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ジャパンカップ 2024 ドウデュースおめでとうございます!
勝ち時計 2分25秒5
レースラップ
12.7 - 11.4 - 13.0 - 12.9 - 12.2 - 12.3 - 12.5 - 12.6 - 12.5 - 11.5 - 10.8 - 11.1
前後半(1000m)62.2-58.5
2分25秒5は雨も降っていない良馬場では2013年の2分26秒1以来の遅さ。
その13年でさえラスト4ハロンが11秒台だったのに今回はラスト3ハロン11秒台。
そしてラスト3ハロン33.4秒と2ハロン21.9秒はラップが計測された2008年以降でダントツの最速。
ジャパンカップ史上でもっとも遅いペースからのヨーイドンになった。
ラスト3ハロン勝負でも例えば、11.0-11.2-11.5のように600mの最初に最高速を出すような展開だと前の馬は最後に失速して差し馬が有利になる。
馬は、個体差はあるが最高速(今日の東京で65~67キロ)を維持するのは400mが限界。
なので残り600~200m区間を最高速で走るとゴール前の200mで失速して差し馬に差される。
ここが騎手の腕の見せ所で、なるべく急激にスピードアップさせないように仕掛ける。
今日のビュイック騎手は見事で600mの最初の200mを11.5秒で入った。
これは馬の資質にもよるところも大きい。
例えばサートゥルナーリアみたいに合図を送ると一気に最高速の達してその後にバテてしまう馬もいる。
短距離が得意な馬ほどギアチェンジが速く最高速に達するのも速い。
逆にいえば長距離が得意な馬は最高速に達するのも遅く、今日みたいなスローからの瞬発力勝負に向いていたともいえる。
菊花賞を勝ったドゥレッツァはもちろん、シンエンペラーも加速に時間がかかると以前から言っていた。
今日のレース展開はドゥレッツァとシンエンペラーに完璧に向いた。
これで勝てなきゃどうするのっていう展開だった。
直線では夢を見ました。
これ絶対勝ったやん、思いますやん
1頭の規格外さえいなければ…
星一徹はちゃぶ台返すし、海原雄山は女将呼んじゃうよ。
おかしいって、こんなん追い込んで勝てるような展開じゃないってばよ
武騎手の読みと仕掛けのタイミングも最高にハマったけどそれに応える馬もスゴイ。
天才x2はそれに逆らう人にとっては天災になるんやなー
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1着 △ドウデュース
スローなのは鞍上の武騎手もわかっていた。
だからこそいつでも仕掛けられるように後方の外側でタイミングを計っていた。
秋天の時はペースが流れているのがわかっていたので馬群の後ろでしっかり壁を作ることを優先していた。
仕掛けのタイミングは直線に入ってからと決めていたのでしっかりと脚を溜めていた。
今回は1-2コーナーでは後ろで壁を作っていたのですが、向こう正面では外側でタイミングを計っています。
スローペースでは仕掛けるタイミングが非常に重要。
特に後方からでは1瞬のミスが命取りになる。
今回の800mから600mに徐々にペースアップしていったのが、タイミングも操縦もこれしかないと言うモノ。
騎手も馬も最高でした。
上がり32.7秒は2012年のルーラシップと並んでジャパンカップ1位タイ。
2着から13着までの12頭が上がり33.1~33.8秒の0.7秒差。
それなのにドウデュース1頭だけ0.4秒も速い。
まさに規格外。
この馬に◎をつけないなんて馬鹿っすわ
でもな、有馬記念も◎はダノンデサイルなんよ。
最後まで逆らうんよ!
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武豊騎手のコメント
「ほっとしています。期待を背負っていて、応えたい気持ちが強かったです。今日もペースが遅すぎて、馬は全力で走りたがって、抑えるのに苦労しました。動き出しは早いかと思いましたが、この馬なら最後まで持つんじゃないかと思って、自信を持っていきました。
自分のことよりも、ドウデュースはラストシーズンですし、タイトルを獲らせてあげたい気持ちが強かったです。天皇賞、ジャパンCを勝てて、すごく嬉しいです。世界を代表する馬たちがジャパンCに来てくれて、一緒に戦えたことは嬉しかったですし、そこで勝てたことは価値があると思います。
このあとは馬の状態によると思いますが、無事なら有馬記念へ、と聞いていて、そこで引退ということになると思いますので、なんとか良い最後を飾りたいと思います」
2着 ◎ドゥレッツァ
ありがとうドゥレッツァ。
でもあともう少し何とかならなかったかい?
スタートは良くなかった。
両脇の⑨と⑪に前に出られてしまい、いったん外の馬が前に行くのを待たなければいけなかった。
1-2コーナーは⑭スターズオンアースの後ろで我慢したが、向こう正面で前に出てきた。
もしも、好スタートを決めていたら1-2コーナーで先頭に立てていただろう。
とはいえ、先頭に立った後もペース判断は素晴らしかった。
インターナショナルSは外3列目先頭だったのが敗因。
追切も良くなっていたし、菊花賞馬とも相性のいいJC。
買いで正解でした。
去年の世代も弱いと言われつつ、大阪杯はべラジオオペラが勝ち、宝塚記念は皐月賞馬が2着、秋天はダービー馬が2着、そしてジャパンカップは菊花賞馬が2着とそれなりに結果を残しています。
ビュイック騎手のコメント
「スタミナがあって長距離向きです。長く脚を使います。鞍上の指示にも素早く反応してくれました。また海外の競馬にチャレンジして欲しい馬です」
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2着 〇シンエンペラー
ありがとうシンエンペラー。
でもあともう少し…ウワーーーーン><
今日の東京競馬場は土曜よりも前有利でした。
8Rは逃げた4人気が2着で11Rでも7人気の逃げ馬が1着。
人気で2番手を進んだ馬は普通に馬券になりました。
なので、これならドウデュースを出し抜けるかもしれない!とワクワクしていました。
ワクワクしすぎてJRAでドウデュース1着からの保険を買うのを忘れるくらいでした(バカ)
スタートは良かったし、プラン通りのレースができたと思います。
ドゥレッツァに前に出られた時にも動じていません。
惜しむらくは直線で内しかなかった事。
それでも最後はさせる勢いだったのだが…
もう何度も言っていますが、今年の3歳は強いんです。
有馬記念は3歳馬で攻めます!
坂井瑠星騎手のコメント
「スローが目に見えていたので主張していって、何か来たらその後ろというイメージでした。状態がとても良く、良い走りができたと思います。ただ、着差が着差だけに残念でした。まだ3歳ですし、これからの成長が楽しみです」
4着 ▲チェルヴィニア
1コーナーまでに⑫ソールオリエンスの後ろを確保したが、ペース遅すぎて1-2コーナーでイヤイヤしてる。
向こう正面で⑩と⑭が前に行って1列下がったが悪くない位置取り。
3-4コーナーでスムーズに外に出せたが決め手で劣った。
この馬にとってはもっと強いペースでの時計勝負の方が向いていた。
スローは予想されたが、ここまで遅いのは予想できなかった。
とはいえ、4着確保は立派。
ルメール騎手のコメント
「ペースが遅過ぎました。良いところで競馬は出来ましたが、(直線で)一気にペースアップ。ドウデュースと同じ走りは出来ないです。瞬発力勝負になってしまいました」
5着 △ジャスティンパレス
スタートは1番良かったんじゃないか。
それで①ゴリアットの前に出られたことが①にとっては不利になった。
1-2コーナーではペースが遅く折り合いに苦労している。
そしていつの間にか①に前に出られてしまった。
そしてスタートが良かったのが災いした。
勝負どころで動けなかったのだ。
ドウデュースみたいに後方で仕掛けのタイミングを選べた方が良かった。
結果的にこの馬に関しての『勘』は当たってしまった。
④ジャスティンパレスが1回使って距離延長の今回こそ!というジャパンカップなのですが、土曜の京都のCデムーロさん見てると不安になる。
また馬群を捌くのに苦労しそうな気がする。
実績と追切の動きからは間違いなく買い。
ただ、上手い騎手にもバイオリズムというか波がある。
有馬記念での巻き返しはあるでしょう。
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C.デムーロ騎手のコメント
「ゲートの中でうるさかったですが、スタートは切る事が出来ました。ペースも遅く中団の位置からになりました。よーいドンの競馬になって、長く脚を使うタイプだけに苦しくなりました」
6着 △ゴリアット
スタートが痛かったね。
ジャスティンパレスに前に出られてしまったのが敗因と言ってもいいくらい。
スミヨン騎手もなんとか前の位置を取ろうと外に移動するも進路なく。
1-2コーナーで空いた内の狭いスペースに飛び込んだのはさすがでした。
それに応えて細かい動きができたゴリアットも操縦性の良い素晴らしい馬。
シンエンペラーの後ろを取れたのはさすがです。
奇しくも外国調教馬は3頭とも上り33.5秒。
負けはしましたが、スターズオンアースに先着し、ジャスティンパレスと同タイムでチェルヴィニアと0.1秒差。
東京の瞬発力勝負でこれは優秀でしょう。
香港ヴァーズはこの馬を中心に買いたいですね。
スミヨン騎手のコメント
「リズムの無い遅いペースで、勝負どころの前に馬が消耗してしまいました。この馬にとってスムーズなレースではありませんでした」
グラファール調教師のコメント
「スタートがうまく切れず、スローペースで、終盤にかけて加速することができませんでした。本来のこの馬の姿を見せることができませんでした」
6連複があったら当たってましたねW
7着 スターズオンアース
スターズオンアースに関しては鎮痛剤を使えなくなった影響が出るかもしれないという話はありました。
今回の走りを見るとやっぱり少しは影響があったのかな。
有馬記念に向けて判断が難しいですね。
JRAは2月15日、昨年の有馬記念・G1で2着のスターズオンアース(牝5歳、美浦・高柳瑞樹厩舎、父ドゥラメンテ)から規制薬物(フルニキシン)が検出されたと発表した。管理する高柳瑞樹調教師には過怠金10万円の処分が下された。
規制薬物のフルニキシンは、消炎鎮痛作用の効果がある非ステロイド系の抗炎症薬のひとつで、疝痛(腹痛)や炎症性疾患に対して使用されることが一般的。規制薬物は禁止薬物のように競走能力への影響はないが、馬の福祉、事故防止の観点から規制薬物の影響下にある馬の出走は禁止されている。
8着 オーギュストロダン
走りが固かったですね。
英ダービーの時のゴール前の下りの走りは本当にのびやかで高速馬場にも対応できそうでした。
去年のBCターフを勝てたのも納得です。
それが今年は動きが固くなっていましたね。
今年のオブライエン厩舎だったらシティオブトロイの方がチャンスあったかもしれない。
牝系も素晴らしいし、産駒が楽しみです。
ムーア騎手のコメント
「スタートしてから、速くなったり遅くなったり、乱れたペースになって、この馬のベストの走りをすることができませんでした」
オブライエン調教師のコメント
「ペースがスローで、この馬に合ったレース展開ではありませんでしたが、よく走ってくれたと思います。R.ムーア騎手も悔しがっていましたが、またジャパンCに挑戦したいと思います」
馬券的には
JRAではドウデュースからの3連単を買わず(泣)
3連複はこんな買い方をしました。
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今日は国際レースだから久々に日本のGⅠをLadbrokeで買ってみた。
Same Race Multiは上位4頭を当てるモノ。
3着以内にシンエンペラーとドゥレッツァを固定した馬券で601倍
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Ladbroke では3連単でドウデュースからも買っていたのになぜにJRAで買い忘れるか(泣)
676倍
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4着以内にシンエンペラー、ドゥレッツァ、チェルヴィニアの3頭が入る馬券で91倍。
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