阪神JF 予想
ただの2歳GⅠではない。
去年の1~3着が桜花賞1,2着、オークス1着、ダービー5着。
一昨年からも桜花賞2、4着、NHKマイル2着
その前もクロノジェネシス、ラッキーライラック、リスグラシュー、ハープスターなど将来のGⅠ馬がこれでもかといる。
このレースは試金石。
3着に入ることで実績の少ない2歳馬の実力が本物かどうかわかる。
阪神競馬場 1600m
一昨年までの開幕4日目ではなく、去年同様かなり使用した馬場。
12月で気温の低下とともに野芝が休眠期に入りオーバーシードした洋芝の影響が強くなる。
先週のチャレンジカップでも1着ソーヴァリアント、3着ペルシアンナイトは札幌で活躍していた。
思えば去年の1,3着も札幌2歳Sの1,2着。
洋芝での活躍馬にも注意したい。
ラブリイユアアイズは東京でもなかなかのスピードを見せていたので今の阪神でも期待できそうだ。
ナムラリコリスは右前の軽い球節炎のためにファンタジーSを回避した経緯もあるので今回は見送りか。
リコリスはけっこう面白い馬だからこの次のレースで狙いたい。
展開
2歳でまだレーススタイルが確立されていないし、前走の前半のタイムと位置取りも似たり寄ったり。
隊列は出たとこ勝負。
前走逃げた馬は抑えが効かなくなりがちなので内の④トーホウラビアンが先手をとろうとするか。
⑱パーソナルハイは2戦連続で逃げているが大外枠なのでジワジワと前に行くだろう。
内で先行争いが落ち着いたところで外から⑱が絡んでくるとペースは落ち着くことなく平均より速いペースで進みそうだ。
⑬ウォーターナビレラは今回は過去3戦よりもやや後ろの位置取りで前に馬を置くと思う。
⑭⑮⑯のどれかの後につけて⑰の近くで競馬することになるんじゃないか。
印
◎ ⑬ウォーターナビレラ
スローからの瞬発力もあるし、速いペースも経験
まだ成長途上だが3着以内にははいれるはず。
シルバーステート産駒の『器』を図る上でも重要なレース
〇 ⑰ナミュール
前半1000m65.6秒、59.7秒のどちらでも33秒前半の脚を使えた。
勝つ可能性はこの馬が一番高そう。
1番人気も納得の過去2走。
▲ ⑪ラブリイユアアイズ
ハイペースで厳しい流れになったら上位に来る
今の阪神の馬場にも合っているし楽しみ
△ ⑱パーソナルハイ
おそらく今回は外の好位からの競馬。
溜めれば終いの脚もいいモノがありそうなのを追切でみせた。
△ ⑩サークルオブライフ
外枠なら安心だったが、前に行く馬が多く、後方待機になりそうだ。
ただ、ペースも速くなりそうで展開が向きそう。
△ ⑮ダークペイジ
いいスプリンターになりそう。
距離は走ってみなければわからないけど…
次点
⑧ステルナティーア
力はあるかもしれないけど個人的に評価しづらい馬。
多分、私と馬券的相性は悪い
⑯ベルクレスタ
サークルオブライフが力を出し切れば敵わない。
⑦キミワクイーン
オタルエバーとの比較でもいいモノはある。
馬体重と輸送が不安。
馬券
単勝⑬1000
複勝⑪500
馬単
1着⑬ 2着⑰⑪ 2x300
1着⑰ 2着⑬⑪⑱ 3x400
3連単
1着⑬⑰ 2着⑬⑰⑪ 3着⑬⑪⑱⑩⑮ 15x400
ワイド⑪⑬ 700
⑬ウォーターナビレラ
POG馬!
シルバーステートxキングヘイロー
新馬戦は6番人気でしたw
シルバーステートは母シルヴァースカヤの影響が大きいのでいかにシルヴァースカヤの血を活性化させるかが肝だと思っていた。
影響力の強い母は重要。
シルヴァースカヤがロベルト系xニニスキ(母父リボー系)だからブライアンズタイムと相性が良さそう。
でもブライアンズタイムだと重くなりそうだからそれを補う軽めの血が必要。
そこでキングヘイロー。
リファールxヘイローはディープインパクトと相性〇
トムフールのクロスがあり脚の回転を良くしてくれそう。
サーゲイロードのクロスが切れのいい瞬発力を与えてくれそう。
これらがうまく行けばいいなーと妄想していたらまさかの大活躍。
こんなに仕上がりが早いはずはないのに(困惑)
胴は長めだし首も長めで前後がまだしっくりと連動できていない。
サフラン賞の直線を見ても上半身の強さと前脚の回転の速さと力強さに後ろが補助の役割しかしていない。
この上半身が強い走りはシルヴァースカヤのもの。
直線で手前を替えてからの回転の速いピッチ走法を見るとマイル以下がと思うかもしれないが、道中はストライド大きく走れているので身体がしっかりしてくれば2000mがベストじゃないか?
後ろ脚は曲飛と直飛の中間型で色々な展開に対応できる。
ファンタジーSの勝ち時計は前半のペースを考えても中のちょい上。
現時点では過去2年の勝ち馬ほどは強くない。
とはいえ、速いペースを経験できたのは〇
前向きさとスピードの違いで先行しているが、この馬の理想は前半溜めて後半爆発。
中団で溜める競馬してくれないかなー?
⑰ナミュール
ハービンジャーxダイワメジャー
ハービンジャー産駒はとりあえずノーザンダンサーを2~3本クロスさせておけばいい。
またはナタルマやアルマームード祭り。
ナミュールも母にノーザンダンサー系3本。
デインヒル系xダイワメジャーは一昨年のレシステンシアと逆の組み合わせでここは相性がいいだろう。
ナミュールは前脚の使い方がハービンジャーに似てる。
跳ねるように硬い馬場の反発力をうまく使う走り方。
新馬戦はスロー、赤松賞はちょい速いペースで同じような脚を使えたのも◎
確実に追い込んでくるだろう。
近親にマルシュロレーヌがいるのも期待させる。
⑧ステルナティーア
カナロアxファルブラヴ
ステルヴィオの全妹でよく似ているんだけど違うところもある。
後ろ脚はステルヴィオの方が後ろに流れていて、この馬の方が曲飛が強い。
腹袋もスッキリみせるし、牝馬だからか全体にシャープ。
これまで2戦ともスローからの瞬発力勝負。
サウジRCも直線で加速する時に身体がブレたりして厳しい展開でどうかな?
コマンドラインの方が体軸がしっかりしていて良かった。
ルメール騎手ですか…
嫌うと馬券を外すパターンかな?
⑪ラブリイユアアイズ
ロゴタイプxヴィクトワールピサ
サンデー3x4、インザウイングス4x4
母母母母Anna Of Saxonyが英ダービー馬アダイヤーの母母母でドンカスターの2900mGⅢ勝ち
母母のAveは英1900mGⅢと米2000mGⅠ勝ち。
クローバー賞の勝ちタイムは過去10年で最速
1000m通過約60.0秒を先行してラスト400mで加速して押し切った。
母方のスタミナ豊富だし父ロゴタイプでインザウイングスのクロスがあるからスピードの持続力が持ち味だと思う。
京王杯では少しだけスタートで遅れて先行馬の後ろに
結果的に位置取りの差が響いたか。
直線でも大きな不利ではないが斜めに走り、途中で差が開いたが最後に詰めた。
スタミナと持続力に優れているのでGⅠで厳しい流れになっても対応できそうだ。
洋芝だけでなく東京でも走れたのは大きな収穫。
⑩サークルオブライフ
エピファネイアxアドマイヤジャパン
母はヘイロー系xカーリアン(ニジンスキー)を2代続けている。
シーザリオの父がヘイローxニジンスキー系なのでうまく刺激できているか。
未勝利では1番枠から最後方に下げて600mからのロングスパートで圧勝。
アルテミスSの勝ち方は2012年2着のアユサン級。
上位候補。
Mデムーロ騎手のためにも外枠希望で。
外枠の方が出遅れても挽回しやすいし。
⑯ベルクレスタ
ドゥラメンテxニューメラス
ミスプロ3x4
トニービンとカラム―ンでグレイソヴリン系のクロス
ニューメラスの母に中にフォルリ、ニジンスキーがあり父のキンカメも刺激している。
母は2歳GⅠは8馬身差9着。
3歳春の重馬場1800mGⅢ勝ち、仏オークス8着。
4歳でアメリカに転厩して1700mG3勝ち。
母は差し追い込み型。
気性面に問題もありそう。
祖母Mare Aux Feesの子で愛セントレジャーを勝ったJukebox Jury(父もんじゅー)がいる。
ニューメラスは特に活躍馬を出していない。
姉に阪神JF9着、VM勝ちのアドマイヤリード(父ステゴ)
アルテミスSはスタートダッシュよく一時は先頭に立ちかけたが抑えて3番手に抑えた。
直線でも余裕をもって前の馬を捕まえるだけという競馬をしたらサークルオブライフに差し切られた。
クビ差だが勝ち馬とは差があると思う。
⑱ パーソナルハイ
母父シティザップはアメリカダートの2000m前後のGⅠ馬を多く輩出
逃げ先行タイプが多い。
母パーソナルダイアリーはアメリカ芝1800mGⅠを出遅れからまくり勝ち。
胴と腹袋を見ても2000m前後で持続力勝負が得意なレースではないか。
2戦目でキラーアビリティにぶっちぎられたが、直線でスムーズに走れなかった。
3戦目に勝ち上がった時に思った以上の瞬発力を見せてくれた。
これで短い距離にもある程度対応できる。
前走の赤松賞はナミュールに負けはしたが悪くない。
逃げて、早めスパートしてL3で11.0秒とい全力疾走しても失速を抑えて2着というのはこの馬の持ち味が良く出たレースだった。
今回は大外枠で無理には行かないだろうが、先行して厳しいペースになっても粘れる。
追切の動きもとても良かった。
⑦ キミワクイーン
新馬戦はラスト3ハロン11.8-10.8-11.0
スローからラスト400mで全力疾走。
新潟2歳Sは1000m通過が新馬戦より3.7秒速く、そこからレースラップ10.8-11.0。
新馬戦のラスト400m並みの全力疾走を1000~1400m区間で強いられた。
キミワクイーン自身は1400m手前ですでに失速が始まり、ラスト200mは大きく失速。
体重が軽く、素軽い動きはできるが、最高速の持続力勝負では筋肉が足りない。
10月の新馬戦と同じ東京1400mの1勝クラスでは1000m通過が58.6秒と速かったがラスト3ハロンは11.4-11.3-12.0。
11.4-11.3と新馬、新潟2歳に比べてそこまで最高速が速くなかったので最後の失速もオタルエバーより少なかった。
急なギアチェンジからの最高速勝負よりも、そこそこ速いペースから勝負所で少し速くなるくらいの展開が向いている。
体重は新潟2歳よりも8キロ減っていたが、体つきは良くなっていた。
今回も強い調教をこなしてきているので力は出せそう。
ただ、現段階では1200~1400mかなー?
直線に入って手前変える時の脚の回転がメッチャ速いじゃないですか、長めの脚で回転速い。
だからギアチェンジ早くて最高速に達するのも早いんだけど直線が長かったり、距離が長いと最後の失速が大きい。
①ナムラクレア
追切の追ってからの反応良かった。
前走は1200mを2回使った影響か馬がレースペースを遅く感じて行きたがっていた。
内枠で距離ロスなく走れるし、他の馬の後ろに置いて溜める事もできそうだ。
溜めて、追い出しのタイミングを間違わなければ距離も大丈夫。
掲示板争いはできる。
有力馬に不利があった時の3着。
⑮ダークペイジ
ダークエンジェルxRoderic O'Connor
父ダークエンジェルは自身も1200mGⅠ勝ちがあるが、何と言っても千直王バターシュの父として有名。
もう一頭の代表産駒は1200mGⅠを2勝したHarry Angel。
産駒のほとんどが1200m以下の活躍馬だったのだが、今年4歳のReal Worldが1600~2000mで重賞2つ含む4連勝。
配合により距離もこなせることがわかった。
とはいえ、ダークペイジは母も1400mG3勝ち、1200mGⅢ2着で短距離志向。
りんどう賞も最後の失速が大きかった。
1600mは弱い相手なら勝負になるが強い相手だと劣るんじゃないか。
能力は高そうだから今後のスプリント路線で期待。
⑨シークルーズ
モーリスxクロフネ
東京の新馬だけでは強く押せないのだが、ペースが速くなればモーリス産駒のしぶとさが活きてきそう。
2戦目の2歳GⅠで活躍するのは難しいが、走りはスムーズで使うたびに力をつけて行きそうな印象。
今回は5~8着位に好走してポテンシャルを見せてくれそう。
⑫アネゴハダ
キズナx短距離馬は定番の組み合わせ
キレる脚はないけどスピードの持続力はなかなかのモノ。
前走は3-4コーナーで少しブレーキして下げて大外まわし。
それでもラストの脚は良かったので次に期待を持たせる内容だった。
その次がGⅠでは少し難しいのだけど、おそらく距離伸びて、ペースが速くなってもくらいついて行けると思う。
それでも掲示板に入るか入らないかといったあたりか。