新種牡馬サトノダイヤモンド、リアルスティールのメモ
ただただ運が良かっただけなんですが、ここ2年は新種牡馬で一番活躍した馬をPOG指名させていただきました。
一昨年はドゥラメンテのタイトルホルダーで去年はキタサンブラックのイクイノックスとシルバーステートのウォーターナビレラ。
今年はリアルスティールとサトノダイヤモンドが新種牡馬として注目を集めていますがどんな産駒が走るのかな。
サトノダイヤモンドはOrpen由来の馬体のバランスの良さが特徴。
こういう馬は普通に能力の高い母親を当てておけば子供も活躍する。
母がアルゼンチンの1000ギニー馬のダイヤモンドハンズとか。
なかでもシャケトラの妹のトラミナーがスゴク良く見えた。
ウッドマンがあるのが気になるが、スピードを見せてくれれば距離は融通が効きそう。ロベルトは無いがヘイローはあるし。バックパサーのクロスもある。
特にPOG期間の後に活躍しそう。
牝馬だけど菊花賞とか狙えそうな雰囲気がある。
海外のOrpen産駒はクリスエスなどのロベルト系と相性が良いからその方向で探すのもあり。
ダンチヒ系だからサドラーズウェルズ系との相性がいいかと思いきやOrpen産駒に母父サドラーズウェルズ系の活躍馬がほとんどいない。
その代わりに多いのがロベルト系。
短距離で活躍したWar Artist、仏2000ギニー2着Prestige Vendomeは母父がクリスエスを経由するロベルト系
仏1000ギニーを勝ったTorrestrellaは母父ベーリングでロベルトをもっていないが、その子でヘイドックの2100mGⅢで122という高レイティングを出したIntilaaqの父はロベルト系のダイナフォーマー。
既に勝ち上がっているダイヤモンドハンズもロベルト持っているし『ロベルト持ち』が走る可能性が高そうだ。
キズナ産駒のボールドルーラー系持ち、ハーツクライ産駒のヘイルトゥリーズン系持ちのようにロベルトがあるかどうかで簡単な判断ができそうだ。
残念ながら走りそうな母父シンボリクリスエスは2021年産駒からしかいない><
Orpen の要素はダンチヒ、ヘイロー、ネイティヴダンサー、リボーなのでTorrestrellaのようにネイティヴダンサー系のベーリングでもいいし、リボーを合わせるのもいい。
ロベルトxリボーのブライアンズタイムだとスピードを補う血をもつ馬がいれば面白そうだ。
トーセンダリアやディープトラスト(母父メイショウサムソン母母父ブライアンズタイム)が走るかどうか気になる。
活躍する馬はいるんだろうけど、いまいち興味を惹かれない。
そんな中でピーシャがおもしろそうだ。
兄にビッグアーサーやセキフウのいる血統。
ロベルトは無いがサドラーズウェルズの中にヘイルトゥリーズンはある。
POG期間ならリアルスティールの方が活躍しそう。
MonevassiaxKingmamboのクロスにロマンを感じるが、このクロスがあると洋芝や時計のかかる馬場向きになりそうな気がする。
難しく考えないでディープインパクトxストームキャットの先輩種牡馬キズナを参考にすればいいと思う。
キズナ産駒はストームキャットの中のセクレタリアートを刺激すると良く、母方にボールドルーラー系を持っている活躍馬が多い。
ソングライン、ディープボンド、ファインルージュ、マルタ―ズディオサ、アカイイトと皆ボールドルーラー持ち。
簡単に母父シンボリクリスエスでいいんじゃない?
特に祖母シーザリオのオールマイデイズなんて夢があるよね。
フェニックスホープ (母父シンボリクリスエス)
半兄のゴスホークケンは朝日杯勝ちで父はストームキャット系のBernstein。
ストームキャット持ちのリアルスティールとの相性はいいんじゃない?
ダマスカスがあるのもキズナと同じでいい方向に向くと思う。
スティーロポリス (母父シンボリクリスエス)
祖母が子孫に多くの活躍馬を出しているシンコウラブリィ。
普通に走るだろう。
フェブランシェ (母父クロフネ)
母母父がシアトルスルー。
パッシングスルーやスルーセブンシーズの半妹。
写真を見ると瞬発力型でトモも大きいし胸も広くて後ろ脚は曲飛。
これは走るでしょう。
父がリアルスティールになって仕上がりも早くなりそうだし楽しみ。
フェスティヴビーム (母父アグネスタキオン)
タキオンはサンデーxボールドルーラー系の組み合わせ。
祖母がグレイソヴリン系でアメリカの活躍馬なのだが兄弟はパワーが強く出てしまっている。
軽さと重さのバランスで軽さに出てくれれば活躍できる。
母父ロードカナロアも気になる配合だ。
カナロアはKingmamboとストームキャットを両方とも持っているが上手くいくかどうかはわからない。
フェアリーS勝ちのテンシノキセキの孫のクリノビッグボスが気になる。