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エプソムカップ 2024 予想 ◎アルナシーム



土曜の東京競馬場

クッション値9.7
普通にフラットな馬場。
展開次第。

9レース 1600m

これは予想は大外れ。

古馬との斤量差が少ないハンデ戦で初めての1600mで強さを見せたレイデオロ産駒のトロヴァトーレ。
レイデオロ産駒はこれまで成績が良くなくて、しかも走るコースに偏りがあった。
1600mでこの強さを見せたのは配合面での参考になるかもしれない。
キンカメ系らしく引き出し型で母方に活躍馬がいる。
トロヴァトーレの場合はディアドラ。
そしてキンカメの要素(ミスプロ、ヌレイエフ、トライマイベスト=エルグランセニョール、ニジンスキー)を母も持っている。

ウインドインハーヘアも重要だが、やっぱりキンカメ系というのがレイデオロの本質なんだろう。

勝ち時計 1分32秒5
12.5 - 11.0 - 11.3 - 11.2 - 11.5 - 11.5 - 11.7 - 11.8
前後半(800m)
46.0ー46.5

先頭が少し離して逃げた。
2番手は平均ペース。

内は機能している。
そして決め手のある外差しもOK。

11レース 2400m
勝ち時計 2分25秒3
13.0 - 11.9 - 12.7 - 12.8 - 12.0 - 12.3 - 12.0 - 12.2 - 11.8 - 11.4 - 11.5 - 11.7
前後半(1000m)
62.4ー58.6

スローで入り向こう正面で⑦がマクって先頭に立りペースが少し速くなった。

⑥エリカヴァレリアは近走の追い込む脚が素晴らしかったがそれがホンモノだと証明できた。
過去の傾向からも中山の2200~2500mの好走馬が走っていた。
直線で進路をさがして蟹歩きしたり狭くなったりしたが前が開いてから一気に抜け出した。
これはGⅢでもすぐに通用する。

ハーツコンチェルトは3-4コーナーで外で風を受けていたのでそれで少し劣ってしまった。
この勝ちきれなさがいかにもハーツコンチェルト。


過去10回の良馬場のエプソムカップの傾向

東京も開催後半になって馬場が傷んできている。
春東京の延長でまだアメリカ血統が優位だがアメリカ血統でもヒムヤー、ダマスカスなどの軽くない血をよく見るようになる。
隠し味でニジンスキー持ち。

15人気で3着になったマイネルスターリー
父はトニービンと同じグレイソヴリン系
前走新潟大賞典0.5秒差
東京2000mオープン勝ち、函館記念勝ち

9人気で3着だったキャプテンベガ
母父トニービン
前走は1.3秒差負けだが2走前は0.2差、3走前は0.4差2着
マイネルスターリーも勝った10月の東京2000mオープン0.1差3着
東京新聞杯2着

8人気3着のダークシャドウ
秋天2着、エプソムC1着、札幌記念2着
次走函館記念2着

6人気3着のマイネルミラノ
函館の巴賞勝ち、新潟記念2着
次走函館記念1着

人気薄4頭中3頭が函館記念連対(エプソムCの後も含む)
函館適性が高い馬が穴を開けるという事か?

そして秋東京での好走実績がある馬が多い

斤量が今回減が少し有利
2キロ以上の変化はあまり良くない。

ディープインパクト系有利

前走3勝クラスは
2021年ファルコニア3着
ディープインパクトxミスプロ系xパントレセレブル
前走阪神1800m上り32.5秒。
1800m持ち時計1分45秒3

2011年エープチェアマン2着
キンカメxサンデー
前走東京1800m上り1位1分46秒5

前走オープンは京都か東京の1800mで2着以内
今年は
アルナシーム 京都1800m2着1分45秒0上り2位
シルトホルン 東京1800m3着

前走GⅢは新潟か中京2000m
今年は
レーベンスティール 新潟大賞典 11着
セルバーグ     新潟大賞典 12着

前走GⅡ4着以内は複勝率50%以上
殆どが前走0.4秒差以内で負けても0.7秒差以内
該当馬なし

前走GⅠはエプソムCで1人気だったルージュバックの1着のみ

2021年
開催後半で内が傷んできているが良馬場だとまだ内も悪くない。
先週の東京からも2021年の1~3着が直線で走った辺りが最も良い。
外の差し馬は枠の並びで前に壁を作れそうな馬を選ぶ。

展開

⑩シルトホルンが最初の600mを35.7前後
⑱セルバーグは過去も12寄り外枠で凡走しているように外から強引に先頭に立つスピードはない。
⑫⑬がその後ろ
①トゥデイイズザデイが内のいい位置を取れそう。
⑮アルナシームも1週前に前半から速い時計を出しているので先行勢の後ろではないか?

平均より少し速いペースで決め手のある差し馬にチャンスか?

追切

坂路
④ヴェルトライゼンデ  51.4-12.0-12.0
⑪サイルーン      56.2-13.5-12.1
⑰ニシノスーベニア   53.7-12.4-12.1
①トゥデイイズザデイ  54.1-12.8-12.1
⑫グランスラムアスク  56.9-13.1-12.1
⑭カレンシュトラウス  53.4-12.6-12.1
⑱セルバーグ      54.5-12.9-12.1
ウッド
⑪サイルーン      50.2-11.6-10.9
⑰ニシノスーベニア   51.0-11.6-11.0
⑯グランディア     51.9-11.4-11.0
⑨レッドランメルト   52.2-11.9-11.1
⑤タイムトゥヘヴン   52.3-12.1-11.1
⑥レーベンスティール  50.0-12.1-11.1
⑮アルナシーム     51.6-11.1-11.2

動きが良かったのは
①③④⑤⑪⑮⑯⑰


評価

ヴェルトライゼンデ、レーベンスティールと今一つ信頼できない人気馬がいる。

勝ち負け
⑥レーベンスティール 気はのらないが…復活するなら東京1800m

2着候補
⑪サイルーン
⑬ラケマーダ
⑭セルバーグ
⑮アルナシーム
3着
③ルージュリナージュ 外枠で展開向けば
②ノースザワールド
①トゥデイイズザデイ
⑤タイムトゥヘヴン
⑩シルトホルン

ディープインパクト持ち
①②③⑥⑨⑪⑫

函館か秋東京
②3勝クラス1800m2着、毎日王冠0.4差
③3勝クラス1800m勝ち
④JC3着
⑤富士S3着
⑦2勝クラス2000m勝ち
⑩L2000m2着
⑪1600m2勝
⑬2勝クラス1800m勝ち
⑮函館記念0.5差(外4,5列目先頭

2023年の成績は
◎【13-9-12-78/112】取り消し1
勝率11.6%、連対率19.6%、複勝率30.4%
〇【23-11-12-67/113】
勝率20.3%、連対率30.1%、複勝率40.7%
▲【8-14-7-84/113】
勝率7.1%、連対率19.5%、複勝率25.7%
△1【11-10-9-92/112】
△2【10-18-11-73/112】
△3【9-4-9-84/106】
勝率9.1%、連対率20.3%、複勝率29.1%
次点が馬券になるレースが多かった

◎⑮アルナシーム
勝て!

〇②ノースザワールド
去年の毎日王冠0.4差を評価。
6着だが上位5頭強力。
追切も向上
今回は前走よりもポジション取りに行くはず。

▲⑪サイルーン
フーちゃんの血が覚醒するか?

△⑤タイムトゥヘヴン
まだ枯れてないし、追切向上して実績ある舞台!

△⑬ラケマーダ
前走の3勝クラスマイルはレベル高かった。

△⑦マイネルケレリウス
GⅢで通用するよ。
サプライズ希望

次点

③ルージュリナージュ
丸田騎手の内枠からの追い込みは難しい。
能力は勝ってもおかしくないが

⑥レーベンスティール
復活するなら勝利経験のあるここ。
でも、この人気じゃ買いたくないじゃん?

④ヴェルトライゼンデ
おそらく次?
それは希望的観測?

①トゥデイイズザデイ
血統、枠と位置取りは合いそう。

⑩シルトホルン
けっこうペースが速くなりそうと予想

⑱セルバーグ
次の内枠で期待

馬券

これはnoteで馬券成績を見るための1万円馬券です。
回収率は2023年は93%、2022年は111%でした。
◎〇の2頭の単勝を購入した時の回収率は101%
◎〇▲のワイド3点を購入した時の的中率22%で回収率は67%

単勝⑮1000
ワイド⑮②⑪ 3x300
3連複 18x100
1列目 ⑮②⑪
2列目 ⑤⑬⑦
3列目 ⑮②⑪⑤⑬⑦
馬単
1着⑮ 2着②⑪⑤⑬ 4x200
1着② 2着⑮⑪⑤⑬ 4x100
3連単
1着⑮ 2着②⑪⑤⑬ 3着②⑪⑤⑬⑦ 16x200
1着② 2着⑮⑪⑤⑬ 3着⑮⑪⑤⑬⑦ 16x100
ワイド⑮-⑤⑬⑦ 3x100


馬達

レーベンスティール
リアルスティールxトウカイテイオー
リアルスティール産駒で母にボルキロあり〇
インリアリティ、ニジンスキーもあり
血統は合いそう
11月の東京の新馬もクビ差2着だがソールオリエンスより速い上がり〇
去年5月の東京1800mも強い勝ち方
ラジオNikkeiは脚余し過ぎ参考外
セントライトは中団で流れに乗って4コーナーのコーナリングを利用して加速しながらスムーズに外に出して快勝。
香港は海外遠征苦手な田中調教師で参考外。
レモンポップで2回とも10着以下って…
ローシャムパークも8着…
新潟大賞典も11着
津村騎手のコメント
「イレ込んでレースの前にテンションが上がってしまっていました。スタートして1歩目でトモを落としたりでチグハグなレースになってしまった。かわいそうなレースになってしまいました」
調教師は『体質面の弱さがありまだ強くなりきっていない』とコメント
うーーーん、輸送が苦手?
東京中山なら連対率100%で実績のある東京1800m。
ここで走らなきゃどこで走るのか?
59キロで1人気だが買わないわけにはいかないよなー。

トゥデイイズザデイ
ディープインパクトxキトゥンズジョイ
先行して33秒台の上りを使える。
直線の長いコースで長くいい脚を使っている実績もある。
相手関係でも通用しておかしくない。
不利なく長く真っすぐ走りたいタイプなので内よりも外枠が良い。

ヴェルトライゼンデ
ドリジャxドイツ
2度目の屈腱炎からの復帰戦。
レースで全力を出したら間隔を空けないと力を発揮できなかったのも脚への負担が大きかったから。
なので基本的に休み明けが良い。
秋東京の実績でいえばJC3着はメンバーで一番
池江調教師のコメント
「久々の割に動けていていい感じ。態勢は整った。筋骨隆々。若い時は(気性が)猛獣みたいだったけど、ましにはなってきている」
追切時計的には5月23日は休み明け前と変わらないレベル
ただ、それ以外の時計がいまひとつ。
1800mという距離も様子見ではないか?

ノースザワールド
ディープインパクトxジャイアンツコーズウェイ
秋東京1800mで好走
毎日王冠0.4秒差は悪くない。
ここ3走は色々と納得していない。
良馬場で枠の並びから中団やや前の位置が取れれば3着を争う力はある。

サイルーン
ディープインパクトxキンカメ
トニービンあり〇
秋東京の好走もある
中山で連勝してオープン入り
2勝クラスで復調していたペリファーニアに勝ったが内外の進路どりの差もあった。
春興Sでは加速ラップ締め。

シルトホルン
スクリーンヒーローXダンチヒ系
秋東京2000mでヤマニンサルバムの2着〇
前走は逃げたがセルバーグよりは遅いペースなので今回は2、3番手だろう。

ラケマーダ
アメペxアドマイヤムーン
秋東京1800m勝ち
アメぺ産駒はこれまでの実績としては小倉中山の1200mが得意。
東京の1400mのなかなか。
注目は小倉の1800mいい事。
ならば東京の1800mも相性のいいコースになってもおかしくない。
東京1800mはまだ【1-0-1-5/7】と出走数少ないねん。
そしてこの1勝がラケマーダ。

スタートよく、むしろ前進気勢強すぎるくらい。
気持ちの強さもある。
春興Sでは逃げてサイルーン(斤量も2キロ重い)に差されたが展開次第ではもう少し差を詰められる。





ジェイパームス

ジャスタウェイxブラッシンググルーム系
父にトニービン〇
秋東京1800m勝ち
むらさき賞1分44秒8だが、過去のそのレースで1分44秒台を出した馬はあまり良くない。
春東京の高速馬場の反発力を上手く使えた馬だったという事。
ジェイパームスもそれに続くのか?
それともべラジオオペラに0.2秒差は伊達じゃない事を証明するか?
中団やや前の位置取りでコンスタントに33秒の上りを使えるのは馬券的には抑えたい。
出走するかもまだわからないが。

アルナシーム
モーリスxディープインパクト
前走京都オープン1800m2着〇
1800mで2度1分44秒を記録
カシオペアsではピンハイやヤマニンサンパ、マテンロウスカイに先着。
1600mでは位置取りが後ろになる事が多いが1800mなら中団より前でレースできる。
前走は先行馬に上手く出し抜けされた。
アルナシームも内を走れて有利だったが前がラスト10.9-11.3で走っては届かない。
3着は2馬身離していて悪くない2着。

タイムトゥヘヴン
カナロアXアドマイヤベガ
秋東京富士S3着
秋東京での実績はあるがすっかり追い込んで届かずが板についてしまった。
しかし条件的に今回は合うと思うので期待

マイネルケレリウス
ルーラーシップXタキオン
秋東京2勝クラス2000m勝ち
去年の6月に東京でブレイディヴェーグに3馬身離された2着だがこの馬も3着を3馬身離している。
馬体重も当時から増えている。
前走も上りは2位だが加速ラップでまだ余裕があった。
ただその前にシュトルーヴェやロードデルレイに1秒負けているので重賞ではまだ通用しないか?

ルージュリナージュ
スピルバーグxルーラーシップ
前走VM5着0.4差上り1位
秋東京3勝クラス1800m勝ち上がり1位
2021年にはスピルバーグの全兄トーセンラー産駒のザダルが勝っている。
スタートは悪くないんだけど内枠だと周りの馬の関係で位置取りが後ろになってしまう。
東京新聞杯も中山牝馬Sももうちょっと前の位置取りができた。
VMはスタートダッシュ遅かったW
後方待機から直線で外に出して0.4秒差上り1位は素晴らしい。
丸田騎手は芝では差し追い込みが多い。
直近の芝での7勝は全て上り1位。
ここ3勝は全て追い込み。
つまり器用な立ち回りは無理。
4から外枠で直線勝負にかけて展開が向けば。

セルバーグ
エピファネイアxキンシャサノキセキ
ムラがあるのはルファブリューのクロスのせい?
3勝クラスを勝った遅咲き系エピファネイア産駒なので侮れない。
5月のGⅠではエピファネイア産駒が活躍したし今の東京は合うかもしれない。
小倉大賞典ではハイペースで飛ばして3着。
中京記念を勝った時も速いペースで押し切っているので今週雨が降らないで乾いた良馬場になればセルバーグがやりたいレースができるかも。

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