香港マイル　気になる馬達

香港マイル

香港のマイル王ゴールデンシックスティの連勝を止められるだろうか。

去年の香港マイルでは一昨年の勝ち馬アドマイヤマーズに０.３６秒の差をつけて勝った。
アドマイヤマーズはその前走MCSでグランアレグリアから０.２秒差。
個人的にはゴールデンシックスティはグランアレグリアと好勝負ができる位には強いと思っている。
今年の日本馬には勝ち目はある。

評価

１着候補
ゴールデンシックスティ
ダノンキングリー

３着候補
インディチャンプ
サリオス
マザーアース
ワイクク

出走予定馬

ゴールデンシックスティ　Golden Sixty　マクリ差し
圧倒的な成績だが、スキがないわけではない。
１月のGⅠではスローペースで前有利な展開でギリギリ差し切った。
４月のGⅠでは早めに動いて最後に脚が上がり危うく差されそうになった。
常に後方待機から４角大外回しなので内前が有利な展開だと危ない。
４月は差されそうになったが終いの脚でこの馬と張り合うのは無謀。
ゴールデンシックスティに勝つなら前でレースする馬。
１１月の前走はほんの少し重めで叩き台という感じでも快勝。
今回は前走時よりも強い調教をしているのでこのレースにしっかり仕上げてきそうだ。

ワイクク　Waikuku　好位
一昨年２着で去年４着。
去年は休み明けだったが今年は叩き３戦目で去年よりもやれそうだ。
前走は２番手での競馬になったが超スローペースだったため。
香港ではゴールデンシックスティに次ぐ馬。
掲示板候補

モアザンディス　More Than This　差し
昨年の香港３冠レースではゴールデンシックスティの２，３，３着。
今年４月のGⅠではゴールデンシックスティをあわや差し切るかというレースを見せた。
ワイククに劣る。

スカイダルシ―　Sky Darci　好位/差し
GⅠ初挑戦。
少し足りない。

エクセレントプロポ―ザル　Excellent Proposal　追い込み
今年の香港３冠の１６００ｍの勝ち馬。
トップレベルとレースするのは今回が初めて。
いきなり通用するほど今年のメンバーは甘くないが大穴あればこの馬。

ラッキーエクスプレス　Lucky Express　好位/差し
足りない。

マザーアース　Mother Earth　先行/差し
前走のBCマイルはスタートで後手を踏んでいきなり進路がなくブレーキしたのが全て。
最後はいい脚で追い上げている。
同じくスタート遅かったヴァンドギャルドとの比較でもかなりいい脚。
２歳ではBCで２着に好走しているし、７月のファルマウスS（１６００ｍ）ではラスト１４００ｍを１分２０秒０４で走っている。
今年のグランアレグリアのVMのラスト１４００ｍが１分１９秒１。
ファルマウスＳのニューマーケットの方が上りがキツイのを考えればかなり速い。
以前はスタートが良かったのにここ２走はスタートが悪くなっているのが気になる。
しかし！
アスコットのQEⅡSも位置取りが後ろすぎただけでラスト６００，８００ｍは最速。
間違いなく欧州マイル路線のトップの一頭。
３着候補

インディチャンプ　冠軍車手
２０１９年は凡走しているが、内で閉じ込められて進路がなかったため。
父ステイゴールドだし香港の馬場は合うにきまっている。
全てを覆してしまう可能性もあるが、常識的には掲示板候補。
私はミラクルに期待する。

ダノンキングリー　野田賢君
中山記念の勝ち馬って海外で好走するんですよね。
ウインブライト、ネオリアリズムは香港GⅠ勝ち、ジャスタウェイとヴィクトワールピサはドバイ勝ち。
ヌーヴォレコルトも香港カップ２着、ドゥラメンテはドバイ２着。
安田記念でグランアレグリアに勝ち、毎日王冠でシュネルマイスターとタイム差なし２着。
まさに日本のトップホースの一頭。
レース間隔も十分にとったし、海外輸送でイライラしなければ勝ち負けできる。

サリオス　戰舞者
もう一度狙う。
前走のMCSはレースでの走りから叩き台のように思う。
去年も着順は悪かったが２戦目のMCSの方がいい走りをしていた。
ここでも上位争いできる能力はあるはずなんだ。

ヴァンドギャルド　陳年美酒
前走からマザーアースの方が上。