウド インフラを整備することを発表』
うーーーん、やっぱり規模が小さいよね。
3年後にはこの20倍の投資を行わないとグーグルなどの大手には太刀打ちできない。
下の記事にあるように日本でのAI導入はアメリカより遅れているので今後、この分野での成長が見込める。
想像しやすいのは交通分野だろう。
現時点のAIでも交通規制はできる。
これがGPT-5の頃になると自動タクシーが可能になる。
更には大都市の中心地ではすべての車が自動運転になる可能性もある。
このGPT-5にはNVIDIAのGPU H-100が5万台必要になる。
これが国単位で必要なのか、都市単位で必要なのかはわからないが中東で真っ先に導入されるだろうしその後世界中に広まればどれだけの需要があるか?
家電も大きく変わる
冷蔵庫はあなたに献立のプランを指示するだろう。
冷蔵庫内の食品の鮮度、あなたが利用するスーパーのお買い得商品、あなたの嗜好や健康を考慮に入れて献立を提案するだろう。
権限を与えれば自分で買い物もしてくれるかもしれない。
それはもはやグーグルホームの範疇か?
グーグルホームは現在でも照明やテレビ、掃除機を管理できる。
AIがさらに進化すれば、仮想人格が家にあるすべての家電を管理してくれるようになる。
メイドや執事のように会話であなたは指示を出せる。
仮想メイドはずんだもんのように会話してくれるし、仮想執事は低音のイケボで耳を孕ませてくれるだろう。
家庭用のロボットも視野にはいる
1999年にペットロボットのアイボが誕生。
2016年にはモバイル型ロボットのロボホンが誕生。
そして2020以降は会話ロボットが市場に出ている。
GPT-5以上になればこれらのロボットの上位互換が市場に出てくるようになる。
どの企業が次世代ロボットを作るのか非常に興味深い。