函館2歳S ゼルトザームおめでとうございます!
土曜は外有利の函館競馬場
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内で4着以内だったのは10レース4着のダイムと函館2歳S3着のスカイキャンバス。
1着 ゼルトザーム
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浜中騎手のコメント
「返し馬から、芝の走りは良さそうだなと感じました。今日は馬場がちょっと重たかったので、それもこの馬にはプラスだったのではと思います。3コーナー辺りで手応えも良かったですし、4コーナーから合図を出すと反応があったので良いかなと思いました。ゴール直前で少し手綱を緩めた時に、馬も少し耳を立てて余裕がある仕草を見せましたし、強かったです」
ヘニーヒューズxキンカメ
母系にシャーリーハイツ、リファールといった重馬場で効果を発揮する血もある。
ヘニーヒューズ産駒はアジアエクスプレスなど芝ダート兼用もいるが高速馬場のスピード争いには劣る。
新馬戦はダート1000mで1枠からややスタート遅いが押してポジションを取りに行った。
4コーナーの出口でコーナリングを利用して外に出して押し切った。
大きめのフォームで脚をしっかり上げる走りで芝で言えばやや時計のかかる馬場を得意にする馬。
野芝の良馬場の1200mではスピード負けするタイプ。
評価しなかったのは上り3ハロンも他に3頭も近い時計の馬がいて抜きんでていなかったから。
ゼルトザームを推せた銭丸氏の根拠は『宮川氏×富田牧場は活躍馬多数』
そうなんだよね、能力の比較が難しいレースはそういう馬自身から一歩離れた理由でいいんだよね。
春の東京でノーザンの馬ってだけで買うように牧場の傾向ってあるからね。
ゼルトダームは現時点では上半身が後ろよりも強くて前輪駆動のような感じ。
芝の良馬場はスピード負けしそう。
力のいる時計のかかる馬場で期待。
2着 △ナナオ
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好スタートから2列目の2番手と絶好の位置。
しかし、4コーナーから直線で内を走らされたのが1着との差になった。
前走も加速ラップ締めしていたし函館洋芝は重不良だと小型馬が活躍するので印をつけた。
結果として2着412,3着422、4着428、5着410キロと見事に体重の軽い馬が人気に関係なく上位に入った。
3着 スカイキャンバス
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スカイキャンバスは他の馬達がスタミナを消耗してバテてしまった内ラチ沿いを走っての3着は評価できる。
今後もタフな馬場での活躍が期待できる。
でも、函館2歳sの活躍は将来性にあまり関係ないからこの冬の荒れた差し馬場でも先行して粘れるって感じかな。
母父デインヒル系でトモの筋肉も良いのでスピードも出せそうな雰囲気はある。
13着 ◎ナスティウェザー
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私の見解は『先行させて失敗』
新馬戦は先頭を走ったとはいえ、13.1 - 11.6 - 12.2 - 11.6 - 10.9という遅くゆったりとしたペースから後半に加速するという差し馬のような競馬内容。
逃げ切ったり、先行で押し切るようなタイプの馬のラップではなかった。
函館2歳Sは開催後半で特に重くなった時に差し馬が活躍するので『差してくる』この馬に有利だと思った。
それが函館2歳Sでは前半12.2-10.9-11.6と新馬戦よりも2.2秒も速いペースを2番手で先行してしまった。
今回はゲートの出が良すぎたのもあるが、次は前半におさえるレースを見てみたい。