阪神大賞典 気になる馬達
前置き
3000mのGⅡ。
3000mを走るスタミナとGⅡで戦える能力。
単純だけどそんなレース。
3000m以上で好走してきた馬でもGⅡでの上位実績がないと格負けする。
阪神大賞典ではまだ3着実績はありませんがオルフェーヴル産駒に注目。
オルフェーヴル産駒は2400m以上の成績が良く、気性面でムラが大きい馬もいますが、格上相手にも臆さない馬も多い。
オルフェーヴル産駒のGⅠ以外の3000m以上の成績は
【3-3-4-9】複勝率52.6%
阪神競馬場の馬場が速くなっていてアメリカ血統が目立ち始めた。
金曜と土曜の雨の影響も考慮に入れないといけない。
評価
1着
ディープボンド
2着候補
トーセンカンビーナ
ユーキャンスマイル
3着候補
シルヴァーソニック
アイアンバローズ
穴馬
マンオブスピリット
出走予定馬
ディープボンド
有馬記念は〇で2着。
フォワ賞で33秒台の上りを使えた事と騎手のコメントから走りに変化が見られたのでフォワ賞以前とは違う馬と考えるべき。
キズナ産駒は先週のアブレイズも▲で2着したように3歳時には速い脚が使えなかった馬が4歳になって33秒台を出して来たら要注意です。
去年は重馬場で圧勝。
天皇賞春も僅差2着。
有馬記念でエフフォーリアの0.1秒差2着。
凱旋門賞の重馬場は日本の重馬場巧者でも難しい。
地盤が川沿いの粘土質なので脚抜きが非常に悪く、しかも前半が上り坂。
馬体重500キロの馬には厳しい条件。
鉄板と言いたくなるが競馬に絶対はない。
ユーキャンスマイル
年齢とともにズブさが極まって行っている。
それは3000mでは良い方に働くだろう。
ここで買わない手はない。
ズブい馬なので騎手が一生懸命に追う必要がある。
馬よりも騎手の体力が持つかどうかが問題だ。
トーセンカンビーナ
一昨年2着。
続く天皇賞春も5着していて3000m級の重賞では上位の存在。
去年は春シーズンは出走できずに角居先生引退後は関東に転厩。
9月に復帰して悪くないレースを続けている。
ここ2戦の3000m重賞で掲示板を重ねるなど順調に来ている。
ただ、ゲートの出が良くないので後手にまわる競馬になり勝ち。
ダイヤモンドSの騎手のコメント
『ゲートの中で落ち着かず、そこが悔やまれます。長丁場は合っています。じっくり来れば今日のような脚を使えますし、まともに出れば勝ち馬のように競馬を作ることも出来ると思います』
ステイヤーズSの騎手のコメント
『課題のゲートさえクリアして出れば、このメンバーなら勝ち負けだと思っていました。ゲートの中では良かったのですが、ゲートが開いた瞬間がダメでした。あの後ろのポジションでは勝ち負けできないと思い、途中で動いて行きました。もったいないレースでしたが、やれることはやり切ったと思います』
スタートが決まれば2着はあるし、ダメなら3、4着。
アイアンバローズ
石橋騎手のコメント
「馬は良かったです。馬の作りがすごく良かったと思います。スタートして遅いと思ったので、ハナに行きました。自分のタイミングで動けばこの馬の持ち味が生きると思いました。最後も止まってはいませんが、勝ち馬に上手く差されてしまいました。自分でこのレースが良いと言って乗せてもらったので、勝ちたかったです」
ステイヤーズSは騎手の判断で先頭に立って2着。
今回はダンビュライト、タイセイモナークなどが先手を取るだろうからアルゼンチン共和国杯のような位置取りになるんじゃないかな。
シルヴァーソニックとは今回もいい勝負だと思う。
3着を争える。
シルヴァーソニック
評価したいのは去年の松籟(しょうらい)S。
2着タイセイモナークとはハナ差で斤量はこちらが1キロ重かった。
その後はアイアンバローズとタイム差なしの3着もある。
ここ2戦は3000m重賞を連続で3着
3000m重賞組では安定して上位に推せる。
掲示板候補
タイセイモナーク
去年の松籟S3着で今年は4着。
2400m通過が去年2分26秒9で今年は2分33秒5。
去年の方がディアスティマがいて重賞級の速いペースでスタミナが要求される展開。
今年は普通に遅いペースでラストのスピード勝負で負けた。
1~3着馬は過去に上り33秒台の実績があったがタイセイモナークの上り最速は34.4秒。
先週の阪神は高速馬場だったので良馬場でペースが遅ければ決め手に劣る。
今週は金曜、土曜に雨の可能性もあるのだが重馬場もそれほど良くない><
良馬場でハイペースで上位に残る可能性がある。
マカオンドール
GⅡ3着の実績もあり、前走は3000mも勝っている。
想定2番人気になるのも納得です。
斤量が前走から3キロ増と松山騎手からの乗り替わりがマイナス。
今回はシルヴァーソニックやマンオブスピリットを選ぶ。
マンオブスピリット
万葉Sではマカオンドールより斤量が2キロ重かったのが今回は1キロ差。
京都新聞杯ではディープボンドとタイム差なしの2着。
ここ2戦は3000mで好走が続いているのでここも期待したい。
穴馬
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