愛チャンピオンステークス 展望
レパーズタウン競馬場の2000m
このコースの過去5年の最速はゴールデンホーンの2015年の愛チャンピオンSの2分5秒41(稍重)
スタートしてから3コーナーまではアンジュレーションはあるけど大きな高低差はない。
3コーナーから徐徐に上りになって直線は上り。
3コーナーからゴールまで約12mの高低差。
ゴールまでの直線は約450m。
英愛にしては直線が短いので内が有利と言われますが、
最終コーナーで外をまくっての差しも決まります。
2016年のアルマンゾル、2018年のロアリングライオンなどが鮮やかに差し切っています。
去年のディアドラもアルマンゾルしていれば勝ち負けできたはずなのにマーフィー――――――――――――――――!!!!
https://www.racingtv.com/videos/watch/ondemand/76156
こちらのレース回顧ビデオでも2:25辺りからマーフィーの騎乗に疑問を投げかけています。
出走馬
6頭
Ghaiyyath 逃げ
体もすっかり丈夫になってレース後の反動もなくなった。
今年は4連勝、しかもエネイブル、マジカルと言った一流どころを相手にしての連勝。良馬場なら強い。
何よりも前走のインターナショナルSでマジカルを相手にしなかったのはRPR131にふさわしい。
"He's going to Leopardstown in as good a condition as we've ever had him. I'm as pleased with him as I was before the Juddmonte International at York, where I thought he was very professional. He showed his maturity and I think he's got better with every race."とアップルビー師。
インターナショナルSと同じ状態なら勝つでしょう。
Magical 先行
引退撤回して今年は2連勝の後インターナショナルSでガイヤースに完敗の2着。
3着ロードノース、4着カメコなので十分強い2着。
ガイヤースの番手で2着でしょう。
Japan 差し
休み明けは良くないので今年初戦の4着はしょうがないとして、エクリプス賞は良く走ったと思う。しかし、さらに良くなると思われたキングジョージでまさかの失速。
キーファーズの呪か!?とも一部でささやかれた。
2400mの方がよかったはずなんだけど、もしかして今年成績が悪いのは斤量のせいか?
今回は61.2キロとさらに重いぞ?
レパーズタウン競馬場はギアチェンジの速くないこの馬にはちょっと不利か。
Sottsass 好位
この馬も今年パッとしない。
あの馬場の悪かった凱旋門賞で3着なのだから敗因を馬場のせいにはしたくないんだけど良馬場でなら一味ちがう姿をみせてくれるか。
この子の方がギアチェンジ速いのでコースは向いている。3着か。
Armory 差し
愛2000ギニーでいいレースをしていたからゴールドカップでマジカル相手にどこまでできるか楽しみだったがなすすべなかった。
それでも次の2000mのG3を何とか勝ってここに臨む。
愛2000ギニー馬のシスキンも古馬の壁にぶち当たっているのでこの子もまだ相手にならないだろう。
Leo De Fury 追い込み、時々先行
難しい。
願望
ガイヤースが完勝して凱旋門賞に向かって欲しい。
ジャパンもソットサスも古馬になってピリッとしないので相手はマジカルだけ。そのマジカルも前走で完封している。もしもジャパンの不振が斤量のせいだとすればArmoryが4着に入る番狂わせもあり。