見出し画像

凱旋門賞 2024年 枠順確定後 評価


枠順

枠と人気で買うならこの3頭

⑨8枠ルックドゥヴェガ 1人気
⑬5枠ソジー      2人気
⑦3枠ブルーストッキング 6人気

直線の約450m地点から内が広がるオープンストレッチが採用された2019年以降の枠の傾向
2023年 8(1人気)、1(3人気)、9(13人気)(15頭)
2022年 6(1人気)、2(2人気)、18(6人気)(20頭)
2021年 12(13人気)、3(2人気)2(1人気)(14頭)
2020年 4(4人気)、1(5人気)、7(3人気)(11頭)
2019年 3(5人気)、9(1人気)、1(2人気)(12頭)

3番以内から1頭は必ず馬券になっている。
海外の人気で5人気以内の馬ですね。

今年は比較的内枠で海外で人気なのは、
⑬5枠ソジー       2人気
⑦3枠ブルーストッキング 6人気

1,2人気も10番以内だと信頼性高く、馬券にならなかったのは2020年のエネイブル。
今年は、
⑨8枠ルックドゥヴェガ 1人気
⑬5枠ソジー      2人気

2023年2人気14枠9着フクム
2020年1人気5枠6着エネイブル、2人気14枠7着ストラディバリウス


フランス3歳馬の取捨

『とりあえず人気だから』というだけでルックドゥヴェガとソジーを選ぶのもありだろう。

しかし、あんまり強く見えない。
私の眼は節穴ですよ。
インターナショナルのカランダガンは良く見えたけど愛チャンピオンのエコノミクスはそれまでのレースで良く見えなかったからね。

去年の印でも◎エースインパクト〇フクム▲スルーセブンシーズ△フリーウインド△オネスト△コンティニュアスで2着を選べていない(涙)

3歳牝馬の方を買いたい。
⑯4枠アヴァンチュール
⑮6枠シュルヴィー

3歳牡馬で買いたいのは
⑪15枠サンウェイ
凱旋門賞5着シーラウェイの全弟
追い込み脚質なので展開次第だが消耗戦になれば面白い



今年の仏ダービーは不良で2分9秒81と遅かった。
ヴァデニの2022年は重馬場で2分6秒65で3秒遅い馬場。
同じ日のGⅡシャンティイ大賞典は今年2分32秒94で2022年は2分29秒16で今年が3.78秒遅い。
さらに同じ日の3歳牝馬1600mGⅡは今年の仏オークスを勝つことになるスパークリングプレンティが1分40秒05。
2022年は1分37秒25で2.8秒差。

今年の方がだいたい3秒遅いのだ。

しかし、同じ日のロワイモヨン賞は今年2分31秒27で2022年2分31秒09で0.18秒しか違わない。
そして古馬のシャンティイ大賞典よりも速いのだ。

バジリカの2021年も重馬場で仏ダービー2分7秒30、1600mが1分40秒82,ロワイモヨン賞が2分33秒11

今年のロワイモヨン賞のタイムは優れていると言えるし、勝ったアヴァンチュールはヴェルメイユ賞でもブルーストッキングと僅差の2着もある。
アヴァンチュールは『買い』でしょう。

そのアヴァンチュールに仏オークスで先着したシュルヴィーも当然有力馬だが…
仏オークスはゴール前の脚は一番良かった。
7月のロンシャンの2100mはスローからの瞬発力勝負を勝利。
ヴェルメイユ賞は外3列目先頭になったのもあるがちょーっと負けすぎ。
1,2着は内の最短距離を走ったので距離の差はある。


パリ大賞典はどうか?
今年は重(3.5)でソジーの2分31秒2(33.66:11.09-10.96-11.60)
2023年のフィードザフレイムは稍重(3.4)で2分26秒71(33.78:10.99-10.85-11.93)。ニエル2着、凱旋門8着
2022年のオネストは稍重(3.3)で2分27秒76(34.28:11.26-11.09-11.92)凱旋門10着、翌年3着
2021年のハリケーンレーンは不良(3.8)で2分33秒59(34.84:11.57-11.24-12.02)セントレジャー1着、凱旋門3着

うーん微妙

ニエル賞はどうか?
今年は重(3.6)で2分34秒33(35.28:11.69-11.46-12.11)でヴェルメイユ2分31秒53より2.8秒遅い
2023年はファンタスティックムーンが良(3.2)で2分33秒20(34.47:11.21-11.16-12.09)凱旋門11着
2022年は重(3.6)で2分32秒81(37.26:12.47-12.09-12.69)1着は出走せず
2021年は良(3.2)で2分34秒63(33.96:11.73-10.83-11.39)凱旋門8着
2019年はソットサスが良(32.)で2分27秒46でヴェルメイユ27秒63とほぼ同じ。凱旋門3着
2015年のニューベイ(凱旋門3着)は不良で2分35秒10でトレヴのヴェルメイユ2分34秒09から1秒しか違わない。

今年のニエル賞はヴェルメイユ賞から遅すぎる。

難しくするのが英ダービー2着、愛ダービー3着のアンビエンテフレンドリーのインターナショナル10着、ニエル賞最下位。
コースの得手不得手と考えようか(強引)

仏ダービー4着のゴーストライターがエクリプス3着、インターナショナル3着、愛チャンピオン5着は安定した成績で、ブルーストッキング、ロスアンゼルス、シンエンペラーらと仏ダービー上位3頭が勝負になるとも判断できる。

仏ダービー7着のサンウェイは特に頑張っている。
愛ダービー2着、キングジョージ4着、英セントレジャー3着
愛ダービーは上り1位。
凱旋門の活躍馬をだしているキングジョージで4着
英セントレジャーでは0.32差の3着
1着はこれからの長距離界をリードするかもしれない馬だし、2着はパリ大賞典2着、ヴォルティジュール2着の実績馬。
4着は英ダービー4着馬。
英セントレジャーからはハリケーンレーンが3着、去年のコンティニュアスが5着している。

キングジョージからは凱旋門賞活躍馬出ている

2019年以降は3頭しか出走のなかった2020年を除いてキングジョージの上位馬が凱旋門で4着以内に入っている。
今年のキングジョージは消耗戦でレースレベルも十分で期待できそうだ。
2着ブルーストッキング
4着サンウェイ


今年のキングジョージ(硬い良:所により良)はゴライアスが2分27秒43で勝ち、2着ブルーストッキングは0.42差
4着サンウェイは0.98差
今年はラスト7ハロンで11秒台に加速する異例の年で消耗戦になった。
勝ち馬のラスト7ハロン11.94-12.31-12.36-12.14-12.17-12.43-12.96
こんな年は珍しい。
時計もこの日の他のレースとの比較でも速く、ブルーストッキングのインターナショナル4着はこのレースの疲労を引きずっていたのではないかとも思う。

去年のキングジョージ(稍重:所により良)はフクムが2分33秒95で勝ち、0.02差2着のウエストオーバーが凱旋門2着。
去年の勝ち馬のラスト7ハロンが12.74-12.73-12.62-13.09-12.70-13.20-13.72

一昨年のキングジョージ(硬い良:所により良)はパイルドライバーが2分29秒49で勝ち、0.49差2着のトルカータータッソーが凱旋門3着。
ラスト7ハロンが12.77-12.61-13.32-12.62-12.40-12.89-13.26

2021年は1着アダイヤーが凱旋門11枠4着
2020年は1着エネイブルが凱旋門5枠6着
でもね、この年は出走3頭だけであとの2頭もソヴリンとジャパンで近走良くなかった。
2019年は1着エネイブルが凱旋門9枠2着
キングジョージ3着のヴァルトガイストが3枠1着


4連勝中の牝馬 海外9人気21倍

マルキーズドゥセヴィニエ
シユーニxニジンスキー系
非常に堅実な馬。
走り方は重心が良くてしっかりしていて好き。
馬場不問タイプ。
最後に負けた相手もインスパイラルで次のBC牝馬を勝っている強い馬。
問題は距離。

レーシングTVの評価
『この牝馬はG1を5回制覇しており、好調なスタートを切ったが、2400mの距離が大きな障害となっている。
過去3年間の17回のレースはすべて10ハロン以内で、スタミナよりもスピードが主な武器のようだ。
この馬は年齢を重ねるごとに良くなる一族の出身で、アンドレ・ファーブルは、時間とともにさらに良くなるとも主張している。
彼女の関係者は失うものは何もなく、賭けに出て挑戦することで得るものはたくさんある。
この牝馬はドーヴィルで本領を発揮し、過去2回のロートシルト賞(1600m)とジャン・ロマネ賞(2000m)の両方で優勝した。
ロンシャン競馬場のイスパーン賞(1850m)で僅差で優勝した。
彼女は大敗を喫するような馬ではなく、最高レベルでの勝利はいずれも1馬身差以上ではない。
ファーブル調教師は、この馬が最後まで走りきれると大げさに語ったかもしれないが、言葉よりも行動がものを言う。
昨年の今頃、彼はニューマーケットのサンチャリオットでこの馬を1マイル以上走らせ、インスパイラルを追い詰めた。
そして、ファーブル調教師は凱旋門賞にすべてを捧げる男だ。
彼女は、終盤に先頭にこっそりと追い上げられる前に、いつもの騎手であるアレクシス・プーチンに抑えられていたに違いない。
しかし、たとえ馬場が重馬場でなくてもこの馬が最後まで走りきるとは思えない。そう、私は言った』


評価

枠と人気で買うならこの3頭
⑨8枠ルックドゥヴェガ 1人気
⑬5枠ソジー      2人気
⑦3枠ブルーストッキング 6人気

1,2人気の信頼性は高い
⑨8枠ルックドゥヴェガ 1人気
⑬5枠ソジー      2人気

3歳牝馬の方を買いたい。
⑯4枠アヴァンチュール
⑮6枠シュルヴィー

今年のキングジョージは消耗戦でレースレベルも十分で期待できそうだ。
⑦3枠ブルーストッキング
⑪15枠サンウェイ

勝ち負け 日本の人気は想定
⑩11枠シンエンペラー  日1人、外4人
⑦3枠ブルーストッキング 日5人、外6人

2着候補
⑭10枠ロスアンゼルス 日4人、外3人
⑯4枠アヴァンチュール 日7人、外8人

3着候補
⑬5枠ソジー      日2人、外2人
⑨8枠ルックドゥヴェガ 日6人、外1人
⑪15枠サンウェイ   日16人、外12人タイ
⑮6枠シュルヴィー   日15人、外15人

次点
③2枠ファンタスティックムーン
⑥14枠コンティニュアス
⑧16枠マルキーズドゥセヴィニエ



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?