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天皇賞秋 2024 枠順確定後 感想

このnoteは素人の妄想の垂れ流しであり、特定の馬や騎手の推奨等を目的としたものではなく、特定厩舎および生産地の推奨や上昇または下落を示唆するものでもなく、将来の競争成績または馬券収益を示唆あるいは保証するものでもない。
最終的な勝馬投票決定は読者ご自身で判断するっス。


過去の天皇賞・秋

2023年 1分55秒2
前後半(1000m)57.7-57.5

前後半で言えば平均ペースだが、GⅠ馬の逃げ馬が最下位になり、2,3,4着が後ろなのを考えれば『速いペース』だった。

ペースに単純に前後半の比較でみるスロー、平均、ハイペースと分けるやり方と、純粋に前半の通過タイムが速いか遅いかを見るやり方がある。

競馬サイトで書かれているペース判断はコース形状などを考慮に入れていないので要注意。

2023年は前半1000m通過57.7秒。
過去に57秒台より速かったのはラップが出てる2008年以降で2011年56.5秒、2012年57.3秒、2022年57.4秒の3回。

いずれも後半が59.6秒、60.0秒、60.1秒と2.7~3.1秒遅い。

それが2023年は後半の方が0.2秒速い。

い・み・が・わ・か・ら・な・い

超スピードとかそんなチャチなもんじゃないもっと恐ろしいものの片鱗を見せたのがイクイノックス。

こういう馬を規格外のバケモノという。

2022年 1分57秒5
前後半57.4-60.1

このレースは先頭のパンサラッサが大逃げでレースのペースがあてにならない。
パンサラッサのレースラップ
12.6 - 10.9 - 11.2 - 11.3 - 11.4 - 11.6 - 11.8 - 11.6 - 12.4 - 12.8
2番手グループのレースラップ
12.6 - 11.2 - 11.3 - 12.0 - 12.3 - 12.5 - 12.0 - 10.8 - 11.2 - 11.6

パンサラッサは前後半57.4-60.1(上り36.8秒)の前傾ラップ
2番手以降は前後半59.4-58.1(上り33.6秒)の後傾ラップ

パンサ君は大逃げで映らないw

2021年 1分57秒9
前後半60.5-57.4

大逃げする馬がいなければ天皇賞秋は2018~2021年の後継ラップになりやすい。
基本は中団から前の馬が有利になる。

2020年のようにGⅠ複数勝利する強い馬でも位置取りが後ろ過ぎると届かない。
上がり32.7秒とかほぼ限界値。
アーモンドアイのように好位で競馬できてラストも33秒台で上がれる馬が有利。

2021年の3着グランアレグリアは速いマイルの流れに慣れて2000mではスピードの違いで前に出てしまった。
壁を作れていたら違った結果になっただろう。

展開予想

⑨ホウオウビスケッツは最初の400mを巴賞で23.6、毎日王冠で23.7秒。
このメンバーでは速い方だし、2番手候補の⑤とは同じ厩舎で騎手は親子。
先手、番手の相談はできていると思う。

⑤ノースブリッジは2022年も斜行しながら内ラチ沿いの2番手を取りに行ったので今回もその位置を死守。

内枠に先行勢が多く、そのまま内の前を占める。

⑥⑦⑧は直線では外に出して追い込みたい馬達。
道中で自然と外側の列に移りたい。
4コーナー手前から直線入り口での位置取り争い。

注目は⑭レーベンスティールの位置取り。

プランA
スタート後は⑬シルトホルンの後ろについて行くが、⑬が④の前に出ると壁がなくなり、3列目先頭になってしまう。
これは⑭レーベンスティールにとってマズい展開。
有利になるのは⑫リバティアイランド
更に3列縦隊になれば前後の差が小さいので1000m通過60秒でも後ろから届く。

プランB
④タスティエーラが速くなければ⑬と④の間に⑭が入れる。
そうなると⑭レーベンスティールに理想的。

しかし、今度は⑫リバティアイランドが前に壁がなくなってしまう。
そのまま外3列目先頭だと⑫はかなりマズい。
できれば壁を作りたいので内側の馬達の後ろに付く。
そうなると2列縦隊でやや縦長になり、1000m通過60秒だと後ろからは届きにくくなる。

⑭レーベンスティールと⑬リバティアイランドの位置取りがレースの行方を決める、と言っても過言ではない…と、思うよ?

通常だと、以下のようになるのですが、Bコース替わりでも外の差しが1頭は馬券になりそう。
プランAで有利なのは、⑤①④②③⑫、外差しやや有利
プランBで有利なのは ⑤①②⑭④③、外差しやや不利

プランA


プランB

追切

2023年
1着イクイノックス
W52.5-12.2-11.3
坂53.6-13.2-12.0
2着ジャスティンパレス
W51.6-11.6-11.5
坂55.0-13.3-12.2
3着プログノーシス
W53.6-11.2-11.3
坂53.8-12.3-12.1

2022年
1着イクイノックス
W54.1-12.5-11.5
坂54.1-13.4-12.3
2着パンサラッサ
W50.9-11.7-12.1
坂53.6-12.8-12.1
3着ダノンベルーガ
W49.7-11.4-11.2
坂58.9-13.9-13.6

2024年
坂路
⑦ドウデュース    53.6-12.4-11.9
⑪ジャスティンパレス 53.7-12.6-12.0
④タスティエーラ   54.2-13.3-12.1
③ステラヴェローチェ 52.2-12.0-12.2
⑩ダノンベルーガ   55.2-12.9-12.3
②マテンロウスカイ  51.8-11.9-12.4
⑫リバティアイランド 59.0-14.4-12.7
①べラジオオペラ   55.2-12.8-12.9

ウッド
⑫リバティアイランド 50.2-11.1-10.8
⑥ソールオリエンス  52.0-12.5-10.9
④タスティエーラ   49.4-11.4-11.0
①べラジオオペラ   51.2-11.7-11.0
⑦ドウデュース    51.1-11.1-11.0

⑩ダノンベルーガ   49.7-11.4-11.1
③ステラヴェローチェ 50.2-10.9-11.1
⑤ノースブリッジ   50.5-12.4-11.2
⑭レーベンスティール 50.9-12.0-11.2/48.7-11.5-11.4


①べラジオオペラ
宝塚前も良かったが、今回ウッド2F3F4Fベスト
1週前の動きはイキイキしてた 

③ステラヴェローチェ
ウッド1F2F自己ベスト
今回の方が動きは軽い

④タスティエーラ
大阪杯なみ
ベルーガの方が良さそう

⑤ノースブリッジ
1週前の動きは良い

⑥ソールオリエンス
宝塚前がベストだが、今回も良い
身体の伸びも良くいい感じに見える

⑦ドウデュース
ウッドのベストは23年の3月か今年6月
坂路は今回1F2F3F4F自己ベスト
去年の秋天前よりは良い

⑩ダノンベルーガ
ウッドは今年のドバイ前がベスト
ウッドは今回は過去2回の秋天前と同じ位
坂路は今回1Fベスト

⑪ジャスティンパレス
坂路1F2F3F4F自己ベスト
今回はウッド軽めで坂路重視の追切

⑫リバティアイランド
ウッド1F~6Fで自己ベストかベストタイ
1週前の動き良かった

⑭レーベンスティール
ウッド2F3F4F自己ベスト

枠順確定後の感想

競馬でも株でも『勝つ』というか『利益をだす』ためには馬や企業に思い入れを持たない方がいい。

私の場合は株ではドライに、競馬ではウェットにという感じです。
株は損切は自分のルール通りに、利確も欲張らない、取れたかもしれない利益に未練を持たない。

ところが、競馬では馬への思い入れを捨てきれない><
だってお馬さんかわいいんだもの。

みつお風に言うとこんな感じです。

歓声の中、君は走る、その姿に、何度でも心を撃ち抜かれる。
敗北の影、心に刻み、君は強くなる、何度でも。
復活のドラマ、その姿に、私は勇気をもらった。
ありがとう、走りの日々、その姿、私の心に永遠に。

競馬はロマン!!!

1番期待したいのはべラジオオペラ。
今回は複勝率の高い1枠で先行できるのは有利。
大阪杯は外枠で勝てたのが今回は内枠。
追切も良いし軸にしたい。

リバティアイランドは準備できているし、前に壁を作れれば勝ち負けの可能性高い。
川田騎手は少し不安ではあるが。
ケガ明けもあるが、今年の芝のGⅠで人気以下が多い。
位置取りで少し不安もある。

2,3着候補ではソールオリエンスを筆頭に上げたい。
皐月賞の勝ち方から東京で本領発揮と見てダービーで◎を付けた。
個人的には馬群の中でレースしたダービーは消化不良。
直線で外に出せればソールオリエンスの爆発力を出せるはず。

ドウデュースは去年の秋天よりもいい状態で出てきた。
ダノンベルーガも悪くない。
ジャスティンパレスは坂路追切重視がどう出るか。

上記3頭でいいんじゃないかとは思うのだが、ステラヴェローチェを捨てきれない。
ここ2戦からは限界が見えたような気もするが、東京2000mで改めて期待したい。
これは完全に個人的な思い入れ。

レーベンスティールをどうするかなんですよね。
私は外枠と枠の並びで位置取りに苦労すると予想する。
追切の感じも悪くないんだけど普通。
普通でいいんだろうけど、普通。
近2走はGⅠレベルで闘える馬。
来たらしょうがないってヤツです。

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