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天皇賞・秋 2024年 気になる馬達


今週からBコースの東京競馬場

Bコース最初の週は2枠が良くないですね。
勝率だと1,3,4,8枠。
複勝だと1,3~6枠が良い。
真ん中の枠は競馬しやすい。

AコースよりもBコースは若干前有利で追い込みが少し減っている。

10月東京1~6日目A
10月東京7,8日目B
10月東京1~6日目A
10月東京7,8日目B


過去23回の天皇賞秋の傾向

牝馬でノーザンファームで1,2人気は【3-2-2-1/8】
勝率37.5%、複勝率87.5%
リバティアイランド 想定1人気

ディープインパクト産駒は勝ち切れない。
勝ったのは2014年スピルバーグ(母母父サドラーズウェルズ)2,3着でも母父か母母父ノーザンダンサー系が多い。
ジャスティンパレス  母父ヌレイエフ

前走GⅠで2着の勝率35%、複勝率57%
ソールオリエンス 宝塚記念2着

前走前走GⅡで1人気1,2着は【7-5-5-19/24】
勝率29%、複勝率71%
レーベンスティール オールカマー1人気1着

札幌記念で1,2着は【3-2-3-7/15】
勝率20%、複勝率53%
ノースブリッジ 札幌記念1着

前走毎日王冠は0.9秒差以内と幅広く、穴馬も多い。
ほとんどの馬が東京G1 連対か重賞勝ち。
悪くても重賞連対かオープン勝ち。
ホウオウビスケッツ 東京新聞杯3着 微妙

牡馬騙馬
牝馬

牝馬でノーザンファームで1,2人気は【3-2-2-1/8】
勝率37.5%、複勝率87.5%
例外は2011年4着のブエナビスタ

今年は、
リバティアイランド 想定1人気

ディープインパクト産駒は勝ち切れない。
勝ったのは2014年スピルバーグ(母母父サドラーズウェルズ)
2,3着でも母父か母母父ノーザンダンサー系が多い。
ジャスティンパレス 母父ヌレイエフ

前走GⅠで2着の勝率35%、複勝率57%
今年はオールオリエンス 宝塚記念2着

前走GⅠ
前走GⅠ


前走前走GⅡで1人気1,2着は【7-5-5-19/24】
勝率29%、複勝率71%

今年は
レーベンスティール オールカマー1人気1着

札幌記念で1,2着は【3-2-3-7/15】
勝率20%、複勝率53%
ノースブリッジ 札幌記念1着

前走毎日王冠は0.9秒差以内と幅広く、穴馬も多い。
ほとんどの馬が東京G1 連対か重賞勝ち。
悪くても重賞連対かオープン勝ち。

今年はホウオウビスケッツが東京新聞杯3着と少したりないがどうか。

前走GⅢで馬券になったのは2頭だけ。
1頭は前年の天皇賞秋2着ダンスインザムード
もう一頭は2007年3着のカンパニー
父は東京得意なトニービン系で母母はクラフティワイフ。
これは2011年に天皇賞秋を当時のレコード勝ちするトーセンジョーダンと同じ血統。
後だしになるが天皇賞秋血統と言える。

前走GⅡ
前走GⅡ
前走毎日王冠

評価

今年もGⅠ実績馬で決まる可能性が高い。
とはいえ、実績馬も多く、過去2年のような絶対的な存在もいない。

過去2年と違うのは前半からガンガン飛ばす逃げ馬がいないと言う事。
レースを先導しそうな2頭は共に奥村厩舎で騎手は親子。
ホウオウビスケッツが先導してその後ろにノースブリッジというフォーメーションを取ってレースをコントロールするかもしれない。

1000m通過は59から60秒。
勝ち時計は1分57~58秒。
上がり33秒台前半の勝負で決め手のある馬が有利。
位置取りと仕掛けのタイミングで上下が変わる。

先週の菊花賞ではないが天皇賞秋でも不利が起きる。
2020年は⑥フィエールマンと⑦クロノジェネシスがスタート後に両脇の馬に進路を狭められながら前に出られて必要以上に下がらずを得なかった。
1000m通過60.5秒という遅いペースで上がり1位32.7と2位32.8を繰り出したが、前で有利な競馬をできたアーモンドアイに勝たれてしまった。

2022年は①マリアエレーナが最初のコーナーでノースブリッジに強引に前に入られてマリアエレーナは激しく動揺。
ノースブリッジの岩田騎手は騎乗停止処分。

何が起こるかわからないのも競馬だけど。
今週はみんなが力を出し切れますように。

今回はGⅠ実績馬以外のチャンスは少ない。

勝ち負け
リバティアイランド
べラジオオペラ

2着候補
ジャスティンパレス 2着固定?
レーベンスティール

3着候補
ソールオリエンス
ドウデュース
ダノンベルーガ 想定10人気?人気の盲点

ステラヴェローチェ 思い入れ枠

馬達

リバティアイランド
ドゥラメンテxロベルト系(母父父レッドランサム)
ジャパンカップでもスターズオンアースに先着して2着は高く評価したい。
上がりは33.9でドウデュースの33.7よりは0.2遅く、ドウデュースに逆転の余地はある。
ドバイシーマは前のシャフリヤールをとらえきれず、ゴール前ではジャスティンパレスに迫られていた。
牝馬でノーザンファームで1,2人気は【3-2-2-1/8】
勝率37.5%、複勝率87.5%
3着以内率は高いが外の馬にも1,2着のチャンスはある。
この馬に先着できるかどうかを考える。

ジャスティンパレス
ディープインパクトxヌレイエフ系xロベルト系レッドランサム
去年上り1位で2着
ハイペースで後方待機の2頭が2,3着で展開も味方した。
ドバイでもリバティアイランドとは僅差。
宝塚記念では外ラチ沿いを走った馬が有利だった。
今回は巻き返す。
ただ、去年よりもペースが落ち着きそうで中団の位置取りが必要だ。
ここ2戦を見ればそれも大丈夫そうだ。
ただ、ディープインパクト産駒は2着が多いので勝つまではどうか。

べラジオオペラ
カナロアxハービンジャー
ダービーは上り1位でタイム差なしの4着
大阪杯では先行してロングスパート戦を制した。
宝塚記念は重馬場で外有利とはいえ外側で先行して3着は優秀。
秋天でも先行できてスピードの持続力があるのは某2連覇した牝馬みたいに大きな武器になる。
1着の可能性ある。

ドウデュース
ハーツクライxシアトルスルー系
ハイレベルのダービーを勝った馬。
去年の秋天はあきらかにマッチョすぎた。
追い切りでも有馬記念でようやく沈む動きが出た。
予想は外したが、有馬記念の追切は評価した。

この秋で一番いいかもしれない。
秋天よりも絞れたジャパンカップで良くなり、今回はさらに引き締まってきたように見える。
1週前の追切で比べても秋天は確かに迫力があるが今回の方が沈む動きがあり全身を上手く使えている。
巻き返しがありそう。

https://note.com/koborinokov/n/nb2f8d606b225
有馬記念
去年の秋天

今年は去年の秋天前よりは良さそうに見える。
ドバイターフは内ラチ沿いで進路が難しかった。
この馬も、ダービー、有馬記念のように外側を差してくる方が力を出せるタイプで内側の窮屈なところではストライドを大きく伸ばせなかった。

去年の秋天は速いペースをイクイノックスをマークする位置で息を入れられなかった。
今回は武騎手でもう少し脚を溜めようとするだろう。
4コーナー出口でリバティアイランドとの距離が1馬身差以内なら勝てる可能性ある。

ソールオリエンス
キタサンブラックxモチヴェイター
京成杯や皐月賞で4コーナーで大きく外に膨らんでいるように小回りは得意ではない。
ダービーは内枠で好スタートできたので先行勢の後ろで競馬できた。
内ラチ沿いで勝ち馬の後ろ進む絶好の展開だったが差せなかった。
普通の馬なら絶好の展開だったが、この馬の場合は外を走らせた方が良かったのではないか?という疑問が消えない。
有馬記念でも内側で進路を探しながらで力出せず。
大阪杯は向こう正面でローシャムパークが前に行った後に外を壁無しに上がって行った。
3-4コーナーを外4列目先頭で最も無駄な距離を走った。
ステラヴェローチェのようにしっかりと脚を溜めていたらもう少し違った結果になったのではないか?
宝塚記念は重馬場で外差し馬場という得意なパターン。
しかし、直線でこれからという時に前をべラジオオペラとブローザホーンに狭められてしまった。
去年のイクイノックスは規格外としてもキタサンx欧州血統でソールオリエンスと共通している。
ガイアフォースも5着に頑張っているのでキタサン産駒は期待できる。
いささか『個人的な期待』が大きいがしっかり脚を溜めて直線で外に出せればチャンスはあると思う。

レーベンスティール
リアルスティールxトウカイテイオー
リアルスティール産駒は母にボルキロが必要。
レーベンスティールはターゴワイスがボルキロ(ボールドルーラー&プリンスキロ)
リアルスティール産駒の賞金上位でボルキロを持っていないのはアグラシアドだけ。
そのアグラシアドも最低限ナスキロは持っている。

レーベンスティールは母母父のリアルシャダイがロベルトXインリアリティ。
ロベルトは去年のジャスティンパレスもプログノーシスも持っているし2019年2着のダノンプレミアムも母父ロベルト系。

インリアリティも活躍馬によく見る。
ダノンベルーガの母父、コントレイルの母母父。
トーセンジョーダン、カンパニーの母母父クラフティプロスペクターはミスプロXインリアリティ。

東京競馬場は春はアメリカ血統有利で秋は欧州血統+アメリカ血統になるが、アメリカ血統の中でも前へ前への推進力をもたらすインリアリティが秋でも活躍する。

レーベンスティールの血はけっこう秋の東京に向いている。

エプソムCは好スタートから好位で流れに乗り、直線で格の違いを見せつける抜け出し方。
しかもトップハンデ59キロ。
オールカマーも好スタートから好位で流れに乗り、直線では内ラチ沿いの狭い所で進路が無いかと見られたが、ギリギリ抜け出した。

ルメール騎手にとってもアーモンドアイ的な競馬ができるレースしやすい馬。
どちらと言うとレース間隔は開けた方が良いタイプ。
香港と新潟は厩舎の輸送下手が原因。

今回の秋天はGⅠ実績馬以外は上位争いは難しいと思われるが、レーベンスティールにはチャンスがありそうだ。
好位で上がり33秒台が使えるのは魅力的。

ダノンベルーガ
ハーツクライxティズウェイ
秋天は2回走って3,4着。
去年はこの馬には時計が速過ぎた。
ドバイターフの好走から中山記念が得意だと思うし、香港カップも期待できる。
一昨年は上り2位の32.8を使っているのでペースが落ち着けばこの馬にもチャンスは出てくる。
想定10人気なので『人気の盲点』として買うべき馬。

ステラヴェローチェ
バゴxディープインパクト
大阪杯でべラジオオペラから0.1秒差は評価したい。
安田記念は外4列目先頭でノーチャンス。
札幌記念とオールカマーは悪くない競馬で足りず。
近2走はちょっと物足りないレース。
ただ、札幌では坂路追切なかったし、前走前は栗東のウッドで速い時計を出していない。
しかも前走前は木曜追切。
今回は過去2走よりも整っていそうだ。
この馬もハイレベルのダービー3着上り1位。
今回佐々木騎手。
東京は得意ではないが、以前よりは良くなっている。
思い入れのある馬なので期待する。







タスティエーラ
サトノクラウンxマンカフェ
ダービーは最も上手く乗った結果の1着。
今回は軽視したい。










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