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株:7月3日 レーザーテック:インドのモディ政権:素人の日本株

このnoteは素人の妄想の垂れ流しであり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものでもなく、将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものでもない。
最終的な投資決定は読者ご自身で判断するっス。

レーザーテックは当分静観。

アメリカはマグニフィセント7の中での循環物色


今日のマーケットプレス前場

今中能夫さんのお話

レーザーテックに関して
株価が戻らないのは当たり前。
会社からは今回の件に関して何のコメントもないので、マーケットに会社の考え方が十分に伝わっていない。
今回の件が起きてからは3回リリースがでただけ。
『不正会計はない』というのと、『ACTISに関しての製造と受注のデータ』しか出していない。
あとはCFOが交代するというリリースがでただけ。
公の場で会社が何かを言うというのはない。
なので(投資家にとっては)どうなっているのかわからない。
何かしら言えない事情があるのかもしれない。
TSMCやインテルとも関わる問題(自分の顧客から情報が洩れている)
元技術者や現技術者に利益供与すれば情報を得られるとなればそれはTSMCやインテルの問題。
レーザーテックがTSMCやインテルと対応を協議しているのならば、その間は何も言えない。
または、もう何も言うつもりもないのかもしれない。
8月の決算発表でも何も言わないかもしれない。

スコーピオンキャピタルのレポートは半導体業界に詳しくない人が見たら、『これは本当なのか?』と思い込んでしまいかねない。
それに対しての反論ができていないからどんどん株価が下がっている。

訴訟の準備にも時間はかかるし、訴訟を起こしても何も言えない。
半導体の現場でやっている事は何もかも最高機密なので、半導体工場を人に見せる事はない。

何かの発信が近い内にレーザーテックから出ると期待するのは止めた方がいい。

もしもこのレポートに対して何が正しくて正しくないかを反論すると、TSMCの内部事情も明らかになってしまう。

完全に沈黙してそのままという事もあり得る。

なのでレーザーテックは買いづらいし、こういう問題のないディスコなどの方が買いやすい。

マイクロソフトとアップルが最高値になったが

NVIDIAはこの一年で3倍近く上昇。
他のGAFAMはそこまでの成長を見せていない。

ただ、GAFAMは大規模な自社株買いがインパクトになっている。

NVIDIAはこの1年で爆発的に上昇していて、まだ大規模な自社株買いをする余裕はない。
現在の営業利益率が続けば1年後には相当な自社株買いが期待できるが足元ではまだまだ。

アップルは1-3月期決算で1100億ドルの自社株買い。
アップルのアップルインテリジェンスはだいぶ遅れているが、自社株買いのおかげで何とかなっている。

スーパーマイクロの決算がもうすぐだし、NVIDIAも8月に決算が出る。
決算が期待できるので、また動き出すだろうと思います。

GAFAMの5社とNVIDIA、テスラは業態が全く違うのでこの7社の中での株価競争はある。

現時点ではNVIDIAと比較してGAFAMに割安感が出ているので買われている。

4-6の決算の見どころは生成AIのビジネスがどこまで進んでいるのか?
GAFAMの5社に関しては話題豊富だし、テスラも販売台数が持ち直してきているので決算での株価上昇が期待できる。

そうなると今度は比較してNVIDIAに割安感が出てくる。
つまり、マグニフィセント7の中での循環物色。

(EUが規制に動き出しているが?)
いずれ世界規模に波及する可能性がある。
こういう問題はむしろ規制があった方が発展しやすい。

(金利に関して)
トランプが大統領になると中国からの輸入品に高い関税をかけるので物価上昇し金利が高止まりするかも。
スタグフレーション懸念が出てくる。
利下げが遠のくという事で長期金利が上昇。
そうなれば成長期待の高い株が買われる。
利下げ期待の株よりもハイテク株になるんじゃないか?

インドについて(増川 智咲さん)

(モディ政権始まって以来の単独過半数割れ。
結果を左右したのは経済だった?)

与党の経済政策が国民の生活レベル向上に結び付いていないと国民に判断された。
2023年度のGDP成長率は8.2%で他の新興国と比べても抜群の成長率ではあった。
そのドライバーはインフラ投資や中間層の民間消費増加。
2023年も後半は異常気象の影響で農作物の収穫が良くなかったのと高金利で農村部の消費が落ち込んだ。
農村部の利益がモンスーン期の雨量に左右されてしまい不安定。

その不安定な農村部の労働力が国全体の約46%。
彼らがモディ政権10年間で生活が豊かになったという実感がなかったので過半数割れ。

モディ政権は農業から製造業へのシフトを打ち出してはいたが、依然として労働力の多くは農村に滞留している。
特に若年層の失業率が二桁台と高く、そこに不満が溜まっていた。

人口が伸びているのは農村地域なのだが、農業だけでは労働人口を吸収できなくなってきた。

(モディ政権の成果)

生活インフラの整備と充実した福祉政策。
ガスや電力や水が行きわたったり、銀行口座、携帯の普及。
インドのマイナンバーのような個人番号で直接的な現金給付を効率よく行えるようにした。

産業政策
補助金を出して生産を促した。
形態や電子機器の半導体分野で投資を引き付けることができた。

もともとはインド人民党(BJP)は都市部の高カーストが支持層だったが、より広い層に支持が広がった。

ヒンドゥー教至上主義のような人気取りも多かった。
逆に言えば、ムスリム層への締め付けが多かった。

それが今回は民族間の溝を深めてしまい、逆効果になってしまった。


産業のGDPを見ると半分の49%がサービス業で農業がそれに次ぐ17%。
製造業はまだ13%。
労働力に対して農業の生産性の低さが表れている。
生産性の高い製造業の従事者はまだ少ない。

(第3次モディ政権の課題)
製造業の育成

土地収用法の改正でインフラ整備をより効率的に行う。
労働改正法の施工。
農民から反対にあった新農業関連法。

これらをどれだけ大胆に推し進められるかが課題。
他のアジアの成長の図式であった投資主導の成長に移れるかどうか。

これまでも製造業の強化に励んできたが、既得権益の抵抗が強くてなかなか改革が進まなかった。

インドのインフレはインフレ目標の上限は超えず、かなり落ち着いている。

現在、もっとも価格が上昇しているのが気性の影響を受ける食品価格。
玉ねぎなどの野菜価格は重要。

原油の国際価格にも影響を受ける。
LPG価格を引き下げることによって燃料価格を抑えている。
食料品の上昇とLPGの下落で相殺し物価が落ち着いている。

生産年齢人口が伸び続けるのが2050年まで。
それまでに人口を活かせる産業を作れるかどうか。

インド経済に関しては時間軸に注意。
短期的には、豊富な労働力を活かしての高成長。
中長期的は中国を超えることができるのか?
製造業の育成のための構造的な変革をこの3次政権で打ち出せるかどうか。

6月24日に日本株を見直してから


回復の兆しが見られてから6月26日に勢いよく上値抵抗線を超えて長かったレンジ生活が終了。

直近の底である6月17日から特に上昇したのが保険、銀行。
日本国債の10年金利が6月17日に0.925%で底を打ってから上昇したのに比例してきた。
今日は金利が少し下がった事もあり、保険、銀行が下げている

アメリカでの討論会以降、トランプ優勢になり、モルガン・スタンレーとバークレイズはトランプ氏2期目のインフレ率高止まりと高めの長期債利回りの可能性に備えるよう顧客に呼びかけた。
その流れも日本の保険、銀行業に追い風になった。


アップル関連銘柄も上昇

個人的には長い目(2~3年後以降)でみればAI化はアップルの優位性を損なうと思っているが、とりあえず足元では米史上最大規模となる1100億ドル(約16兆8300億円)相当の自社株買いの影響は大きいし、6月10日の「WWDC 2024」で独自のAIである「Apple Intelligence」の発表を市場は好感した。

本当にいいか悪いかは別にして、市場が好感しているというのが重要で、そのおかげで日本の関連企業株も上昇。

TDK(水色)、太陽誘電(緑)、村田製作所(紫)、ミネベアミツミ(赤)。

防衛予算増額

防衛省は防衛装備品を発注する際の企業側の想定営業利益率を最高15%に引き上げた。
トランプ氏がほぼ確定か?となれば日本の防衛費をGDPの3%まで引き上げろという圧力もかかりそう。

三菱重工
macdとRSIもかなり高い所に到達しているのに今日も100上げているwww
これって売り時はいつなんだろう?
おそらく来週のETF売りの影響は受けるから今週の金曜で一部利確かな?

IHIも急騰中でこれは買いそびれてしまったので見守るだけ。

川崎重工と三菱電機がまだ上昇余地があり買いたいのだが、これも来週まで待ってみる。


来週に期待したい

来週にETFの分配金捻出売りが行われるので、それを見越して今週の金曜には空売りや利益確定売りが入るだろう。
それを踏みあげられるのならこの7月は今年の1月に見られたような上昇になる。
今年2月のような上昇が8月に見られるかどうかは決算次第。
保守的なガイダンスだった日本企業がどのような決算を出すか?
賃金上昇で利益率が低下するか?
円安で利益が上昇する銘柄が目立ってくるか?

トヨタ
円がドルに対し1円円安方向に動くごとに営業利益を500億円押し上げる同社の今期想定レートは1ドル=145円のため、5月21日時点の円安水準が続いた場合は5125億円の増益要因となる計算だった。
7月3日は161.8円で8400億円の増益要因!!!

スズキも株価1800円を切ってきた。

商社
伊藤忠はすでに大きく上がってしまったがリバウンド中の三菱商事、三井物産。

そして、TDKや三菱重工、日立が好調な製造業の他の銘柄にも期待したい。

日銀短観の6月調査の先行きでは、鉄鋼、電気機械、、金属製品、生産用機械は+5%以上だったが、業務用機械は-9%。

決算ではこの短観の先行きとの同じなのか、それとも良いのか悪いのかを判断したい。

全体的に保守的だったガイダンスをどれだけ上昇修正できるのか?
賃金上昇による利益率低下など『良くなさそうだ』という見方があるので、逆にサプライズを起こせる舞台は整ったともいえる。

今週の金曜に安川電機が決算を出すので注目。

中国が発表した6月のPMIが国家統計局は2か月連続で50以下。
財新/S&Pグローバルの発表は51.8で5月の51.7から上昇と対照的な結果。

アメリカのS&Pグローバルの発表のPMIも51.6で5月の51.3から上昇している。

安川電機は来年2月までの1年間の業績については、製造業の設備投資が回復する見通しだとして、売り上げが前期比17%増の6500億円と予想しています。


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