青葉賞 スキルヴィングありがとうございます!
ダービーの参考に回顧
スキルヴィングはルメール騎手が継続騎乗すればダービーで3着以内に入る確率が高い馬だ。
勝ちタイムの2分23秒9は過去3番目に速いタイムで優秀。
スキルヴィングはしかも上り最速34.1秒で勝った。
上り最速で勝った馬はハイアーゲーム(ダ3着)、ペルーサ(ダ6着)、ウインバリアシオン(ダ2着)、ショウナンラグーン(ダ6着)、アプレザンレーヴ(ダ5着)、フェノーメノ(ダ2着)、アドミラブル(ダ3着)と7頭中4頭が馬券内という好成績。
馬券になった4頭中2頭がトニービン持ち。
特にアドミラブルとは母父シンボリクリスエスも同じで血統構成似ている。
2400mを勝って青葉賞も勝ったという臨戦過程も似ている。
レースぶりはどうだったか?
1-2コーナーは外側でギリギリ風除けがあるかどうかという感じ。
向こう正面に入ってからヒシタイカンに押し出されて外で浮いてしまった。
その後はヒシタイカンの後ろにおさめる事が出来たが決して順調というレースぶりではなかった。
残り400m付近でヒシタイカンの外に出して追い出す。
長い直線で長くいい脚が使えるキタサン産駒。
母父シンボリクリスエスなので速いペースでの持続力勝負も得意。
レース前の予想通りの走り。
これに勝てるとしたら馬群の中で折り合った時のヒシタイカンくらいだろうと予想しましたが幼さが出てしまった。
向こう正面入り口で外からスキルヴィングに並ばれた時にスイッチが入ってしまったように見える。
無理やりに外に出てしまい、そこからはスキルヴィングの風除け係になってしまった。
あれでは最後までスタミナは持たず、直線で失速。
2着ハーツコンツェルトはスキルヴィングを前に見る形でじっくりと脚を溜められた。
直線では狭い所を⑦と競り合いながら突き抜けてきた。
いい根性している。
これまでは外で風を受けながらだったりとかちょっとした不利が多かったが久しぶりに普通にレースができた。
本番も馬群の中で脚を溜められれば上位に食い込める可能性はある。
3着以内は難しいが5着は十分にある。
3着ティムールも京都2歳のわかりやすい不利以外にもスムーズな競馬ができていなかったのでこれくらいは走れる馬。
キズナ産駒で母にボールドルーラーがあるかどうかは大事。
キズナ産駒の獲得賞金上位6頭は全て母がボールドルーラー持ち。
キズナ産駒の『格』を考える時には母にボールドルーラーがあるかで判断。