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マイルチャンピオンシップ 2024 気になる馬達
過去の京都マイルチャンピオンシップ(MCS)の傾向
4歳の成績が良い。
前走スプリンターズSはゼンノエルシド(10着)、デュランダル(1着)の2頭がMCSを勝っている。
阪神でのMCSも含めればグランアレグリアがスプリンターズSから連勝。
今年はオオバンブルマイ(11着)が当てはまる。
スプリンターズS10着のゼンノエルシドは母父に京都◎の血プリンスリーギフト持ち。
オオバンブルマイは母母父バクシンオー!
買いです。
前走GⅡなら0.5秒差以内
例外はファインモーション0.7差(秋華賞、エリ女勝ちで京都実績◎)
ファインモーション(デインヒルxトロイxミルリーフ)
ブレイディーヴェーグ 府中牝馬勝ち、エリ女勝ち 買い
エルトンバローズ 毎日王冠0.2、MCS4着
バルサムノート 富士S0.5逃げ
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5歳でも前走スプリンターズSは好成績。
デュランダル4,5歳で連勝。
ハイペリオン系のマイナーな血とアリシドン、トムフールを血統の所で隠し味に入れる。
馬券になった4頭中3頭、4歳のゼンノエルシドを含めると4頭がオープン以上の中山マイルを勝っている。
残りの1頭のミッキーアイルも1勝クラスで中山マイルを勝っている。
今年のウインマーベルは1600mを走った事がない。
しかし、ミッキーアイルと同じくスワンSと阪急杯を勝っている。
穴馬として候補に入れるべき。
前走秋天の5頭中4頭は前走2~5人気
今年のマテンロウスカイは12人気だが0.3差5着
秋天0.5~0.7差でMCS好走したダンスインザムード、エイシンプレストンはニジンスキーとリボー。
マテンロウスカイも薄くニジンスキーとリボー持ち。
軽くは扱ってはいけない。
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2000m実績
去年は1着ナミュールが秋華賞2着
2019年は1着未出走、2着秋天2着、3着皐月賞2着大阪杯2着
2018年は1着皐月賞4着、2着皐月賞2着、3着皐月賞1着
2017年は1着皐月賞2着、2着は皐月賞4着、3着はこの時点では特になかったが後に札幌記念勝ち、秋天2着。
なぜか皐月賞上位との相性が良く2000mGⅠ実績のある馬が多く活躍している。
去年ナミュールを推した理由の一つでもある。
ナミュール 秋華賞2着
マテンロウスカイ 秋天0.3差
ブレイディーヴェーグ エリ女1着(2200m)
二ホンピロキーフ 3勝クラス2000m勝ち
タイムトゥヘヴン 京成杯2着
血統
ハービンジャー(ダンチヒ、リボー、ニジンスキー、ブラッシングブルーム、ロベルト)
ハイペリオン系のマイナーな血とアリシドン、トムフール
プリキロ、グレイソヴリン、フレンチデピュティ
ウインマーベル
ニジンスキー6x3、セントサイモン系複数、ロベルト
エルトンバローズ
ロベルト、リボー、プリキロ、トムフール
ジュンブロッサム
フレンチデピュティ、ダンチヒ、トムフール
ソウルラッシュ
リボー、カロ
マテンロウスカイ
ニジンスキー、リボー、グレイソヴリン
プリンスリーギフト持ち
オオバンブルマイ 母母父バクシンオー
二ホンピロキーフ 父母父バクシンオー
評価
勝ち負け
ナミュール
チャリン
2着候補
ブレイディーヴェーグ
ソウルラッシュ
3着候補
マテンロウスカイ 近2走の評価高い、3~5着ある
ジュンブロッサム 良馬場でこそ
ウインマーベル 内枠希望
5着前後じゃないかと思う馬
エルトンバローズ 去年4着で前走も良いが
セリフォス 成績は安定、人気が落ちて魅力的だが
フィアスプライド ブレイディーヴェーグが1着の時に3着あるかも
穴馬
オオバンブルマイ 少し足りないかもしれないが京都合いそう
馬達
チャリン
ダークエンジェルxコディアック
アホヌーラ4x5
過去のMCSの上位にはアホヌーラ持ちは少ない。
ダークエンジェル産駒の日本調教馬で京都芝の勝ち馬はいない。
これをどうとるか。
個人的にはアホヌーラは距離関係なく後半の粘りを良くする隠し味。
母父デインヒル系は〇だし、母母父のMujadilは3/4ストームキャット。
スタートはそれほど速くないが前の位置を取る
欧州では先行することが多いが、日本だと中団になると思う。
最高速も速く、平坦のドーヴィルで上がり33.28秒、ハロンでも10.91秒がある。
胸前の筋肉が良く動いていて、脚もしっかり前に伸びていながら重心は安定している。
体幹が非常に強いのだろう。
だからこそ欧州の重馬場でもフォームを崩すことなくしっかり走れている。
基本性能が恐ろしく高い。
1分31秒台の決着でも勝ち負けできるでしょう。
チャリン
前走アスコットのQEⅡ1600m直線GⅠ重~不良馬場
15.59-12.18-12.31-12.75-12.81-12.85-13.63-13.86
1人気1着
ラスト3ハロン40.34秒は1位で2位40.61と大きな差はないが、3位は41.51と大きく差がある。
特にラスト1ハロン13.86は2位14.26と0.4差で圧勝と言ってもいい。
前に馬を置いて先行し残り800mで先頭に立った。
チャリンの後ろでぴったりとマークしていた2着馬にウザ絡みされるがラスト200mで引き離し力の差を見せつけた。
2走前の重馬場ムーランドロンシャンは2着
16.01-12.43-12.40-11.96-11.75-11.74-10.84-11.77
上がり3ハロン34.37は1位で2位34.90とも大きな差。
大逃げした勝ち馬に対して仕掛けのタイミングを見誤った。
騎手のミス
3走前良馬場ジャックルマロワ1着 1分33秒98(日本式だと約1分32秒7)
公式のラップなしで映像から
38.30-60.74-1:11.91-1:22.83-1:34.02
上がり3ハロン33.28。
残り500mで先頭に立ち完勝。
ブレイディーヴェーグ
カナロアxディープインパクト
府中牝馬Sでは追切の動きが去年のエリ女前と比べてバネ感に欠けて硬いかなと思って△
それでも勝ってしまったw
今回の1週前はバネ感でてきた。
1回使って更に良くなった印象。
マイルへの対応はスタート次第。
エリ女は遅いし、府中牝馬でも少し遅い。
今回は前走で逃げた馬が1頭でしかも生粋の逃げ馬ではない。
逃げ候補は1頭だが先行好位勢は多く、中団後方の位置取りになる。
途中で位置取りを上げようにも京都の上り坂でペースアップするのは自殺行為。
府中牝馬で32.8秒を出したが、このレースは異様に速い上がりが出る事で有名。
ディアドラ様は32.3秒だし、その時の2着リスグラシューは32.6秒だ。
少し届かないと見る。
2,3着
ナミュール
ハービンジャーxダイワメジャーxフレンチデピュティ
去年は◎で1着してくれたありがたいお馬さん。
チュリーップ賞のように休み明けでも本気モードで走れる馬。
春の東京のマイルGⅠはスタート決め手流れに乗れないと厳しいレース。
今年のVMは出遅れてお話にならない。
しかも直線で馬群の中ではナミュールは本気走りできない。
外に出して前に障害物(馬)がいなくなって初めて全力を出せる馬。
Cデムーロさんならそこのところわかってくれるでしょう。
3歳とは違い食が細くなることもないし、香港マイル3着、ドバイターフ2着の実績はチャリンに挑戦する資格十分。
Vamos!
ソウルラッシュ
ルーラーシップxマンカフェxストームキャット
去年2着
今年のマイラーズカップでもあっさり勝利しているようにこのコースの相性は良い。
ナミュールと同じく春の東京マイルGⅠは苦手な馬だが今年は稍重もあって3着に入った。
富士Sの団野大成騎手のコメント
「ペースは満足のいくものでした。スムーズに運べましたが、4コーナーで仕掛けていった時は、自分が勝たせて貰った時と比べて動きが鈍かったです。休み明けのぶんだと思います。このまま無事に本番まで行ってくれれば良いと思っています」
休み明けとコース形態の差だと思う。
京都での巻き返しがある。
ジュンブロッサム
ワールドエースxクロフネ
先週のエリ女の1,2着も母内フレンチデピュティ持ちで去年のMCS1着ナミュールも母母父フレンチデピュティ。
母父クロフネは合いそう。
過去に当時のレコードを2回出していて、速い時計への適応力は高い。
32秒台の上りも5回も出している。
今週もクッション値11ならば要注目の1頭だ。
斤量が1キロ有利だったとはいえ富士Sでソウルラッシュに勝ったのも〇
馬場が悪化すると✖
戸崎騎手なので人気馬をマークする競馬をするだろう。
今回はチャリン、ブレイディーヴェーグ、ナミュールと人気が分散するのでマーク相手を間違えて不発になる可能性もあり。
セリフォス
ダイワメジャーxルアーヴル
阪神のMCS勝ち馬。
レーン騎手が上手く乗った印象。
去年の安田記念からも0.2~0.4秒差で安定しているのでチャンスはある。
人気も落ちて、そこが魅力的に見えるかもしれない。
先週のラヴェルもだが、安定して崩れない馬は人気薄で馬券になる。
ただ、京都のMCSはこの馬にとってベストの条件ではないと考える。
エルトンバローズ
ディープブリランテxブライアンズタイム
去年▲で4着(泣)
今年の毎日王冠は3着ですが大外枠からの競馬。
去年は内ラチ沿いで理想的な競馬ができて実力馬にも不利があった。
内容的には去年に劣らない。
いや、むしろ斤量58キロで今年の3着の方が価値があるまである。
2着のホウオウビスケッツが秋天で3着になったのもプラス材料。
買うかどうか非常に悩む馬だと思う。
今年も5着前後で健闘はするが3着に入るのはどうかな?
オオバンブルマイ
ディスクリートキャットxディープインパクトxバクシンオー
母にプリンスリーギフト持ち〇
去年のゴールデンイーグルは今年よりもメンバーが手薄だった。
今年の方がGⅠ馬多い。
そして去年も今年も内を伸びてきた馬が1着。
馬場バイアス的にも有利だった。
香港のチャンピオンズマイルも馬場が合わなかったかもしれないが大きく負けた。
吉村圭司調教師のコメント
「脚を温存する形でしたが、思ったよりスローペースになってしまいました。馬場も合いませんでしたね。このようなレースを経験して強くなってくれればと思います」
1着BEAUTY ETERNALの逃げ切りのラップ
24.78-23.25-12.28-11.61-11.06-11.54
オオバンブルマイは
25.54-23.37-12.32-11.61-11.26-12.15
エルトンバローズは
25.30-23.45-12.28-11.61-11.06-11.90
『馬場が合わない』のでしょうが、ラスト400mからスピードをまったくだせなかった。
去年のNHKマイルもレベル低かったし、オオバンブルマイの能力がそれほど高くないのかもしれない。
ただ、ここ2戦の1200mで見せた末脚には期待を持たせる。
キーンランドで内ラチ沿いから4コーナーで大外まで移動して1着から0.3差。
上がりも2位に0.4差をつけて際立っていた。
スプリンターズSでも1番枠から下げて馬群の中を追い込むも無理。
少し足りないかもしれないが、京都が合いそうな血統もしているので穴馬。
ウインマーベル
アイルハヴアナザーxフジキセキ
今年の京王杯SCで外3列目先頭で勝ったのを大きく評価したい。
去年のスワンSでも外枠から外3,4列目先頭でスタミナを消耗しながら0.4秒差はスゴイ。
ニジンスキー6x3でリボー、プリキロのセントサイモン系も複数あり京都適性ある。
以前は追切で動かなかったが去年後半から追切時計も良くなってきた。
1200mだと位置取りが少し厳しくなるが、1600mなら逃げ馬の後ろで先行できそうだ。
さすがにGⅠでは外で風を受けて走っては無理だと思うので内枠が欲しい。
でも今週の内が良くなかったらどうしよう。
マテンロウスカイ
モーリスxスペシャルウィークxトニービン
中山記念勝ち馬は香港やドバイでも活躍するのでドバイターフで期待していたが、逃げて最下位。
松永調教師のコメント
「マテンロウスカイは日本を発つ際、飛行機のカーゴに載せる時から緊張していたようで、20キロくらい体が減ってしまいました。それでも出走出来る態勢は整ったと思えたのですが、最後はノリが無理しなかったという感じでした」
うん、忘れよう。
ここ2戦の東京の内容は良い。
毎日王冠は残り200mで前壁で動けず。
秋天でも内で粘って粘ってゴール前では3着争いに加わっていた。
今年の秋天もレベルは高く評価できる。
好位からの粘りは他の有力馬に不利があった時にひょっこり前に出る可能性もある。
3~5着になりそう
フィアスプライド
ディープインパクトxキングマンボ
去年の府中牝馬4着は評価高い。
今年の春の東京マイルGⅠも0.2~0.5差と好走。
前走の府中牝馬もMデムーロさんが珍しくまともな騎乗で0.4差
ただ、ブレイディーヴェーグに力の差を見せつけられてしまった。
ブレイディーヴェーグが1着の時の3着候補。