アルテミスSと萩Sの見直しと注目馬
アルテミスS
勝ちタイム 1分33秒6
レースラップ
12.5 - 11.4 - 12.0 - 12.1 - 12.0 - 11.4 - 11.2 - 11.0
![](https://assets.st-note.com/img/1698648358892-R7LTD9QQXC.png?width=1200)
1,2着馬は不利なし。
キチンと前に馬を置いて空気抵抗を減らして有利。
3着馬は不利。 次に期待。
外3列目の先頭で風を受けながら外を走ったので体力消耗し直線で失速。
4着馬は不利。 次に期待。
内で有利だったが、直線では前が開かず進路を内に外に探していたらゴール。
内から外に移動するのに一度左ムチを打っただけ。
1,2着馬の後ろに移動してから右ムチを打とうとしたが諦めた。
今年は加速ラップで勝ったチェルヴィニアと2着サフィラはなかなかのパフォーマンス。
この2頭を分けたのは2歳での完成度。
右のチェルヴィニアは上半身が立って前脚を高く上げることができる。
左のサフィラはクビが前へ出過ぎて前脚の動きが少し窮屈になっている。
2頭の直線の走りで前脚と胸の動きに注目すればわかる。
![](https://assets.st-note.com/img/1698646184682-mTi1WXVFE1.png?width=1200)
チェルヴィニアのこの走り方はハッピーパスもチェッキーノも同じでフォルリから来ていると思われる。
馬場不問でギアチェンジが速く操作性も良い。
一方のサフィラは半姉のサラキアに通じるものがある。
体幹がしっかりするまでは力を出し切れない。
もっと速く走りたい気持ちに体がついて行っていない現状。
無理にレースを使うより成長を優先してほしいが、クラブ馬だから無理か。
評価
1着チェルヴィニアは阪神JFでも勝負になるだろう。
2着サフィラは素質は感じるが良くなるのは3歳秋以降だろう。
3着スティールブルーは次に内枠で前に壁を作れれば巻き返す。
4着ライトバックは差し競馬をするなら動きやすいやや外枠で期待。重賞は勝てそう。
萩S
勝ちタイム 1分47秒9
レースラップ
12.8 - 11.4 - 11.8 - 12.4 - 12.9 - 12.3 - 11.8 - 11.0 - 11.5
![](https://assets.st-note.com/img/1698649825399-0HPYaD7UwC.png)
スワンSで1分19秒9と速かったのを考えると少し遅い。
2020年には今年よりもかなり傷んだ馬場で1分48秒1。
それと比べると少し物足りない。
レース的に有利不利はなかった。
1着ルシフェル
反発力を使う良馬場がベストの走り。
足の運びは膝を高く上げないLow-actionなので重馬場でパフォーマンスを下げる。
今回は長い直線で勝ったが直線短い小回りの方がいいかもしれない。
GⅠ級ではない。
2着ビーグラッド
前進気勢あるし、足の回転速い。
マイル以下の方が良さそう。
バクシンオーを持っているだけあって坂の下りも上手かった。
マイル以下で楽しみ。
3着ギヴイットアゴー
リアルスティール産駒で母にシンボリクリスエス、母母父マルゼンスキー
いい配合だと思う。
長く脚を使えるコースの2000m以上で見てみたい。
地味に楽しみ。
4着デルシエロ
風除けに使った逃げ馬を捕らえられなかったのは痛い。
阪神でマイルだが今日より速いペースで33秒台の上りを使い、バレルターンに勝った事を考えれば京都が合わなかったか?
3コーナーの丘で体力を削られたかも。
小倉で見てみたい。
できれば成長を促してほしいが大きくなるかな?
去年のラヴェルやリバティアイランドの時と同じく1000m通過60.0秒。
去年の上り3ハロンはラヴェル33.0、リバティアイランド33.3秒。
今年はチェルヴィニア33.3、サフィラ33.4秒。
去年よりも今年の馬場の方が速い。
今年は加速ラップで最後にまだ余力有り。
去年はラスト失速になったが追いこんだリバティアイランドはギリギリ加速ラップ。