サセックスS バスラットレオン出走予定
グッドウッド競馬場の3歳以上マイルGⅠ
レースレコードは1999年のAljabrの1分35秒66
Aljabrは父ストームキャットで母父がブラッシングブルーム系で母母父がグレイソヴリン系・
サセックスSの前のアスコットのセントジェームスパレスは2着だった。
2歳にグッドウッドの重賞を勝っている
2006年に1分36秒10で勝ったCourt Masterpieceは前走アスコットのクイーンアンS2着。
前の年にグッドウッドのGⅡを勝っている。
2020年1着のMohaatherはクイーンアンSではサーカスマキシマスの5着に敗れたが7月にアスコットの右回りマイルGⅡに勝ち、サセックスSでサーカスマキシマスに3/4馬身差先着して勝った。
去年のアルコールフリーはアスコットの牝馬マイルGⅠ(不良)を勝ち、ニューマーケットで惜しい3着の後にサセックスS(重馬場)勝利。
直前のアスコットのマイルでの成績が信用できるレース。
グッドウッドのマイルコース
右回りのワンターンのコース。
最初のコーナーまでは約550mでゴールまでの直線が約800m
スタート地点は下り坂で最初の200mで3.5m下り、4コーナーの最も高い地点まで約400mで11mの上り坂。
4コーナー途中からは長い下り坂で約690mで6m下り、ラスト300mで3m上る。
前半に勾配2.75%の上り坂があるのでここで無理をすると筋肉に乳酸が溜まり後半に脚が動かなくなる。
直線に入って下り坂だが、我慢しないとゴール前の上り坂で息切れする。
過去のレースタイムからもわかるように前半の我慢が必要で速い時計の出るコースではない。
しかし、この下り坂では最高速が求められるのでストライドの大きなスピードのある馬が有利になる。
前半の上りをうまく乗り切れば日本の高速適性の高い馬でも十分に勝負できるコース。
ちなみに栗東の坂路コースの勾配が以下の通り。
『全長1,085メートル、幅員7メートル、高低差32メートル、上り勾配はスタートから300メートルまでは2.0%(約11度)、続く570メートルは3.5%(約2.0度)、100メートルは4.5%(約2.6度)、最後115メートルで1.25%(約0.7度)』
よく追切映像でみるのは3.5%の部分。
栗東の坂路を楽に上れれば大丈夫。
印
◎①Baaeed 当然
〇⑤Alcohol Free リピーター
▲②バスラットレオン 奇跡を起こすならこの馬
△④Order Of Australia 良馬場なら3着以内
△③Chindit
馬券
単勝①1000
馬単
1着① 2着⑤②④③ 4x400
1着② 2着① 200
3連単
1着① 2着⑤ 3着②④③ 3x800
1着① 2着②④③ 3着⑤②④③ 9x500
1着② 2着① 3着⑤④③ 3x100
出走予定馬
①2枠 Baaeed 4歳 61.7キロ 先行/好位
シーザスターズxキングマンボxシングスピール
全兄のHukumもG1 馬。
Hukumもヨーク、ドバイ、エプソムで重賞を勝っていて高速適性がある。
Baaeedも去年7月のグッドウッドのGⅢを6馬身差の圧勝しているようにこのコースも問題ない。
勝つ可能性が非常に高い。
⑤3枠 Alcohol Free 4歳 60.3キロ 好位
ノーネイネバーxハードスパンxフェアリーキング
去年のこのレースの勝ち馬。
前走のニューマーケットの1200mGⅠを勝って今年も順調に来ている。
去年は重馬場だったが速い馬場も問題ない。
4着以内は堅い。
⑦1枠 Modern Games 3歳 58.1キロ 先行
ドゥバウィxニューアプローチxナシュワン
仏2000ギニー馬
高速馬場が得意そうな走りをしているのでここも好走できそうだ。
仏ダービーはスタミナ切れ
前走のドーヴィル1400mは1400mのスピード勝負についていけなかった。
マイルの方が力は出せる。
古馬との力関係がどうか。
④7枠 Order Of Australia 5歳 61.7キロ 逃げ
オーストラリアxデインヒル
去年は重馬場もあり5着。
アメリカなどの平坦での実績から良馬場ならグッドウッドでも走れる。
チンディット、モダンゲームズやバスラットレオンと先行争いをすれば後半バテる。
3着候補
⑥6枠 Angel Bleu 3歳 58.1キロ
ダークエンジェルxガリレオxデインヒル
近親にハイランドリールやアイダホなど活躍馬多数。
折り合いに難があるタイプでおさえるよりも行かせた方が良さそう。
前走は馬群の中で競馬させたが後半伸びなかった。
③4枠 Chindit 4歳 61.7キロ 逃げ/先行
ウートンバセットxオアシスドリーム
アスコットのクイーンアンSは4着だったが7月のアスコットGⅡ勝ち。
2020年のMohaatherと同じパターン。
しかし、先行争い激しくなるのかな?
オッズ的には狙いたいのだが。
前に行く馬が多ければ人気2頭が有利になる。
②5枠 Bathrat Leon 4歳 61.7キロ 逃げ
キズナxニューアプローチxケープクロス
血統的には文句なし。
前走はダートでの逃げ切り勝ち。
京都金杯もだがスタートは速くなく、押して押して先頭に立つ。
今回は欧州なので少し主張すれば先頭に立たせてもらえるか?
上り坂の前に楽に先頭に立てるかどうかがカギ。
キズナ産駒は4歳になって良くなる馬も多いのでさらに成長している可能性もある。
ハイペースで厳しい流れだった札幌2歳Sで先行して3着、上位2頭はGⅠ馬。
ここにきて覚醒しているかもしれない。
最低人気は買い。
バスラットレオンは荒木助手とオイシン・マーフィー騎手が現地で調教している。
Aisian Rasing Reportにも記事になっているので興味のある方はどうぞ。
英語か広東語で日本関連の記事も多く、日本では報道されていない話もある。
マーフィーによると、バスラットレオンは馬場のアンジュレーションは問題ないだろうとのこと。
問題の精神面も問題なさそうなので期待したい。