紫苑S 2023 気になる馬達
外枠有利?
秋中山開幕週の記事でも書きましたが9月中山開幕週良馬場の1800m以上は外枠が勝率高いです。
紫苑Sではさらに8枠の平均オッズが22.2倍で2枠の39.3、1枠の50.4に比べても圧倒的に人気馬が集まっているので当然ともいえる。
複勝率0%の3枠は平均オッズ101.2倍なのでしょうがない結果。
むしろ平均オッズが高いのに無残な成績の2枠がヤバい。
前走コース
前走東京2400m(オークス)
ヒップホップソウル
エミュー
上り33秒台の経験
秋中山は決め手のある馬が活躍する馬場だ。
2000mの重賞で紫苑Sと金杯を比べても紫苑Sの方が時計がやや速い。
上り3ハロンでも紫苑Sの方が金杯よりも33秒台が多い。
去年の1~3着馬も全て上り33秒台の経験があった。
アグラシアド、アップトゥミ―、エミュー、ダルエスサラーム、ニシノコウフク、ヒップホップソウル、ミシシッピテソーロ、ミタマ、モリアーナ
前走重賞以外で3着に入ったのは6頭
内4頭が前走で2000m勝ち。
2頭は函館1800mで1,2着だったのが紫苑Sで3,2着になった。
基本、前走2000m勝ち。
アップトゥミ―、アマイ、グランベルナデット
おまけで1800と2200m
ミタマ(2200)、フルール、フィールザオーラ、ソレイユヴィータ
ここまでで安易に3頭。
アップトゥミ―、ヒップホップソウル、エミュー
血
2022年
1着キンカメxクロフネxサンデーxミルリーフ系
2着(キンカメxサンデーxトニービン)xデインヒル系xミルリーフ系
3着オルフェーヴルxキンカメxサンデー系xノーザンテースト
2021年
1着(ディープインパクトxストームキャット)xボールドルーラー系xサンデーxニジンスキー)
2着ドリジャxクロフネx(ボールドルーラーxプリキロ)xミスプロ
3着ディープインパクトxキンカメxブロードアピール(セクレタリアート持ち)
追切
ソレイユヴィータ
先週CWでラスト11.9-10.8
坂路でもラストがこれまでより速い12.3でギアチェンジに磨きがかかっている。
ヒップホップソウル
先週からウッド3本とも良い感じの加速ラップ
グランベルナデット
アグラシアド
ダルエスサラーム
評価
勝ち負け
ソレイユヴィータ
モリアーナ
2着候補
グランベルナデット
アップトゥミー
3着候補
ヒップホップソウル
ニシノコウフク
馬達
モリアーナ
エピファネイアx(サンデーxノーザンテースト)
追切は1週前に速い時計を出している。
ラスト1ハロンに関しては春の方がほんの少し速い。
クイーンCはレベルが高いレース。
そこで0.0差3着は大きく評価したい。
NZTは外で風を受ける時間長すぎ。
NHKは直線で内から外に出すのに手間取り、それでも最後は前と同じ脚色。
2000mならマイルよりも前でレースできそう。
速い脚ももっていて決め手勝負なれば有利。
距離は大丈夫でしょう。
ヒップホップソウル
キタサンブラックxファルブラヴxダンス
キタサン産駒は良馬場の中山は合わない。
新馬は外を不利なく走って勝ち。
フェアリーSは馬群の中で不器用に隣の馬にぶつかったり。
4コーナーで何とか外に出せたけど勢いに欠く。
フラワーCは不良馬場で外有利の馬場を大外枠から外を悠々と走れた。
得意な展開だったが後ろから来たエミューに差された。
オークスは直線前半で軽やかなステップで前に迫ったが失速。
怪物には離されたが2着には0.3秒差で上がりも3位タイは立派。
キタサン産駒は秋中山が苦手だと思う。
中山の良馬場1800m以上の成績はこちら↓
2勝はイクイノックスの有馬記念とソールオリエンスの京成杯。
2着もイクイノックスの皐月賞。
いずれも4コーナーで外をまわしている。
というか、この2頭のように力が抜けていないと良馬場の中山1800m以上では苦戦する。
ヒップホップソウルも最低限外枠を引いて外を不利なく走れないと難しい。
重馬場希望。
エミュー
ハービンジャーx(サンデーxニジンスキー系)x(ミスプロxセクレタリアート)
時計のかかる消耗戦が得意。
桜花賞内で進路探して終わり。
オークスは後方から差し脚を伸ばせず。
ドゥーラとの差は大きい。
中山でも開幕週の速い馬場で多頭数の良馬場は厳しい。
重馬場になれば面白い存在。
アップトゥミー
モーリスx(サンデーxニジンスキー)xエタン系
モーリス産駒でトムフールクロスあり〇
足長さんで大股ピッチ走法
フリージア賞は外を風よけなしで走っただけでなく、脚の運びもバラバラ。
続く1勝クラスも外で風受け><
外をマクって上から目線で勝ちにって2着…
6月は体重も12キロ増え、ようやくまともなレースで完勝。
今度は休み明けでも前回とは追切が違う。
前走から更に上昇していれば春の実績馬と勝負できる。
アマイ
(ディープインパクトxアンブライドルド)x(ヘイロー系xニジンスキー系)
11戦目で勝ち上がり
秋中山開幕週は前走逃げた馬の成績があまり良くない。
佐々木騎手は小回りの逃げ先行が得意だが果たして。
シランケド
(ダンチヒ系xブラッシンググルーム系)xディープインパクト
7月の未勝利は追切時計がかなり良くなっていてそれが結果にも表れた。
今回は前走が8月19日でそれ以降は強い追切がない。
映像見ても持ったままの馬なり以下で疲労を溜めないようにという追切。
馬自身は悪くないが重賞では他にここを目標にしてきた馬に比べて調整で劣る。
大きな馬でスピードに乗ってからの伸びが良い。
前走は追い込んで3着だったが勝った二ホンピロキーフも結構強い馬。
力はある。
ただ、前走のようにスタートで抑えると届くかどうか。
ソレイユヴィータ
スクリーンヒーローx(サドラーxナスキロ)xニジンスキー系
追切に成長が見える。
スタート良く先行できる。
小回りの内ラチ沿いを走れる器用さもある。
中山で先行するのにこの器用さは〇
4月と比べて7月の福島でストライドが大きくなって走りが向上している。
そして8月に入っての追切時計の良さ。
これは本格化来ましたね。
ミシシッピテソーロ
(ディープインパクトxアンブライドルド)xAPインディxデインヒル
さらにミルリーフやナスキロがあるので長い直線向き。
クイーンCは外4列目の先頭で脚を溜められず
NZTは後方待機で脚を溜めるも風除けなしのモリアーナを捕らえられず
NHKでもモリアーナに負け
福島1800mではソレイユヴィータに大きく離された。
そして新潟で上がり32.7で新潟2勝目。
長い直線◎、短い直線△
ニシノコウフク
サトノクラウンx(サンデーxニジンスキー系)x(サドラーxグロリアスソング)
サトノクラウン産駒は母方にナスキロの血が必要か?
タスティエーラのフレンチデピュティとクラフティワイフ、トーセンローリエのミルリーフ。
ニシノコウフクにも薄くミルリーフある。
追切でラストの反応が良かった。
2,3月の中山では外の先頭で風受けてのもの。
なんでいつも外の先頭なの?
いつも風除けなしに余計な距離を走っている。
ゴールデンハインドを例にとれば、条件さえ整えば好走できる。
伊藤大師のコメントを信じるか?
「前走は状態がもうひとつで度外視。フラワーCで善戦したときの状態にある」
グランベルナデット
(ディープインパクトxストームキャット)xボールドルーラー系xストームキャット系
勝ち上がりは中山2000m
外3列目の先頭から力の差を見せつけて勝ち。
脚の運びは速くない。
クイーンCはスタートミスって後方から。
この馬なりに頑張ったが『溜めて瞬発力』が使える馬ではないのでジワジワ追い込んで5着まで。
忘れな草賞で先行して直線抜け出し。
今までよりも足の回転も速く進歩が見れた。
追切でもラスト1ハロンが速くなっていたので成長していたのだろう。
上り33秒台がないのは不安だが持続力勝負に持ち込めばチャンス。
切れのある馬に差されそうではある。
ミタマ
(サンデーxトニービン)xストームキャット系xミルリーフ系
追切時計は2歳から変わらない。
スタートは良い。
フェアリーSは後方からになってしまい、直線に入って前壁から大外まで横に移動で力出せず。
つばき賞も直線で終始前壁でムチさえ打てず(泣)
矢車賞では相手は弱かったが大外一気を決めた。
これまでのレースを見てもわかるように馬群の中ではなく、勝負どころからスムーズに走れる外の方がいい。
ダルエスサラーム
(サンデーxノーザンテースト)xボールドルーラー系xミスプロ系
2000m?