朝日杯FS 2024 気になる馬達
先週は◎4着〇3着▲1着と悔しい結果><
2歳戦は参考になるレースが少ないから一つの鮮やかな勝利が大きなインパクトを与えて1人気になってしまう事も多い。
私は天邪鬼なので傾向として、『レースを有利に運んで強く見えた馬』は割り引きます。
それが人気になったらなおさら割り引きます。
過去にそれで1人気の馬を切って痛い目に合いましたがwww
前走の負けは力が足りなかったんじゃない、様々な理由で力を出し切らなかったんだ!
コースや距離が合わなかった、展開が合わなかった、走行距離が長すぎた、風の抵抗を受けすぎた、位置取りが悪かったなど敗因は枚挙にいとまがありません。
馬の能力差は思っているほど大きくないし、進路どりひとつで順位が変わるのは当たり前です。
コンプレックスを抱えているからでしょうか、どうしても負けた馬や評価が低い馬に感情移入しやすいです。
今年は京都競馬場、過去の傾向はさらっと
前走GⅡ1着で上がり1,2位は【2-3-2-3/10】複勝率70%
パンジャタワー 京王杯1着 上り1位
前走GⅢ1着で0.1秒差以上は【3-1-1-5/10】複勝率50%
アルマヴェローチェ サウジRC1着 0.1差
基本的に前走で3人気以内で負けても0.5秒差の馬で決まる。
アドマイヤマーズ、アルテヴェローチェ、アルレッキーノ、ソードマスター、ドラゴンブースト、ニタモノドウシ、ヒラボクカレラ、ミュージアムマイル、ランスオブカオス
前走東京マイル上り1位
タイセイカレント サウジRC 上り1位
アルテヴェローチェ サウジRC 上り2位
前走京都マイル逃げ先行
アドマイヤズーム
ドラゴンブースト
当日の馬体重
ドウデュースは-10キロだったが前走+12キロだった。
他は当日に減っても-4キロまで。
前哨戦
サウジアラビアRC
勝ち時計 1分33秒0 (稍重)
稍重だが開幕週でほとんど影響を受けていない
12.2-10.7-11.1-11.7-12.0-11.7-11.6-12.0
1着 アルテヴェローチェ 1分33秒0 上り34.5秒
2着 タイセイカレント 1分33秒1 上り34.3秒1位
5着 アルレッキーノ 1分33秒3 上り35.2秒
400m通過22.9、600m通過34.0は過去10年で最も速いペース。
似たような年は2017年(稍重400m通過22.9で1分33秒0)
1着ダノンプレミアム 1分33秒0 上り34.4秒
2着ステルヴィオ 1分33秒3 上り33.5秒1位
この2頭は朝日杯FSで1,2着…
はい、予想終了です!
1着アルテヴェローチェ、2着タイセイカレントが決まりました!
この馬単1点で勝負するのもアリですね。
タイセイカレントは新馬は普通に出たけどサウジではスタート直後に両脇の馬に挟まれたりで大きく遅れてしまった。
ただ、その後に無理せず自分のペースを保っていたのが良かった。
跳びが大きい馬なので囲まれずにゆったり走れたのも良かったかも。
4コーナーではアルレッキーノの後ろにアルテヴェローチェ。
道中は2頭とも壁があったしほとんど条件は変わらない。
直線での3頭の走りを比べるとアルレッキーノはピッチ走法で掻き込む力が強いがアルテとタイセイは前に脚が伸びている。
アルレッキーノは長い直線よりも短い直線の方がいいと思う。
アルテとタイセイの比較はこの日の稍重馬場で内外でどれだけ違ったか。
あまり違いはないと思う。
アルテヴェローチェ>タイセイカレント>>アルレッキーノ
京王杯2歳S
勝ち時計 1分21秒2 (稍重)
12.5-11.2-11.2-11.4-11.5-11.6-11.8
1着パンジャタワー 8人 1分21秒2 上り33.8秒1位
5着クラスペディア 6人 1分21秒8 上り35.3秒
8着エイシンワンド 2人 1分22秒2 上り34.9秒
(2着マイネルチケット 1分21秒3 上り34.3)
前走サウジRCで0.2差3着
(3着ヤンキーバローズ 1分21秒5 上り33.8)
前走函館2歳S0.3差、上り2位
(4着ヒシアマン 1分21秒5 上り34.1)
新馬でアルマヴェローチェと0.0秒差で上がり1位、3着を5馬身離した。
過去10年の前走京王杯で馬券になった4頭中3頭は京王杯で上がり1位。
2~4着の素性も良く、上り1位は評価高い。
パンジャタワーは買い
評価
前走GⅡ1着で上がり1,2位は【2-3-2-3/10】複勝率70%
パンジャタワー 京王杯1着 上り1位
前走GⅢ1着で0.1秒差以上は【3-1-1-5/10】複勝率50%
アルマヴェローチェ サウジRC1着 0.1差
勝ち負け
パンジャタワー 重心の安定した走り
アルテヴェローチェ 足の長いストライド
トータルクラリティ 根性!
2着候補
タイセイカレント
ニタモノドウシ
3着候補
ミュージアムマイル
ランスオブカオス
ソードマスター
馬達
アルテヴェローチェ
モーリスxディープインパクトxキャンディストライプ
リファール5x5x5で粘り強い末脚
足長でストライドの大きな馬なので馬場バイアスとして外差し馬場になりつつあるのはプラス。
過去のサウジRCの傾向から勝ち負け
タイセイカレント
モーリスxガリレオxダンシリxピヴォタル
モーリス産駒で母にデインヒル〇
個人的にミスワキ持ちは京都得意な印象がある。
札幌、東京、京都の複勝率高い。
ガリレオとミスワキは分けて考えた方がいいと思う。
ガリレオは子孫にはサドラーズウェルズが強く出がちだけどガリレオ自身はミスワキ由来の前後の伸縮性を活かした走りをしていた。
ミスワキはミスプロxバックパサーxプリンスキロ
ざっくりと、足長でコーナリングうまいミスプロ。
運動神経良くて場面によってストライドの大きさを器用に変えたり、脚の捌きが良くなるバックパサー。
前後の伸縮性を上手く使えて四肢の伸びも良くなるプリンスキロ。
サウジRCの走りからも朝日杯で期待できる馬。
スタートを失敗しなければ前走以上があるかも。
さらに先週のアルテヴェローチェ同様に京都で関東の武史騎手から関西の騎手への乗り変わりもプラス材料。
パンジャタワー
タワーオブロンドンxピサxケープクロスxソンニク(マキャベリアンxヌレイエフ)
京王杯のレースでは3コーナーまでは風除けがあったが3-4コーナーで壁なくなる。
そんな中でも最後まで重心の安定した走りが非常に頼もしく映った。
タワーオブロンドン産駒は今年初年度だが父Raven's Passは産駒の距離適性に幅がある。
母によって2000m以上を得意とする子も出すんじゃないか。
基本は1200~1600mだろうけど。
パンジャタワーも1600mけっこう強いんじゃないかと思う。
何と言っても母母母ソンニクでパンジャタワーの重心のいい走りもいかにもこの一族のモノ。
勝っても驚かない。
アドマイヤズーム
モーリスxハーツクライxシアトルスルー系
モーリス産駒だけど母にディープインパクトもトムフールもない△
新馬は内から先行して絶好の位置から伸び切れず4着。
勝ち馬は次の1勝クラスで0.2差
2着も次で勝ち上がり、メンバーレベルは悪くなかった。
2戦目は外2列目先頭から押し切った。
1分33秒9(内回り) 上り35.0秒
12.3-10.5-11.2-12.4-12.4-12.0-11.4-11.7
1000m通過58.8
翌日のデイリー杯が1分34秒7 上り33.7秒
12.4-11.3-12.3-12.6-12.0-11.5-11.2-11.4
1000m通過60.6
クッション値は土日ともに11.1と同じ。
上がりでデイリー杯のランフォーヴァウの方が1.3秒速いのでペース次第な面もあるが1分33秒9は評価したい。
過去10年で11月京都1600m(内回り)で1分33秒台だった2歳は
イフェイオン 1分33秒3 フェアリーS勝ち
ラヴズオンリーユー 1分33秒6 たくさん勝った
ただ、上りがラヴズ33.9,イフェイオン34.3に対してズーム35.0で余裕はない。
今回は善戦どまりだと思う。
アルレッキーノ
B&Mxキンカメ
モルタル産駒は東京は比較的得意としているがアルレッキーノはそこで負けてしまった。
直線の後半の伸びを見れば上位2頭とは長い直線では劣りそう。
ソードマスター
エピファネイアxキンカメxデアリング
母はデアリングタクトの母の全姉
何故かエピxキンは牝馬で活躍馬が多い。
牝馬は重賞勝ちか2着は4頭いるが牡馬はゼロ。
2戦目で後に葉牡丹賞0.0差3着のリトルジャイアンツに差を見せつけられた。
3戦目では先頭を走って超スローペースから何とか勝った。
使うたびに良くはなっているので2戦目よりは上位ともやれると思うが。
それでも3着争いまでかなー。
ドラゴンブースト
スクリーンヒーローxエンパイアメーカーxダンス
京都は合うと思う。
ただ、今年のデイリー杯のレベルはあまり高くない。
強気になれない。
トータルクラリティ
バゴxスペシャルウィーク
新馬は京都で外側で壁を作らずに走り、直線で抜け出した。
11.8-11.4-10.9の加速ラップ〇
新潟2歳Sでも外枠から外3列目先頭を走り、残り400m付近で一度は先頭に立つもはよろけて200m辺りでコートアリシアンに抜かれてしまう。
しかし、そこから馬が気合を入れ直し、再びフォームを取り戻して抜き返した。
偉い!
素晴らしい!
外3列目先頭を走ってスタミナ面でも厳しかったと思いますよ。
だから先頭に立った時に一度よろけたけど抜かれたら根性見せたね!
応援したくなる馬。
コートアリシアンは先週の阪神JFでも見どころのあるレースをした馬。
トータルクラリティにも期待がかかるよ。
ニタモノドウシ
ディーマジェスティxシーキングザゴールド系xコジーン
新馬はスタート遅くて後方から。
加速ラップで、しかも上がりで2位に0.4差をつける強い勝ち方。
2戦目は普通にゲートを出た。
前半は大外で風を受け、途中から前に壁を作った。
再び上りで2位に0.5秒差をつけ、2歳コースレコード勝ち
0.3差の2着馬はアルテミスSで0.8差
脚は長くなくて、低い重心でしっかりと地面を掴みながら走っている。
重馬場得意そう。
機動力もありそうだし好勝負できそう。
ヒラボクカレラ
モーリスxデジタル
モーリス産駒で母にトムフール〇
母内プリンスリーギフト持ち〇
新馬は内枠から先行し有利なレースで勝てるかと思いきやゴール前で失速。
2戦目は外枠から中団待機し差し切り勝ち。
上位とは差があるかな。
ミュージアムマイル
リオンディーズxハーツクライ
新馬はボケーっとしていて大きく出遅れ。
外を周って追い込むも上り1位3着まで。
2戦目は普通にゲートを出て逃げ馬達の後ろで壁を作り、直線で抜け出し加速ラップ勝ち。
上がり1位で2位に0.6秒差をつけた〇
3戦目は京都2000m
スタートで両脇の馬と少し接触するも馬は気にしていない。
いい性格している。
外の列で壁を作り、残り400mから違いを見せつけた。
上がり2位に0.9秒差をつけた〇
優秀。
京都で2戦して上がり1位で2位に差をつけて2勝しているのは要注目
ランスオブカオス
シルバーステートxローエングリンxダンス
新馬ではゲートを歩くように出てきた。
後方待機から残り400m手前で外に出して直線で一気に抜き去った。
上がりで2位に0.6差をつけた。
斤量が2キロ有利だったがラスト11.6-11.1でまだ余裕残しの勝ち方。
穴馬
Geminiさんの感想
試しにこの文章をGeminさんに読み込ませてみたらこんな回答を頂きました。